ねじまき鳥クロニクル 第3部 鳥刺し男編

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評判

ねじまき鳥クロニクル 第3部 鳥刺し男編の評価:

4.08/5点 レビュー 132件。 B ランク

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平均点4.08pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全266件 181〜200 10/14ページ
No.86
(5pt)

井戸の中と風呂の中。

井戸の中で僕(主人公)が延々と考えたり、夢を見たり、あっちやこっちの世界で事件と関わる。そして、様々な人たちと出会って話をする。心の中の出来事と現実の出来事がシンクロして話は進んでいく。この小説は、ひとつの精神世界で、つくったのは「村上春樹」なんだけど「村上春樹」はそのきっかけと入口を開いたんだと思う。そこに読者が入っていくと、自分も井戸の底に降りて僕(主人公)といっしょに考えることになる。すると、その深い心情が時折痛く自分に触れてくる気がする。全部は分からないし、理解できたわけでもないのだがしみじみと何かを感じる。僕(自分)は毎日約二十分、自宅の風呂に浸かりながらこの長い物語に浸った。今回が二度目の読了なのに最後まで飽きない自分がいちばん不思議だった。
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉―鳥刺し男編 Amazon書評・レビュー: ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉―鳥刺し男編より
4103534052
No.85
(5pt)

井戸の中と風呂の中。

井戸の中で僕(主人公)が延々と考えたり、夢を見たり、あっちやこっちの世界で事件と関わる。そして、様々な人たちと出会って話をする。心の中の出来事と現実の出来事がシンクロして話は進んでいく。この小説は、ひとつの精神世界で、つくったのは「村上春樹」なんだけど「村上春樹」はそのきっかけと入口を開いたんだと思う。そこに読者が入っていくと、自分も井戸の底に降りて僕(主人公)といっしょに考えることになる。すると、その深い心情が時折痛く自分に触れてくる気がする。全部は分からないし、理解できたわけでもないのだがしみじみと何かを感じる。僕(自分)は毎日約二十分、自宅の風呂に浸かりながらこの長い物語に浸った。今回が二度目の読了なのに最後まで飽きない自分がいちばん不思議だった。
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)より
410100143X
No.84
(4pt)

村上春樹の作品は初めてだったのですが。。。

他のありふれた小説と比べるととても抽象的で主題が捕らえにくい感じでした。
なので最近の若い人には読むのはちょっとキツいんじゃないかなって思います。
何が面白いって聞かれたら答えられないけど、どんどん読み込んでいってしまう不思議な感じ。そのような自分もすでに作者の世界観に引き込まれているのかもしれません。
読んで感じることは人それぞれだと思います。ちなみに自分は「目に見えない圧力」でした。。。
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉―鳥刺し男編 Amazon書評・レビュー: ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉―鳥刺し男編より
4103534052
No.83
(4pt)

村上春樹の作品は初めてだったのですが。。。

他のありふれた小説と比べるととても抽象的で主題が捕らえにくい感じでした。
なので最近の若い人には読むのはちょっとキツいんじゃないかなって思います。
何が面白いって聞かれたら答えられないけど、どんどん読み込んでいってしまう不思議な感じ。そのような自分もすでに作者の世界観に引き込まれているのかもしれません。
読んで感じることは人それぞれだと思います。ちなみに自分は「目に見えない圧力」でした。。。
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)より
410100143X
No.82
(2pt)

綿谷ノボル的な。。。

この長編をグイグイ読ませるのはさすが、という感じです。村上春樹さんの作り出す不思議な世界にはまり込んでいってしまいそうな。。
その不思議な世界は魅力的で好きなんだけれど、クミコやクレタ、シナモンも間宮中尉の話もすべて終結しないまま、この話はすべてが拡散してまっているような気がします。それが作者の意図するものなのでしょうか。この小説自体が至極綿谷ノボル的終わり方である気がします。
クレタはどこにいて実際に子供を生んだのか?痣のある獣医の力のことも、シナモンの父が何故殺されたかも、尻切れトンボのまま。
笠原メイのカツラの話は面白かったけれど。
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4103534052
No.81
(2pt)

