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Another(アナザー)
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Another(アナザー)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全133件 41~60 3/7ページ
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上巻がさらっと読めるせいか、下巻も同じようにテンポよく最後まで読めました。 そのせいで、この本に仕掛けられたトリックがすっと頭に入ってきてとても気持ちよく読了。 途中から始める「死人」探しは推理小説的な展開まではいきませんが楽しんで予想できました。 まさかあの方だとは思いませんでしたが…きっと主人公もびっくりしてるはず。 「いつのまにか人数が増えていた」感覚を小説の登場人物の数でやってくれるとは、流石です。 そして下巻での主人公とヒロインのやりとりは微笑ましい感じでとても良かったです。 是非綾辻さんには続編やサイドストーリーを書いていただきたいですね。 | ||||
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綾辻行人の作品を読み漁っていてたどり着いたこの作品。読んだ後にアニメ化していたと知りました。 なるほど物語といい登場人物といい、アニメ化されてもおかしくないなと思った内容でした。 綾辻さんの作品をたくさん読んでいるせいか、序盤の方向性にはかなり惑わされました。 フィクションメインのストーリーなのか、心理的な描写を主にした探偵小説なのか、かなり迷わされました。 まさに主人公と同じ気持ちでしたね。 そのためこの本の物語がどこに収束するのかふらふらしたまま下巻へと続きます。 謎めいた少女見崎鳴が際立っていたせいでせっかくのほかのクラスメイトが全然目立ってませんでしたが ヒロインという位置づけを考えるとそれはそれでよかったと思います。 あっという間の上巻でした。学園物が好きな方はおすすめ。 | ||||
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ネタバレの関係があって、 詳しくは書けないが、まあ真犯人は、 ・ 15年という時間をまたいでる人物 ・ 主人公と接触して話を聞いていたから、 ある情報を知り得た人物 ・ 犯行時間が取れていた人物 ・ 何かを隠してるが為に、ついカッとなった人物 という観点から当てる事ができた。 ( その他の諸々の消去法も並行して考えていた。) ◆ 難点 「偶然の多用はフェアじゃ無い。」という論もあり、 確かに自分もそう思う。 ひと頃、散々に批判された「エログロナンセンス」の内、 グロテスクとナンセンスが多く、 「これがあの、" 十角館の殺人 "を書いたのと同一の作者か ?」 と、やや残念ではある。 ◆ 良かった点 書き方は、「スティーブン・キング」そのまんま という感じ。 ジワジワ盛り上がっていく書き方は良かった。 最後の真犯人登場は、意外性という点で成功してたと思う。 ( 自分は、ある程度の目星が付いて驚きは少なかったが。 ) まあ別に、謎解きの難易度を下げて、 あえて「当ててもらう」手法は悪くは無い。 ようは読者が楽しめればそれで良いのだ。 満足度 70/100 点 | ||||
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怪談系学園ホラーの傑作・表紙のおにゃの子が大活躍 http://on-the-road.co/?p=878 | ||||
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今回anotherの下巻を購入しました。 まだよみきっていません。だから内容に関しては言えません。 でも良かったと思います。 それより…私がAmazonで購入した本はどれも店頭で販売している商品より人に触られていないはずなのに汚い…?感じがします。別にいいんです。気にしない方は気にしない所なので。 でも神経質な私にはいろいろ気になる感じでした。 しかしanotherに罪はないので☆4つ。 | ||||
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アニメ版→原作の順番で本作品に触れることになりましたがどちらも非常に楽しめました。 内容は本格派ミステリーなんかを期待していると「なんじゃこりゃ」となりますが 得体の知れないものが襲い掛かってくるホラーと捉えていれば全然問題ありません。 一点、意外だったのは杉浦さんと赤沢さんが原作ではほとんど出番がなかったことでしょう。 アニメ版ではかなり存在感があったので原作でも、と思っていました(個人的に杉浦さんラブなので)。 ともあれ最終的には鳴ちゃんが超絶良い子じゃないか…という結論に至るわけです。 最初はどうかと思った展開もありましたが、ああいう葛藤もたぶんに考えられるわけですし。 ちなみに、アニメ版には原作で物足りなかった箇所が良改変されて盛り込まれていますので 6時間くらいまとまった時間を取れれば一挙に見ることをオススメします(ライトなグロシーンはあります)。 | ||||
