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ねむりねずみ



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【この小説が収録されている参考書籍】
ねむりねずみ (黄金の13)
ねむりねずみ (創元推理文庫)

ねむりねずみの評価: 3.00/5点 レビュー 10件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(2pt)

歌舞伎役者の生活そのものがミステリー!!

いくつかの歌舞伎の台本を引用しながら、話は進んでいきます。
歌舞伎を知らない読者も読み進めていく事は出来るのですが、背景がぼやけます。
演じている時に起こった殺人事件であるのに、映像が浮かんでこないのです。

『愛』ゆえに散った命は、理不尽な運命を知らず。
『愛』とは何かと模索した役者妻と『愛』とは舞台上のものと言う役者。
この平行線を辿った歌舞伎役者の夫婦生活こそが、ミステリーだとも言える。

主題がはっきりしないので、読後感が悪かったです。
歌舞伎を知っている方なら、違った要素を見出せるのかもしれませんが!?
ねむりねずみ (黄金の13)Amazon書評・レビュー:ねむりねずみ (黄金の13)より
448801254X
No.2:
(2pt)

よくわからない

失語症状を呈し始め役者生命の危機に瀕する若手歌舞伎役者と、後ろめたさを忍びつつ夫を気遣う若妻。
第一幕に描かれる危うい夫婦像から一転、第二幕は劇場内の怪死事件へ。

歌舞伎ミステリーです。
怪死事件の調査を通じて、歌舞伎の裏側が覗ける。

歌舞伎の知識が全くない私でもすらすら読むことはできたが、あまり楽しめなかった。
途中で嫌になるのではなく、結末が楽しめなかった。

そして、この作者独特の暗く歪んだ恋愛。
歌舞伎の知識のなさと合わさって、もはやわけがわかりません。
結末を知っても、そういうもんなんだ、という感想しか湧かない。

歌舞伎に造詣が深い人なら、また違ってくると思います。
ねむりねずみ (黄金の13)Amazon書評・レビュー:ねむりねずみ (黄金の13)より
448801254X
No.1:
(1pt)

詐欺師としてはまだ見習中かも

作家は詐欺師だと思う。
でも心地よく騙してくれれば快感だし
特にミステリー作家はそうする義務がある。だけどこの作品は…。歌舞伎の世界を題材にした必然性が弱い。別人が各々一人称で話を進める意味が
単に作家の書きやすいスタイルだからという
意味以上のなにもない気がした。ましてや解決に至るまでの伏線が不十分。要は大きな嘘をつくまでに
読者にかけるべき催眠術がいい加減だったから
やらせに協力させられた不快感が残る。個人的には期待が大きかった分
失望も大きかった。文章の魅力はあるだけに
違うジャンルでの活躍を期待。
ねむりねずみ (黄金の13)Amazon書評・レビュー:ねむりねずみ (黄金の13)より
448801254X

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