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後催眠
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後催眠の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.95pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全19件 1~19 1/1ページ
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作品展開の悪さに憤りを感じる。 嵯峨が謎の電話を受けたことはわからずじまい。 杉並署刑事が絵美子の被害届を受理しなかった最後の部分も結論が出ない中途半端な結末。 読んでいて嫌になってきた。 一般文学通算2500作品目の感想。2021/03/06 21:20 | ||||
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高校事変を読んでから松岡作品を読むようになりました。初期に描かれた作品みたいですが、カウンセラーという仕事についてとても興味深い内容でした。凄く面白いです。 | ||||
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まあこの作家さんは凄いなあといつも思ってますが、これも「凄い」の一言。 万能鑑定士繋がりで読んだので、痛そうな展開に一つ | ||||
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「催眠」から「カウンセラー」と来て、嵯峨と言うキャラクターが好きになってきた人にとっては、幻滅してしまうかもしれない1冊。 時系列的には若き日の嵯峨と言うことなんだけれど、あまりにもキャラクターが世俗的過ぎて、嵯峨ファンにとっては残念な感じがするカモ。 | ||||
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今までからすると妙にシンプルな描写で、ミッキーマウスの憂鬱とかに通じる表現です。 本も薄手で、読みやすくなってます。あまりシリーズと繋がりはありません。 角川版と小学館版と読み比べましたが、小学館版でおかしな言い回しだったところが かなり徹底して直してあります。違いはそれぐらいです。 千里眼もThe Startの角川版から入った読者は、これだとか蒼い瞳とニュアージュ完全版、 マジシャン完全版のように簡素化された文章の方が読みやすく馴染みやすいと思います。 いつまでも小学館が小学館が言う人もいますけど、正直デザインも文章も古臭いです。 一人の無敵の女が地球を救うみたいなのを喜ぶ人たちの声に作者は十分応えたと思います。 そのぶん作家性を犠牲にしすぎました。そういう人はほうっておいて原点に戻って下さい。 | ||||
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催眠、千里眼でおなじみの嵯峨が主人公となってますが、 非常に影が薄く、嵯峨が活躍するシーンは無いですw 内容的には悲哀といったところでしょうか。 パッケージイラストのようなホラーやミステリーではありません。 | ||||
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松岡圭祐の臨床心理士リーズも呼べる二つの流れ。 よりバイオレンスな「千里眼」シリーズと、よりロマンスの色合いが濃い「催眠」シリーズの、後者の臨床心理カウンセラー嵯峨敏也を主人公にしたものの第2作です。 第2作とは言え、第1作とはほぼ完全に独立していますから、本作から読むことに支障はありません。 本作品は、もちろん心理療法を中心に据えたものですが、非常に面白い恋愛モノ、とも、サスペンスとも読める。 テンポが余りはやくない(他の作品、シリーズではこのテンポの速さが臨場感を盛り上げる、と言うところがあります)ところでページ数233と多くないですから、他の作品に比べゆったり読めた気がします。 私としては、実は別のところから大変興味を持ちました。 それは、謎解きです。マネキンや、看板からの電話、と言う部分、結構分からなかったんですね。 ま、その意味でも、標題は無理に「催眠」にこだわらず変えた方がよかったかな。 | ||||
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催眠自体かなり前に読んだのだけど、コチラのほうが面白かった。 元・臨床心理士が描く同じ世界だけに嘘はないけど、本として書かれてる部分も多々ある。 それでも、本としてちゃんと面白いので全然構わないが… 起承転結 ストーリー 面白いのに、先は読めてしまったのが残念というか。 コレに関しては、タイトルが悪いんじゃないかとも思うけど。^^; 催眠シリーズだからといって、同じ役者が活躍するかと思いきや、 今回は脇役だったように思う。 恋愛小説として美しいと思うし、こんな催眠だったら、掛けられてみたい。 | ||||
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主人公は嵯峨敏也。 細くて、二十代半ばで、ウェーブのかかった長めの髪。 職業はカウンセラー。だけど人の心は簡単には分からない。 自分の心も よく…分からない。 そんな嵯峨のもとに、ある日全く知らない女性から電話が来る。 奇妙な電話が。嵯峨が全く知らない女性はこう言う「何で私のことわかんないの?からかってんの?」 この本は読み終わった後、ふんわりとした暖かい気持ちが残ります。 決して2人が優しく楽しく過ごしたというだけの話ではなく、必ず読んでいくとあっと言わせられます。 “きみに優しさを与える人間がひとりぐらいいても、悪くはないだろう?” | ||||
