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ねじまき鳥クロニクル 第1部 泥棒かささぎ編
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ねじまき鳥クロニクル 第1部 泥棒かささぎ編の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.13pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全131件 121~131 7/7ページ
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題名がとても印象に残ったので、買って見ました。残念ながら、私には、村上ワールドへ到達できなかった。とっても悲しい、しかしながら、私達が常日頃、抱えているものを、発散すべく、ちょろちょろと、滴る水のよう、その水滴をなめるように見ていた私は、何だか一気に飲みこんでしまいたいそう言った文脈でした、定義は項目ごとに違いますが、読者の心を掴むのは簡単でしょうね。 | ||||
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描写がとても村上先生の繊細さをあらわしているかんじがしました。戦争経験者の方が、モンゴル遠征やシベリア拘留の話などを細かく語るところなど、イメージを膨らますのにちょっと苦労した感じがしました。ですが、本当にやめられなくて一週間で3巻よんでしまいました。 | ||||
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村上春樹の長編小説と言ったら私はやはり『ねじまき鳥』だろうと思います。独特の世界感はもちろんのこと、その文章の流れの持っていき方や表現のうまさがあるので、第1部からぐいぐいとひきこまれてしまいます。読んだ後とても不思議な感覚になれるのも魅力です。村上ワールドの集合体と言ったところでしょうか。。。大好きです! | ||||
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あらかじめ断っておくと私は猛烈な村上春樹ファンという程ではなく、「海辺のカフカ」を読んだあと、その読者達とのやり取りをまとめた「少年カフカ」に目を通し、その中で「ねじまき鳥」の評判がとても高かったので今回「ねじまき鳥」を読んだという程度の俄かファンです。「海辺のカフカ」を読んだときの最初の読後感と同じように、今回も他の小説家達の作品とは比較が難しい非常にオリジナリティのある作品、まさに「春樹ワールド」だなぁと強く感じました。主題になっているテーマは、人の存在や意識、暴力や死と言ったとりたてて珍しいものではないのだが、作者の軽妙な筆致とテンポのよさでファンタジー?というか非常に読み物として面白い。私は今回夏休みに離島リゾートの浜辺でゆったりと!読んだが、私のようににわかファンという方にもオススメできる作品です。 | ||||
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ひさしぶりに春樹ワールドにひきこまれた。彼らしい異次元にひきこまれるような体験、そしてそこにある世界。いつもこころよい描写とともにいっぽうでは明るいとはいえない移り変わりで物語は進行していく。先が知りたくて知りたくて読むのをやめるのに苦労した。 | ||||
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ところどころには残酷な描写があり、また、バーチャルな世界にいきなり飛んでしまうといういきなりの展開もあり、空想的な村上さんの世界が展開されます。この作品は、今までの作品の中でも、次への展開の期待感が最も高い作品でした。主人公が奥さんを取り戻すという、明快な筋があるからかもしれません。 | ||||
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岡田亨は30歳で、勤めていた法律事務所を辞め失業中。飼い猫は家出をしていて、出版社に勤めている妻のクミコは最近帰りが遅い。そんなところへ、知らない女から奇妙な電話が掛かってきて、それから僕の人生は不思議な方向へと流れ出す。変えようのない「運命」と自己の「意思」が、場面・人物を違えて何度も錯綜し衝突する、つづれ織りのような小説です。違う場面で繰り返し出てくるキーワードがいくつもあって、一見関係ないお話たちが交錯して一つにつながっていきます。私は豊富なメタファーの向こうに、氏が「書く」という行為に至った魂の遍歴のようなものを読み取ったような気がします。実は私小説的な意味合いが強い作品なのではないかと思っています。3部作なので読む前は長く感じますが、私はぐいぐいと小説世界に引き込まれていって読み終わるまで出てくることができませんでした。傑作です。 | ||||
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村上春樹の透徹した世界を深く味わえる話。比喩隠喩が重奏して心に響き、意味以上の浮揚力を持って心に沁みてくる。何気ない生活の奥深く、生きてあることの不思議さを思い起こすだろう。めくるめく闇の中、五感を失い極限を体験したとき、人はどうなるのだろうか。きっとあなたもねじまき鳥の声を聞くだろう。どうしても第2部を読まずにはいられない。 | ||||
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個人的には、村上春樹は初期のパワーのおちかたの割に、それを補うだけの成熟をしない作家だと思っていました。初期3部作は今読んでも新鮮ですが、それ以降は逆に新しい作品であるにもかかわらず新しさが失われ、初期の雰囲気だけを引きずっていて、中身のない作品が多い気がしています。が、この作品は力作だと思います。ある意味、村上春樹のもう一つの頂点といっても良いかもしれません。言い方は悪いかもしれませんが、作者の作品にしては珍しく、「きちんと小説の体裁を取っている作品」という点で評価できると思います。もちろん、人によって氏の作品に求める物はそれぞれですので、それを良いとするかどうかは価値観によると思いますが、私はこの作品は高い評価を与えてもいいと思っています。<!BR!>ですが、一般的な村上作品に対する評価基準というのは「好きかどうか」というのが非常に重要なファクターであると思うので、そういう点では期待はずれという人もけっこういるかもしれません。私も、好きかといわれたらちょっと難しいです。ですが、「力作」であることは間違いないところです。そういう軸で考えるなら、村上作品のトップ5には入ると思います。 | ||||
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この本は私が初めて読んだ村上春樹の本です。この本に出会ったのは確か小学校4年生の時。私が本好きとなるきっかけとなった本です。小学校4年生のときはよく理解できなかったけど、なぜか夢中で読んでました。今、私は大学2年生ですが、この本を何回も読み返すうちに、本の内容を素直に受け入れることができるようになってきました。本当に大好きな本です。登場人物も魅力的な人がたくさん出てきます。不思議な空間もたくさんあります。私がこの本を読んでいちばん行ってみたいと思った場所は『井戸の底』です。そこから違う世界へいけそうな気がしませんか? | ||||
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妻の失踪、行方不明の猫、突然現れた少女・・・・・・それまでは普通に仕事をし、普通に生活していた男に奇妙なことが起こりだす。そして不思議な預言者たち。彼らは何者なのか。主人公にしか見えないねじまき鳥とは一体何なのか。そして、果たして彼は今まで普通の生活を送っていたのだろうか。一見シンプルに見えるが、話は次第に先の見えない長大な物語へと変化してゆく。誰が敵で誰が見方か。主人公の岡田の目には、起こること全てが常識として受け入れがたく、また混沌として見える。彼はうまく結論を導き出すことができるのだろうか。岡田というごく一般的な市民が、目に見えない絶対的権力に抵抗する様を描いた作品である。 | ||||
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