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【篠田節子】
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死神の評価:
4.08/5点 レビュー 12件。 D ランク
Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点4.08pt
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。 未読の方はご注意ください
波瀾万丈
4点だけどおすすめ
ケースワーカーの仕事は、もちろん一筋縄ではいかないが、まず感じた事は、
ケースワーカー自身の人生が、滑らかに回転していない場合も多い。
一つの例は、表題作の「死神」にも描かれている。
元子の人生も然り、だ。
ケーワーカーは完璧に近い人間ではなく、我々同様に、欠点だらけの人間だという事だ。
欠点だらけの人間が、人生に疲れた人々に、個々に深く立ち入って対応する。
生活保護費は、十分に適切には配分されていない。
しかし、色々なケースを見ていると、完璧な人間とは到底言えないケースワーカーだからこそ、
波瀾万丈の人生を生き抜いて、疲れ果てた人々に対応出来るのだと思う。
物語は、社会の暗い部分ばかりを描くのではない。
少しファンタジックな部分もあるが、人生の希望的側面も垣間見る。
それらは、生活保護費という、金銭で測れるものではない。
ケースワーカーの仕事を通じて、人の内面や生き様を描こうとしている。