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片田舎のつぶれた洋品店の窓から見える ほこりをかぶったマネキン。 乾いた埃の臭いと無機質な不気味さを体感させるような情景... ここから始まるのが遠藤周作氏の『海と毒薬』。 この「マネキン」を いま風にアレンジすると この本の書き出しになるのだろうか。形はある、顔もある、 ポーズもとっているマネキンを見ながらベールに包まれた相手からの電話に応対をする嵯峨。 都会の喧騒に包まれる中で切り取られたこの空間を頭に描いてしまった時には…すでに 松岡圭祐の巧妙な罠 にはまっている。 今回も しくじると 「鼻」につく駄作になりかねない あぶないテーマを扱っている...が、うまい! とにかく うまい!。 あらゆる伏線を駆使して 最終章に向かっていく、書き出しの不気味さが最後の最後に逆転の布石になる。 こんなこと、起こるはずがない…と思う。それを、こんなことも起こってほしい…という思いにかえてしまう。 こんな罠であれば なんどひっかかってもいい。 | ||||
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セカチューや「いま、会いにゆきます」などの原点はここにあったんですか小学館!(←ちがうか)いやほんと、感動的でせつない純愛物語です。ほんと、どんな話でも書けてしまうんですね、さすが松岡先生。 | ||||
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今までの催眠・千里眼シリーズとは大きく異なる展開に少し戸惑いながら、読み進めていました!が、これはこれはですごく形になっていておもしろいです!!物語に大きな展開はないですが、なんかハマっちゃうんですよね~。しかも数時間で読み終わってしまう、コンパクトな物語!!催眠の原点といったところか!!後催眠暗示のもつ力はスゴイね! | ||||
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「催眠」の続編かと思い手にとったので、あまりのギャップに、おや?とも思いましたが、これはこれで素晴らしい作品でした。「催眠」ほどサスペンスフルではないですが、逆にゆったりとした時間の流れがとても心地よく、ガラスの心を持つ主人公を見守る優しさが、読者全員にきっと芽生えることでしょう。深崎の抱えるトラブルが明確にされていないので、この辺をもっと書き込んでボリュームを出すこともできたはずですが、ラストに見られる深崎の深い愛情から、彼を全面的に信じることができ、これが全ての説明になっているのかなと思います。「催眠」の登場人物達が裏方に徹している点も、豪華なファンサービスでしょう。 | ||||
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「世界の中心で愛を叫ぶ」や「冬のソナタ」よりずっといいです。感動しました。表紙がホラーっぽいせいで敬遠されてるのかな? | ||||
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遠からず自分が死を迎えるとわかったとき、残される愛する人に、何が出来るだろうか…。 丁寧にはられた伏線により、展開は読めてしまうのだが(展開がある程度予想できることは、必ずしもマイナス要因ではない。好きな本なら、二度目以降すじがわかっていて読んでも面白いようなものだ)、胸にせまるロマンティック感がいい。 | ||||
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あらすじはこんな感じ↓ 一度は神経症から立ち直った木村絵美子という女性は、ある事件に巻き込まれたことから、病気が再発してしまう。 担当医の深崎透は、癌にむしばまれながらも、愛を持って絵美子に接し、治療しようとして、その一方で、絵美子も、深崎に対して愛情を抱いていた。 そして、絵美子が「自分」をとりもどした時、思いも掛け無い真実が明らかになる…。設定は同著者「催眠」の数年前となっている。嵯峨、鹿内、朝比奈が登場して、人間くささを印象付けた。でも、メインは絵美子と深崎。正直、面白い。最後は、少しだけ切ないけれど、幸せな気分になった。そして、「愛する」ということがとても難しく思えた。ページ数はそれほどないので、たくさんの人に読んでみてほしいと思います。 | ||||
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催眠と比べると短く、内容もサスペンスよりではない。しかし、こっちはこっちの良さがある。読み終えた後で、いかに自分は恵まれた環境にいる事、幸せなのか考えさせられる作品です。ゆっくり読める本だと思う。 | ||||
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本作はいわゆる催眠・千里眼シリーズからは離れた番外編であり、いつものスピード感あふれる筆致や、現実離れした面白さとは一線を画するものであり、登場人物も嵯峨が狂言回し的な役割にとどまり、本作のみに登場する等身大の男女のラブストーリーである。内容はまさに”一度きり”使用可能なオチであるが、描き出されるソフトな感情、静かな時の流れがたまらなく優しい。素晴らしい感動を伴うラストも秀逸。 | ||||
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本書は「催眠」「千里眼」シリーズの最新作で、物語の設定は「催眠」の物語の数年前となっています。あらすじはカバー文でも書かれていますが、医師と患者の恋の物語と、その関係の真実を描いた作品ですが、シリーズとしては「催眠」などとは違い、印象深いというよりも、サブ的な物語であり、期待していたシリーズとしての続きではなく、数年前の物語なだけに、やや期待ハズレとなった作品です。よりシリーズに面白さが増すという意味合いもあるでしょうが、「催眠」や「千里眼」に比べるとどうしても見劣りしてしまう物語でした。 | ||||
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