綿谷ノボル的な。。。

この長編をグイグイ読ませるのはさすが、という感じです。村上春樹さんの作り出す不思議な世界にはまり込んでいってしまいそうな。。
その不思議な世界は魅力的で好きなんだけれど、クミコやクレタ、シナモンも間宮中尉の話もすべて終結しないまま、この話はすべてが拡散してまっているような気がします。それが作者の意図するものなのでしょうか。この小説自体が至極綿谷ノボル的終わり方である気がします。
クレタはどこにいて実際に子供を生んだのか?痣のある獣医の力のことも、シナモンの父が何故殺されたかも、尻切れトンボのまま。
笠原メイのカツラの話は面白かったけれど。
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)より
410100143X
No.80
(5pt)

渾身の力作ではないでしょうか?

約10年ぶりに読み返しました。作者渾身の力作だと、いま思います。
作者独特の節回しで、パラレルな世界にひそみ、そしてこの世界にも繋がり、顕在する、暗く暴力的なものと最後まで逃げずに戦っています。
ねじまき鳥の声を聞き、井戸を潜り、ノモンハンを抜け、最後にたどりつくクライマックスは作者の作品の中でも独特なものでは無いでしょうか、主人公のセリフに背中が痺れました。
この作品を通り抜け、海辺のカフカにいたるまで随分と時間がたっているのだな、と再確認しました。でもそれは当然のように必要な時間だったのでしょう。
長い3部作ですが、一気に読ませます、すごくおもしろかった。
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉―鳥刺し男編 Amazon書評・レビュー: ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉―鳥刺し男編より
4103534052
No.79
(5pt)

渾身の力作ではないでしょうか?

約10年ぶりに読み返しました。作者渾身の力作だと、いま思います。
作者独特の節回しで、パラレルな世界にひそみ、そしてこの世界にも繋がり、顕在する、暗く暴力的なものと最後まで逃げずに戦っています。
ねじまき鳥の声を聞き、井戸を潜り、ノモンハンを抜け、最後にたどりつくクライマックスは作者の作品の中でも独特なものでは無いでしょうか、主人公のセリフに背中が痺れました。
この作品を通り抜け、海辺のカフカにいたるまで随分と時間がたっているのだな、と再確認しました。でもそれは当然のように必要な時間だったのでしょう。
長い3部作ですが、一気に読ませます、すごくおもしろかった。
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)より
410100143X
No.78
(4pt)

文学の捧げもの

悪者に誘拐された恋人(妻)を奪還しようとする話…。古典的な勧善懲悪の活劇パターンを、村上春樹が料理するとこんなに複雑で、意味深で、謎めいた物語になるのかぁと、ため息を禁じえませんでした。
どこがどう面白いのかわかりませんが、読み出したらとまらない。本の中では「想像することがここでは命取りになるのだ」というのが一つのキーワードとして出てきますが、あれこれ想像せずにはいられなくなります。
推理小説の種明かしのように、ストンストンと腑に落ちて爽快!という読後感ではありませんが、当分身の周りに春樹ワールドが漂っているような不思議な気がします。しかもそれが心地よい。
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉―鳥刺し男編 Amazon書評・レビュー: ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉―鳥刺し男編より
4103534052
No.77
(4pt)

文学の捧げもの

悪者に誘拐された恋人(妻)を奪還しようとする話…。古典的な勧善懲悪の活劇パターンを、村上春樹が料理するとこんなに複雑で、意味深で、謎めいた物語になるのかぁと、ため息を禁じえませんでした。
どこがどう面白いのかわかりませんが、読み出したらとまらない。本の中では「想像することがここでは命取りになるのだ」というのが一つのキーワードとして出てきますが、あれこれ想像せずにはいられなくなります。
推理小説の種明かしのように、ストンストンと腑に落ちて爽快!という読後感ではありませんが、当分身の周りに春樹ワールドが漂っているような不思議な気がします。しかもそれが心地よい。
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410100143X
No.76
(5pt)