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長いが、読む価値はあると思います。 私は特に推理小説にこだわりはないので、突飛な展開や非科学的な終わり方にも抵抗がありませんので楽しめましたが、他の方々のレビューにもあるように現実的なミステリーをお望みの方はあまり高評価には成らないかもしれませんね。 私はアニメを視聴後に本作品を読んだのですが、アニメとはまるで違った人物関係などに新鮮な思いで読みすすめることができました。 確かに長いですが、その衝撃的なラストには是非とも読む価値はあり!と自信をもって進めます。 殺戮に至る病から久しぶりに驚きのラストでした。 | ||||
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すでに漫画のほうを読んでいたので、ストーリーや叙述トリックはわかっていました。それでも新鮮味を損なうことなく読めました。文体も読みやすく、一気に読み切ってしまいました。漫画やアニメとはまたひと味違うので、漫画やアニメからはいったひとは是非読んでほしいですね。 | ||||
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内容を読み進めていくうちに「これは、どういうことなんだろう?」という疑問が深まって行きました!読めば読むほど夢中になりました。 ネタバレはしたくないので詳しい内容は書きませんが、最後のほうで、ずっと謎だと思っていたことが少し分かるとスッキリします。 でもまだまだ謎はたくさんあるのでAnother(下) も読みたいと思います。というか、このミステリーは読まないと、スッキリしなくて気持ち悪いので!(笑) | ||||
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興味があって買って観ました。映画をみたのですが、絶対とばされてるのがわかったので本を買いました。面白かったです | ||||
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話にぐいぐい引き込まれました。そして、死者の正体が明らかになったとき、「やられたっ」と思いました。 最近の読んだ本の中でも、読んで良かったと思った一冊です。 今度コミック版も読んでみます。 | ||||
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ストーリーには多少の批判もありますが悪くはない。 作品中に漂い続ける不気味さと、醸し出される異端の美しさ。 エヴァンゲリオンがそうらしいように、 この作品にも、そこに留まりたくさせる世界がある。 そこそこの名作と思います。 | ||||
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上巻で謎となっていた部分が下巻で紐解かれていくわけですが、流れがスムーズで相変わらず読みやすいです。 主人公が基本的に前向きで明るいので、あまり悲壮感や不安感もなく、私のような怖がりでも楽しむことができました(笑)。 最後の場面で叙述トリックがあかされるので、私は読了後、もう一度読みました。事実を知った後でも楽しめますよ | ||||
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以前から気になっていたので購入。思っていたよりも文章が軽く、中学生や高校生(学園ものだし)に人気がありそう…と思っていたら、漫画にもなったのですね。納得。 漫画のようにさくさく読み進められますし、次の展開が(ある程度読めるものの)気になることも相まって、下巻とともに一気読みしました。 作者の他の著作を読んだことがないので何とも言えないですが、個人的には奥さんの著作のほうが好みです。 学園ホラーが好きで、気楽に読める本をお探しならお勧めです。 | ||||
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ちょっと整理してみると。 夜見山北中の三年三組には、クラスメイトの机と椅子が一人分足りなくなる年がある。 それはクラスの中に生身の死者が一人紛れ込むから。 しかし、死者本人もわからなくなるほどの記憶・記録の改竄が発生するから、誰が死者 なのかは最後までわからない(この辺りがホラーっぽいといえばホラーっぽい)。 死者が紛れ込んだ年には、三年三組の生徒やその二等親以内の親族の誰かが、毎月のよう に必ず事故死、病死、自殺、他殺で死んでゆく。 (この現象はしかしながら生徒の三等親以上の親族には及ばず、夜見山市から離れれば 生徒にも適応しないのだから、ホラーにしては死の理不尽さが簡単に回避できる都合の いい法則ではある) その死の連鎖を止める方法が過去に発見された。一人増えた分をクラスの中から誰か ひとり、クラスには「いないもの」として三年三組の生徒と担任の意識から遠ざける ことで帳尻を合わせるというもの。この対策はこれまで一定の効果はあったようだ。 しかし恒一君が三年三組に転入してきた年は、クラスの机と椅子が足りていたのにも 関わらず、死の連鎖が始まってしまった。 ここまでが上巻の要約。以下は下巻のあらすじ。 クラスの対策係は急きょ見崎鳴を、さらに転校してきた恒一君を共に「いないもの」 とすることで対策の効果を期待していたが、クラス担任の久保寺先生の自殺騒ぎで 「いないもの」をふたりに増やしても効果がないことが発覚。 