■スポンサードリンク
ねむりねずみ
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
ねむりねずみの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いくつかの歌舞伎の台本を引用しながら、話は進んでいきます。 歌舞伎を知らない読者も読み進めていく事は出来るのですが、背景がぼやけます。 演じている時に起こった殺人事件であるのに、映像が浮かんでこないのです。 『愛』ゆえに散った命は、理不尽な運命を知らず。 『愛』とは何かと模索した役者妻と『愛』とは舞台上のものと言う役者。 この平行線を辿った歌舞伎役者の夫婦生活こそが、ミステリーだとも言える。 主題がはっきりしないので、読後感が悪かったです。 歌舞伎を知っている方なら、違った要素を見出せるのかもしれませんが!? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
失語症状を呈し始め役者生命の危機に瀕する若手歌舞伎役者と、後ろめたさを忍びつつ夫を気遣う若妻。 第一幕に描かれる危うい夫婦像から一転、第二幕は劇場内の怪死事件へ。 歌舞伎ミステリーです。 怪死事件の調査を通じて、歌舞伎の裏側が覗ける。 歌舞伎の知識が全くない私でもすらすら読むことはできたが、あまり楽しめなかった。 途中で嫌になるのではなく、結末が楽しめなかった。 そして、この作者独特の暗く歪んだ恋愛。 歌舞伎の知識のなさと合わさって、もはやわけがわかりません。 結末を知っても、そういうもんなんだ、という感想しか湧かない。 歌舞伎に造詣が深い人なら、また違ってくると思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作家は詐欺師だと思う。 でも心地よく騙してくれれば快感だし 特にミステリー作家はそうする義務がある。だけどこの作品は…。歌舞伎の世界を題材にした必然性が弱い。別人が各々一人称で話を進める意味が 単に作家の書きやすいスタイルだからという 意味以上のなにもない気がした。ましてや解決に至るまでの伏線が不十分。要は大きな嘘をつくまでに 読者にかけるべき催眠術がいい加減だったから やらせに協力させられた不快感が残る。個人的には期待が大きかった分 失望も大きかった。文章の魅力はあるだけに 違うジャンルでの活躍を期待。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!