ねじまき鳥クロニクル 第3部 鳥刺し男編

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評判

ねじまき鳥クロニクル 第3部 鳥刺し男編の評価:

4.08/5点 レビュー 132件。 B ランク

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平均点4.08pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全266件 61〜80 4/14ページ
No.206
(4pt)

誰も白米を食べない

第1部、第2部と読み継ぎ、最も分厚い第3部に至って、ストーリーは一気に加速し、スピードを上げてラストになだれ込んでいく。事実、文庫本3冊は同時刊行だったが、単行本のとき、3部はかなり時間を空けての発表だったようで、その分、第3部はタッチもテンポもダイナミックになっている。という次第で、物語も登場人物も多義性を増し、いろんな想像を許す構成になっているように読めた。

 ギギーッ、と啼くらしい「ねじまき鳥」はもとより、主人公が潜り込む「井戸」や、主人公の顔に突然できる「大きなアザ」、不思議な姉妹の加納クレタとマルタ、不思議な母子の赤坂ナツメグとシナモン、さらに人に不快感を与えるだけの男、牛河、シベリアの収容所の話などなど、いろいろなシーンがメタファー色強く混在し、最大のナゾともいうべき綿谷ノボルなる人物の実相も見えないまま。しかし、どんな奇妙な展開であっても「不自然な感じがしない」(どことなく必然性がうかがえる)という筆力がキープされ、とうとう全部が見通せないまま、最後まで付き合わされた。

 なお、1部から3部にわたり、主人公らの食事の場面が何度も出てくる。ただ、手に取るのはパンかパスタ、ビスケット、サラダばかりで、誰ひとりとして白米を食べるシーンがないように思う。評者の見落としかもしれないが、ご飯だけでなく、お茶漬けやチャーハンを出さないところに、村上春樹らしい独特の固執があるようにも思った。
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)より
410100143X
No.205
(4pt)

誰も白米を食べない

第1部、第2部と読み継ぎ、最も分厚い第3部に至って、ストーリーは一気に加速し、スピードを上げてラストになだれ込んでいく。事実、文庫本3冊は同時刊行だったが、単行本のとき、3部はかなり時間を空けての発表だったようで、その分、第3部はタッチもテンポもダイナミックになっている。という次第で、物語も登場人物も多義性を増し、いろんな想像を許す構成になっているように読めた。

 ギギーッ、と啼くらしい「ねじまき鳥」はもとより、主人公が潜り込む「井戸」や、主人公の顔に突然できる「大きなアザ」、不思議な姉妹の加納クレタとマルタ、不思議な母子の赤坂ナツメグとシナモン、さらに人に不快感を与えるだけの男、牛河、シベリアの収容所の話などなど、いろいろなシーンがメタファー色強く混在し、最大のナゾともいうべき綿谷ノボルなる人物の実相も見えないまま。しかし、どんな奇妙な展開であっても「不自然な感じがしない」(どことなく必然性がうかがえる)という筆力がキープされ、とうとう全部が見通せないまま、最後まで付き合わされた。

 なお、1部から3部にわたり、主人公らの食事の場面が何度も出てくる。ただ、手に取るのはパンかパスタ、ビスケット、サラダばかりで、誰ひとりとして白米を食べるシーンがないように思う。評者の見落としかもしれないが、ご飯だけでなく、お茶漬けやチャーハンを出さないところに、村上春樹らしい独特の固執があるようにも思った。
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉―鳥刺し男編 Amazon書評・レビュー: ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉―鳥刺し男編より
4103534052
No.204
(2pt)

暗示をかけることで、つじつまを合わせようとする。

ねじまき鳥クロニクルは 三部にはいって 
急速に読むペースが落ちている。
どこか 硬質な部分 があって 引っかかるという感じだったのが
それは一部 二部のつじつまあわせのところが 
多いからかもしれないなと思った。

一部二部で『暗示』 をかけ過ぎたことへの 
『繕い』ということなんでしょうか。
暗示に手を縛られすぎたともいえる。

奥さんである クミコ を取り戻す。
というテーマは変わらないが
加納マルタ クレタ 姉妹は どこかに消え去ってしまった。
笠原メイは どんどんと大人化していく。
かわりに ナツメグとシナモンが 登場する。
そして 『牛河』が やってくる。
この『牛河』は 1Q84 にも登場する キャラクターだ。

どうも 『現実』と『非現実』が水と油のように分離してしまっているのが
このねじまき鳥クロニクルの特徴かもしれない。
自分の経験したものをベースに作り上げられている 現実
自分の想像したものをベースに作り上げていく 非現実
現実と非現実の境界線を明らかにしないのが 
作家のテクニックであるのだが
それに 成功しているとはいえない。

