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シャーロック・ホームズと賢者の石
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シャーロック・ホームズと賢者の石の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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おなじみシャーロック・ホームズ物のパロディです。 「彼が死んだ理由 ー ライヘンバッハの真実」 「最強の男ー バリツの真実」 「賢者の石ー 引退後の真実」 「英国公使館の謎 ー 半年間の空白の真実」 以上4編。 ホームズ物のパスティーシュはだいたい二つの傾向があります。 ひとつはホームズとワトソンの関係をリスペクトし、原作へのオマージュが濃いもの。 もうひとつは反対にホームズやワトソンを揶揄し、原作へケチをつけるようなもの。 本書はおおむね後者に属するかと思います。 昔から「偉そうな名探偵と間抜けな助手」というステレオタイプなパスティーシュは たくさんあって、中には原作の欠点を指摘し、それを一見理路整然と論破して 自分の優秀性を誇示するとか、あるいは二人の関係をやり込めるとか、 ひどい時には自作の宣伝のために太鼓持ちとして描いているものもあります。 ただ明らかにギャグを意図していながら作品の出来がよく、逆にオマージュが 感じられるものもあるので、一概に悪いとは言い切れません。 ジューン・トムスンのような原作に忠実で本格推理を目指す物はむしろ少数派です。 本書ではあまり原作へのリスペクトは感じられませんでした。 「ライヘンバッハの真実」はホームズとワトソンの友情を大切に思っている 読者なら最悪の出来といってよく、後の2編もホームズ自身はほとんど活躍せず…というか、 完全に脇役扱いです。 なので、原作を大事にしたいシャーロッキアンならむしろ読まない方をお勧めします。 かなり気分が悪くなること請け合いです。 もしそういう事が気にならない、もしくはむしろホームズたちが困るのを見る方が 面白いという方は、ちょっと捻りの効いた小咄を読むつもりなら良いかもしれません。 最後の「英国公使館の謎」だけは日本を舞台にしたミステリーとして良く出来ているので ★3つとしました。あの人物が出るとは…。 他は2つか1つです。 | ||||
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シャーロック・ホームズのパロディ作品?を初めて読んだが、どの話も他の有名な話と結びつきがあるのでても楽しめた。 | ||||
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「パパとムスメの〜」と「交渉人」を読み、同じ著者による物なのか?と思うほどのギャップと、引き込まれるストーリーにすっかりはまってしまいました。 この本もとっても期待して読んだのですが、全く入り込めず、一話目を読み終わった時点で読むのを止めてしまいました。 | ||||
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パスティーシュなのかパロディなのか、微妙なところだと思います。 読み終えた評価はパロディです。 私は「彼が死んだ理由」で星4つをつけました。 (他3篇はまあまあ) 「をいをい、こんなこと書いて良いのかな?」という話で笑ったからです。 ただ残念ながら大爆笑まではいきませんでした。 日本人の書いたものでは「ホームズは女だった」が大爆笑でした。 | ||||
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パスティーシュなのかパロディなのか、微妙なところだと思います。 読み終えた評価はパロディです。 私は「彼が死んだ理由」で星4つをつけました。 (他3篇はまあまあ) 「をいをい、こんなこと書いて良いのかな?」という話で笑ったからです。 ただ残念ながら大爆笑まではいきませんでした。 日本人の書いたものでは「ホームズは女だった」が大爆笑でした。 | ||||
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2007年にカッパノベルスとして出たものの文庫化。 もともと雑誌『ジャーロ』に2006-07年に掲載された「彼が死んだ理由」、「最強の男」、「賢者の石」、「英国公使館の謎」の4編をまとめて一冊としたもの。 いずれもホームズもののパスティーシュである。ライヘンバッハの滝でドイルがホームズを殺した真相とか、日本で活躍するホームズとか、それなりにアイデアは面白い。 しかし、パスティーシュとしても、小説としても、出来は良くない。ストーリーが不自然だし、物語としての魅力がないし、ホームズのキャラクターもいかされていない。 がっかりな一冊であった。 | ||||
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2007年にカッパノベルスとして出たものの文庫化。 もともと雑誌『ジャーロ』に2006-07年に掲載された「彼が死んだ理由」、「最強の男」、「賢者の石」、「英国公使館の謎」の4編をまとめて一冊としたもの。 いずれもホームズもののパスティーシュである。ライヘンバッハの滝でドイルがホームズを殺した真相とか、日本で活躍するホームズとか、それなりにアイデアは面白い。 しかし、パスティーシュとしても、小説としても、出来は良くない。ストーリーが不自然だし、物語としての魅力がないし、ホームズのキャラクターもいかされていない。 がっかりな一冊であった。 | ||||
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コナン・ドイルの原作なんて、小学生の頃読んで以来久しいけど、この小説はまあまあ楽しめた。『最後の事件』以降のエピソードが、その後ホームズの人生を物語っていて、シャーロッキアンで無くても興味深い。しかも、この作品はホームズのパスティーシュだけではなく、意外な登場人物の来歴も書かれているのが面白い。それにしても、パラマウント映画の主人公の幼年時代を勝手に創作しても良いものだろうか。ちょっと気になる。 それと、最初の章の『ライヘンバッハの真実』はちょっといただけない。ホームズらしからぬ行動と、オチが中途半端で次章に続いていなかったのが気になった。続編があるのかな。 | ||||
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コナン・ドイルの原作なんて、小学生の頃読んで以来久しいけど、この小説はまあまあ楽しめた。『最後の事件』以降のエピソードが、その後ホームズの人生を物語っていて、シャーロッキアンで無くても興味深い。しかも、この作品はホームズのパスティーシュだけではなく、意外な登場人物の来歴も書かれているのが面白い。それにしても、パラマウント映画の主人公の幼年時代を勝手に創作しても良いものだろうか。ちょっと気になる。 それと、最初の章の『ライヘンバッハの真実』はちょっといただけない。ホームズらしからぬ行動と、オチが中途半端で次章に続いていなかったのが気になった。続編があるのかな。 | ||||
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