■スポンサードリンク


波のうえの魔術師



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

波のうえの魔術師の評価: 3.97/5点 レビュー 115件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.97pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全24件 21~24 2/2ページ
<<12
No.4:
(3pt)

ドラマの方がおもしろかった

2002年に「ビッグマネー」として放映されたドラマの原作ということで、ドラマが好きだったので読んでみた。石田衣良独特の軽妙な文章でそれなりにおもしろいのだが、正直ドラマの方が物語としては完成していると思った。ドラマに比べると、一人の取るに足らない若者が一流の相場師として成長する過程がやや性急に過ぎたし、人物造形、サブストーリーにも物足りなさを感じた。映像化作品が原作を超えることはあまりないと思うのだが、この著者の作品に限って、IWGPでもドラマの方が面白いと感じただけに、皮肉にも原作者の力量よりも脚本家(どちらも宮藤官九郎だったと思う)の力量に感心してしまった。
波のうえの魔術師Amazon書評・レビュー:波のうえの魔術師より
4163202803
No.3:
(3pt)

面白いんですが

テンポもよく展開もスリリング、主人公には感情移入できて単純に楽しめた。ただ、あくどい銀行相手に復讐するというのはよいのだけれど、どうしても納得がいかないのはその手段が株価操作をして利益を得るというところ。不利益を被る人間のほとんどは他の投資家などで実際には筋違いではないか?
波のうえの魔術師Amazon書評・レビュー:波のうえの魔術師より
4163202803
No.2:
(3pt)

ちょっとむずかしいかなぁ~

 テーマは意欲的ですよね。ただ、小説のストーリーとしては古典的かな。やはりこういったテーマを扱う際はやさしい経済・株式の説明がいると思います。今回はいわゆる「空うり」の話ですよね、だとしたら信用で売っている株の値段がマーケットで値下がりする際の主人公の心的興奮に同化するにはそれなりの経済的知識があって初めて可能と思われ、読んでいて???で、調べてやっとわかりました。調べて知識が増えるのはありがたいですが、小説では物語の勢いをそぐことになってしまいますよね。 
波のうえの魔術師Amazon書評・レビュー:波のうえの魔術師より
4163202803
No.1:
(3pt)

なぜか「スティング」を思い出しました。

この本を読んで、「株っておもしろそう」などと思わないように。小説はおもしろくても、そこで使われる題材も同じだけおもしろいとは限らない。いや、違う。株はおもしろい、ただ、難しいだけだ。この小説に出てくるような、いいおじいちゃんにもし出会ったら、株をやってもいいかもしれない。厳しくて、やさしくて、実力を判断してくれて、スーツを誂えてくれるようなおじいちゃんに。ただ気を付けなければ行けない。株をやっている人は、どこでひっかけてくるかわからないから。この小説に出てくるキャラクターも、どこで何を仕掛けてくるかわからないように。言い忘れた。石田衣良の小説に登場するひとは、みんな、やさしい。
波のうえの魔術師Amazon書評・レビュー:波のうえの魔術師より
4163202803

スポンサードリンク

  



<<12
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!