クミコは明らかに実在している人物をベースにして作り上げている。
マルタ、クレタは 想像の中で作り上げられた人物なので 
存在感が 不確かで、行動も不確かである。
クレタなぞは オカダトオルのベットで 素裸で眠っていて
セックスしてくれという・・・はい、はい。
ムラカミハルキさん そんな都合のいい話はないのですよ。
それでもって オカダトオルは 夢の続き・・と現実を同じ次元にしてしまう。
現実と非現実が区別できなくなっているのではなく
それは もともと非現実なんですよ。
混乱するのがおかしいのだ。

ムラカミハルキの性の系譜は渡辺淳一 宮本輝なのかも知れない。
中国では 渡辺淳一 が最も人気ある作家で 
その次が ムラカミハルキだ。
宮本輝は どうして落っこちてしまったのだろう。

オカダトオルと1Q84の天吾は 同じミームを持っている。
1Q84の天吾は 予備校の数学の教師であり、小説家を目指している。
生活を自分で成り立たせているところが オカダトオルとは違う。
オカダトオルは『何をしたいのかわからない』うえに、
法律事務所もやめて無職である。
この設定からは つながりは 希薄なものしか生まれない。

つながりを つくろうとするが、
現実的なものではない、井戸やノモンハンでつながっていく。
それは 無理というものですよ。

牛河にこだわっているのは 
ムラカミハルキの付き合っている 編集者に
このようなタイプのヒトがいるのだろう。
それをモデルにして、
ムラカミハルキテイストをたっぷりつけている。
この牛河のしゃべりは じつに 比喩が多く、
ムラカミハルキが 乗り移っているような気がする。
ひょっとしたら、一番好きな個性なのかもしれない。
それが 1Q84に ふたたび登場することになる。
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)より
410100143X
No.203
(2pt)

暗示をかけることで、つじつまを合わせようとする。

ねじまき鳥クロニクルは 三部にはいって 
急速に読むペースが落ちている。
どこか 硬質な部分 があって 引っかかるという感じだったのが
それは一部 二部のつじつまあわせのところが 
多いからかもしれないなと思った。

一部二部で『暗示』 をかけ過ぎたことへの 
『繕い』ということなんでしょうか。
暗示に手を縛られすぎたともいえる。

奥さんである クミコ を取り戻す。
というテーマは変わらないが
加納マルタ クレタ 姉妹は どこかに消え去ってしまった。
笠原メイは どんどんと大人化していく。
かわりに ナツメグとシナモンが 登場する。
そして 『牛河』が やってくる。
この『牛河』は 1Q84 にも登場する キャラクターだ。

どうも 『現実』と『非現実』が水と油のように分離してしまっているのが
このねじまき鳥クロニクルの特徴かもしれない。
自分の経験したものをベースに作り上げられている 現実
自分の想像したものをベースに作り上げていく 非現実
現実と非現実の境界線を明らかにしないのが 
作家のテクニックであるのだが
それに 成功しているとはいえない。

クミコは明らかに実在している人物をベースにして作り上げている。
マルタ、クレタは 想像の中で作り上げられた人物なので 
存在感が 不確かで、行動も不確かである。
クレタなぞは オカダトオルのベットで 素裸で眠っていて
セックスしてくれという・・・はい、はい。
ムラカミハルキさん そんな都合のいい話はないのですよ。
それでもって オカダトオルは 夢の続き・・と現実を同じ次元にしてしまう。
現実と非現実が区別できなくなっているのではなく
それは もともと非現実なんですよ。
混乱するのがおかしいのだ。

ムラカミハルキの性の系譜は渡辺淳一 宮本輝なのかも知れない。
中国では 渡辺淳一 が最も人気ある作家で 
その次が ムラカミハルキだ。
宮本輝は どうして落っこちてしまったのだろう。

オカダトオルと1Q84の天吾は 同じミームを持っている。
1Q84の天吾は 予備校の数学の教師であり、小説家を目指している。
生活を自分で成り立たせているところが オカダトオルとは違う。
オカダトオルは『何をしたいのかわからない』うえに、
法律事務所もやめて無職である。
この設定からは つながりは 希薄なものしか生まれない。

つながりを つくろうとするが、
現実的なものではない、井戸やノモンハンでつながっていく。
それは 無理というものですよ。

牛河にこだわっているのは 
ムラカミハルキの付き合っている 編集者に
このようなタイプのヒトがいるのだろう。
それをモデルにして、
ムラカミハルキテイストをたっぷりつけている。
この牛河のしゃべりは じつに 比喩が多く、
ムラカミハルキが 乗り移っているような気がする。
ひょっとしたら、一番好きな個性なのかもしれない。
それが 1Q84に ふたたび登場することになる。
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4103534052
No.202
(4pt)