村上春樹の真骨頂

村上春樹ファンの人にとってはマスト的な一冊。彼の作風には、現実的で切ないものと、メタファーを駆使した一読では作品を把握しづらいものの二種がある。ねじ鳥に関してなら確実に後者に相当するだろう。難解で訳分かんなくて二千ページ以上読んでも結局謎だらけで終わってしまう小説だが、つまらないという事はけしてない(私はすでに三回も読んでいる)。レディオヘッドのトムヨークも絶賛の長編なのでぜひ一読されたし。ハルキムラカミの不思議な世界へご招待。
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4103534052
No.75
(5pt)

村上春樹の真骨頂

村上春樹ファンの人にとってはマスト的な一冊。彼の作風には、現実的で切ないものと、メタファーを駆使した一読では作品を把握しづらいものの二種がある。ねじ鳥に関してなら確実に後者に相当するだろう。難解で訳分かんなくて二千ページ以上読んでも結局謎だらけで終わってしまう小説だが、つまらないという事はけしてない(私はすでに三回も読んでいる)。レディオヘッドのトムヨークも絶賛の長編なのでぜひ一読されたし。ハルキムラカミの不思議な世界へご招待。
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410100143X
No.74
(4pt)

とても私的な感想

村上春樹氏の長編小説。
言葉が集積して迫ってくるような
妙な圧迫感を感じました。
この感じは・・・ドストエフスキーの『罪と罰』。同じ空気。
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉―鳥刺し男編 Amazon書評・レビュー: ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉―鳥刺し男編より
4103534052
No.73
(4pt)

とても私的な感想

村上春樹氏の長編小説。
言葉が集積して迫ってくるような
妙な圧迫感を感じました。
この感じは・・・ドストエフスキーの『罪と罰』。同じ空気。
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)より
410100143X
No.72
(5pt)

前兆、繋がり、謎

賛否両論に分かれる小説であることは明確ですね。春樹さんの読者に結末を委ねるスタイル、好きです。解明されていない謎があるけど、それは解明しても意味ないのかもしれない。
3部作を全部読んで感じたのは「繋がり」がテーマのひとつではないかということ。すべてが後で時間をかけて繋がっていく。
加納マルタはもしかしてクミコの姉とリンクしていて、クレタはクミコとリンクしていて、間宮中尉は顔のない男=虚ろな人間とリンクしていて、ボリスは綿谷ノボルと、間宮中尉は岡田トオルとリンクしてるように感じた。
コルシカはなぜかクレタの子供で、間宮中尉と暮らしているらしいし、なぜか岡田夫婦の将来の子供もコルシカの名に・・・。
「繋がり」はあちらの世界とこちらの世界を繋ぐ井戸でもある。
今、僕は一読してこんなことを考えている。
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉―鳥刺し男編 Amazon書評・レビュー: ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉―鳥刺し男編より
4103534052
No.71
(5pt)

前兆、繋がり、謎

賛否両論に分かれる小説であることは明確ですね。春樹さんの読者に結末を委ねるスタイル、好きです。解明されていない謎があるけど、それは解明しても意味ないのかもしれない。
3部作を全部読んで感じたのは「繋がり」がテーマのひとつではないかということ。すべてが後で時間をかけて繋がっていく。
加納マルタはもしかしてクミコの姉とリンクしていて、クレタはクミコとリンクしていて、間宮中尉は顔のない男=虚ろな人間とリンクしていて、ボリスは綿谷ノボルと、間宮中尉は岡田トオルとリンクしてるように感じた。
コルシカはなぜかクレタの子供で、間宮中尉と暮らしているらしいし、なぜか岡田夫婦の将来の子供もコルシカの名に・・・。
「繋がり」はあちらの世界とこちらの世界を繋ぐ井戸でもある。
今、僕は一読してこんなことを考えている。
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)より
410100143X
No.70
(3pt)

この第三部はあった方がよかったのか?