そんな折、三年三組の死の連鎖を止められるもう一つの方法が、クラスのOBの話から 浮上する。その方法を確かめるために、恒一君と見崎鳴は担任代行になった副担任の 美神先生が企画した夏の合宿に参加するのだが。 ところが合宿先の施設が夜見山市内の範囲内にあったが為に、死の連鎖を食い止める 方法を実行する前に館内で(ちょっと無理やり感のある)スプラッターホラーみたいな 事態が(かなりむりやりに)突発的に発生してしまう。 見崎鳴は、死者だけが放つ独特の色が見える自身の左目を解放することで、事態を収拾 するためにクラスに混じった生身の死者を自分の手で死に返すことを実行しようとするが、 ここで鳴と合流した恒一君の逡巡ぶりがまたしても事態解決までの描写にぐだぐだと ページを費やすことになるので、歯切れが悪ったらない。 それでも恒一君の手によって、結果としてやっと三年三組に紛れ込んでいた死者を死に 還することは出来たが、これが本当に三年三組の「災厄」を終わらせることに繋がったか どうかは実は読者にはわからないまま。 翌年の三年三組に、ふたたび机と椅子が足りなくなるという事態が起こったら、夜見山市 に住み続けであろうはずの見崎鳴はOBとして何らかのアクションを起こすだろうか? 恒一君は……映画版ほどにはあてにならないだろうな。 ともあれ、徹頭徹尾殺された怨霊の恨み辛みで理不尽に殺戮が繰り返されるだけのつまら ないホラー小説より楽しめて、上下巻読破できた作者の平易な文章表現力に感謝です。 | ||||
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映画化された『アナザー』を観て、原作を読みたくなり拝読。 上下巻とも読みましたが、今回は上巻についてだけ。 初読では、とある地方都市で主人公の榊原恒一君とヒロイン見崎鳴君の邂逅と、二人が 所属する中学校三年三組の特異性の一端が明らかになるだけで終わってしまうので、 映画前半を観た時以上の徒労感を覚えてしまいました。 この本、ホントに上下巻に分けるほどの文章描写が必要だったのかって。 しかしながら、下巻も読み終わって再び上巻に戻ってみると、スローペースの上巻だけでも すでに三年三組の生徒や家族の誰かが都合4名(ということにしておく)も死んでるんですよね。 ただその4名(ということにしておく)はいずれも事故死や病死で説明がつく範囲の、あまりに 理不尽な死に方をしているとは言えないので、ホラーといえるほどのおののきはほとんど 感じられませんでした。 もともと作者がミステリ作家だということで、理不尽に、不条理につぎつぎと人々が 「殺される」恐怖感など以前に、上巻ですでに人が死ぬ揺るぎない法則性をゆっくりまったり 描写し過ぎのきらいがあるので、純粋なホラー小説だと読むには物足りない気がするのです。 しかし私はこの理詰めに近い三年三組の抱える法則と、下巻で明らかになる見崎鳴の能力が 気に入っていますので、評価は高めに設定です。 | ||||
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綾辻行人の小説らしく、衝撃的な結末が待っています。その結末に気付くチャンスはいくつかあったと思いますが、巧妙に隠していたのは綾辻さんらしいです。 上巻から続くクラスに起こる悲劇・・・しかし、ひょんなことからその手がかりとなるカセットテープを発見します。過去の同じクラスだった先輩が録音したものですが、そこに記録されていた恐るべき内容とは? そのテープが原因で風見君は酷い目に遭いますけど。 上下巻を読み終わって全体的にストーリー構成は良くできていたと思います。しかし前置きが長い、中々核心に迫らない、と言った不満要素も見受けられました。 ラストは衝撃的でしたが、見崎鳴の特殊能力(?)を考えると、あれだけストーリーを長くしてまで導かなくても?と思ってしまいます。 綾辻行人の作品としてはやや良いという印象でしたが、読んで損はない小説なのは間違いないです。 もう少しストーリーをコンパクトにまとめていれば☆5でした。 | ||||
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読者にケタグリかます類いの小説で、慣れないと唖然とするかも。慣れていれば、ちょっと無理があるような、ギリギリくらいか、という感じか。最後のネタバラシで、ちょっと言い訳っぽく辻褄合わせしてます。眼帯少女の鳴ちゃんが、かわいいです。 | ||||
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私はアニメ視聴後に原作であるこの小説を手に取りました。 が、この手のトリックを使った作品は、オチを知っているか、そうでないかで 面白味が雲泥の差がつくので先に小説を読んだ人が純粋に羨ましい。 まあ、小説からアニメはともかく、その逆のパターンには必要性をあまり感じません。 災厄の設定はやや強引な所があり人を選ぶかもしれませんが、 学校の七不思議などを絡めるなど雰囲気づくりが巧く私には非常に魅力的でした。 種明かしの際の説明はやや過剰な気がしましたが、序盤から大量の伏線を散りばめる構成力には脱帽します。 クライマックスにあたる死者を死に還す場面は、アニメより小説の方が好きです。 | ||||
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