満足しています

3巻は思った以上に面白かった。安く購入できて満しています。状態もすごく良いと思いました、
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)より
410100143X
No.201
(4pt)

満足しています

3巻は思った以上に面白かった。安く購入できて満しています。状態もすごく良いと思いました、
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4103534052
No.200
(4pt)

傑作だが個人的には「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」には及ばず

多くの読者の評価の高い作品だけあって、堪能できた。いつもながら、終盤の盛り上がりには、わくわくさせられた。傑作であるが、個人的には「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」には及ばなかったと感じた。
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)より
410100143X
No.199
(4pt)

傑作だが個人的には「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」には及ばず

多くの読者の評価の高い作品だけあって、堪能できた。いつもながら、終盤の盛り上がりには、わくわくさせられた。傑作であるが、個人的には「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」には及ばなかったと感じた。
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4103534052
No.198
(5pt)

主人公がとうとう妻を取り戻しに行く!

3巻目。どの巻も面白いのだけれど、3巻は特に何度も読んでしまう。
というのも、主人公が悪を倒す部分があるから。
決して、勧善懲悪くさくなく、ただ、自分が運命的に巡りあった悪と闘うというシーンが、とても印象的。
妻も主人公自身も、自分に自信はないのだけれど、勇気を出して妻を取り返そうとする。
ここまでいくつかのシーンでは、悪が勝ってきたので、そのカタキ討ちのような気がした。
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)より
410100143X
No.197
(5pt)

主人公がとうとう妻を取り戻しに行く!

3巻目。どの巻も面白いのだけれど、3巻は特に何度も読んでしまう。
というのも、主人公が悪を倒す部分があるから。
決して、勧善懲悪くさくなく、ただ、自分が運命的に巡りあった悪と闘うというシーンが、とても印象的。
妻も主人公自身も、自分に自信はないのだけれど、勇気を出して妻を取り返そうとする。
ここまでいくつかのシーンでは、悪が勝ってきたので、そのカタキ討ちのような気がした。
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉―鳥刺し男編 Amazon書評・レビュー: ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉―鳥刺し男編より
4103534052
No.196
(5pt)

迅速なご対応有難うございます。

迅速なご対応有難うございました。 商品も予想以上にきれいで満足しています。 今後ともよろしくお願いします。
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)より
410100143X
No.195
(5pt)

迅速なご対応有難うございます。

迅速なご対応有難うございました。 商品も予想以上にきれいで満足しています。 今後ともよろしくお願いします。
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉―鳥刺し男編 Amazon書評・レビュー: ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉―鳥刺し男編より
4103534052
No.194
(5pt)

小林 博

https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41ZdzgSy64L._SS300_.jpg
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)より
410100143X
No.193
(5pt)

小林 博

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ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉―鳥刺し男編 Amazon書評・レビュー: ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉―鳥刺し男編より
4103534052
No.192
(4pt)

失われたものとの会話

橇の音が聴こえ、モニターが点滅している…パソコン通信を使った会話 ここが最大に盛り上がります すごいっす
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)より
410100143X
No.191
(4pt)

失われたものとの会話

橇の音が聴こえ、モニターが点滅している…パソコン通信を使った会話 ここが最大に盛り上がります すごいっす
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4103534052
No.190
(5pt)

これしか感想はない

三部通しての感想です。 これは、もし完全な悪というものが存在するなら、それが人間の形をしていようと破壊、つまり殺していいと言っているとしか思えなかった。 以上。
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)より
410100143X
No.189
(5pt)

これしか感想はない

三部通しての感想です。 これは、もし完全な悪というものが存在するなら、それが人間の形をしていようと破壊、つまり殺していいと言っているとしか思えなかった。 以上。
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉―鳥刺し男編 Amazon書評・レビュー: ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉―鳥刺し男編より
4103534052
No.188
(4pt)

何か..こう..うーん..まあ、うん。

高一です。 面白いというより、考えさせられる 物語...上手く言えませんが読後は 芸術作品を見た後のような気分でした。
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)より
410100143X
No.187
(4pt)

何か..こう..うーん..まあ、うん。

高一です。 面白いというより、考えさせられる 物語...上手く言えませんが読後は 芸術作品を見た後のような気分でした。
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉―鳥刺し男編 Amazon書評・レビュー: ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉―鳥刺し男編より
4103534052