村上春樹の最高傑作「ねじまき鳥クロニクル」の完結編。彼の本は大体単行本で読んでいたんですが、初めて文庫で読んでみました。う〜ん。これは・・。あった方が良かったのか?なかった方が良かったのか?第一部第二部は良かったんだけど、これは苦しいか。という印象が拒めません。
登場人物から行くとシナモンという若いイケメンの動きのしなやかな男が白眉。ナツメグという彼の御母堂様はなんだか団塊世代の理想の女性。働き者で、自分があり、そして成功の暁には、滅茶苦茶スノッブになる女。そして、妙〜な小男、牛河(牛の皮を被った男?)の出現。この男こそ、これ以後の村上春樹を方向付ける特徴的な性格となっていると思います。この男の猥雑さが2000年以後の彼の作品を良くも悪くも多彩で騒々しいある意味ドストエフスキー的な小説に変えて行くようにみえます。
小説の纏まりからすると第三部は不思議な熱を放つこぶ?のようですが、小説家のスケールの展開という意味では、計り知れなく大きい意味を持つ里標なのかも知れません。
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉―鳥刺し男編 Amazon書評・レビュー: ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉―鳥刺し男編より
4103534052
No.69
(3pt)

この第三部はあった方がよかったのか?

村上春樹の最高傑作「ねじまき鳥クロニクル」の完結編。彼の本は大体単行本で読んでいたんですが、初めて文庫で読んでみました。う〜ん。これは・・。あった方が良かったのか?なかった方が良かったのか?第一部第二部は良かったんだけど、これは苦しいか。という印象が拒めません。
登場人物から行くとシナモンという若いイケメンの動きのしなやかな男が白眉。ナツメグという彼の御母堂様はなんだか団塊世代の理想の女性。働き者で、自分があり、そして成功の暁には、滅茶苦茶スノッブになる女。そして、妙〜な小男、牛河(牛の皮を被った男?)の出現。この男こそ、これ以後の村上春樹を方向付ける特徴的な性格となっていると思います。この男の猥雑さが2000年以後の彼の作品を良くも悪くも多彩で騒々しいある意味ドストエフスキー的な小説に変えて行くようにみえます。
小説の纏まりからすると第三部は不思議な熱を放つこぶ?のようですが、小説家のスケールの展開という意味では、計り知れなく大きい意味を持つ里標なのかも知れません。
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)より
410100143X
No.68
(5pt)

回転扉の中でダンスを踊る

あらゆる困難な状況に追い込まれていても、自分の信念を貫き通す主人公や間宮中尉の言動に心を打たれました。
自分を取り巻く環境というのは必ずしも自分で選び取ることができるものではありません。
どの回転扉の仕切りに入っても、自分なりのベストを尽くすという姿勢が大切なんだと再認識させられました。
周りにモノや情報があふれ、自分自身を見失ってしまいがちな現代人にとって、そのような姿勢は非常に大切なことだと思います。
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉―鳥刺し男編 Amazon書評・レビュー: ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉―鳥刺し男編より
4103534052
No.67
(5pt)

回転扉の中でダンスを踊る

あらゆる困難な状況に追い込まれていても、自分の信念を貫き通す主人公や間宮中尉の言動に心を打たれました。
自分を取り巻く環境というのは必ずしも自分で選び取ることができるものではありません。
どの回転扉の仕切りに入っても、自分なりのベストを尽くすという姿勢が大切なんだと再認識させられました。
周りにモノや情報があふれ、自分自身を見失ってしまいがちな現代人にとって、そのような姿勢は非常に大切なことだと思います。
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)より
410100143X