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2005年のロケットボーイズ



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【この小説が収録されている参考書籍】
2005年のロケットボーイズ
2005年のロケットボーイズ (双葉文庫)

2005年のロケットボーイズの評価: 4.59/5点 レビュー 27件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.59pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全26件 21~26 2/2ページ
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No.6:
(5pt)

サクっと読めます

軽快な語り口調でサクサク読めて、そして何より次がどうなるのか、と言うワクワク感があります。
一人称なのに本当に読みやすく、一気に読みきってしまいました。
ただ、先読みがそう難しくない作品なので、「実は●●でした」と文中で明かされたところで、「やられたー!」と思うことはありません。
「やっぱりね」とか「お、ここでこうきたか」と確認程度。
なので、そういう意味での面白みはありませんが、安心して読めます。
おちこぼれが頑張って〜という設定と展開、更にはその題材から、映画「ロボコン」と似ているなぁ、と思いました。
実際に行われている「ロボットコンテスト(通称ロボコン)」については、作中でもちょこっと触れていたと思います。
2005年のロケットボーイズAmazon書評・レビュー:2005年のロケットボーイズより
4575235318
No.5:
(5pt)

青春小説の王道とも言える!キャラが立っていて面白い(;'Д`)ハァハァ

(;'Д`)ハァハァ 深夜ドラマのロケットボーイズに触発されて、読んでみますた(笑)この小説はキャラクターが個性的で面白いです・・・?!ホッカルさんはキャラクター小説が好きなんです。キャラが立っていないとダメですね・・・?!
クールなやつ、道化者、サヴァン症候群(数学の天才)、自意識過剰のキモオタ、主人公の初恋の美少女、変でバカだが力の強い不良、それを普通の高校生である主人公が舵取りをして、ミッションをコンプリートするために・・戦っていく(笑)痛快青春小説である・・・?!
主人公の家庭にも、引きこもりの父親やら、別居中だが毎日、飯をつくりにきてくれる母親。エロジジイなんかもおり、面白い。
あと・・・高校の理事長であり、神谷グループっていう大企業会長の息子の部長(笑)なんかも・・・面白かった。
おいらとしては・・・主人公以外のキャラクターがどうなったかを知りたくなった。そんでから・・・続編でないかな?
2005年のロケットボーイズAmazon書評・レビュー:2005年のロケットボーイズより
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No.4:
(5pt)

仲間と

物語の主人公である“おれ”は本来文系の高校志望だったが、仕方なく理系の高校に入学したという経歴の持ち主。その為、理系の勉強についていけず、学生生活自体に何の意味も見出せないでいた。
だが、ある事件がキッカケでキューブサット(人工衛星)を作ってコンテストに参加しなければならないことになってしまう。
しかし、そんな事理系の勉強についていけない主人公には到底ムリ。だから仲間の力を借りて作り始めるのだが、仲間はどうにも癖のあるヤツばかりだし、作業自体のレベルも高く問題が次々と起こる。でも知恵を絞り、友情に助けられながら少しずつキューブサットを完成させていく。
コンテストの賞金目当てで参加したヤツ、友情の為に参加したヤツ、主人公への借りを返す為に参加したヤツ、不純な動機で参加したヤツ、参加した動機はそれぞれ違ったものの、いつの間にやら作ること自体が面白くなっているロケットボーイズ達。
果たしてキューブはきちんと作動するのか。
失敗したって、問題が起こったって決して諦めない仲間達。「おれはもう一回やってもいいんだぜ。お前らが一緒ならな。いいじゃないの、百回負けても百一回目にうまくいったら、それで人生はチャラになる」主人公のこの言葉が仲間への信頼や、一緒に作る事の面白みを的確に表しているようです。
仲間と熱く頑張りたい!そんな勇気をくれる一冊です。
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No.3:
(5pt)

今年のベストノベル間違いなし!

タイトルから受ける印象では、宇宙に憧れる少年達のサクセスストーリーと思いがちですが、登場する主人公は志望に反して工業高校に入学してへそを曲げている落ちこぼれ。それがひょんな事からキューブロケットのコンテストに参加する羽目に。集めたメンバーがまたユニーク、引きこもりや、オタク、変人だらけが集まって、キューブロケットの製作に当たるのです。デフォルメされたキャラクターのなかから紛れも無い青春の熱い息吹が聞こえてくる!これは若者と、若者のマインドを持った人必読の本です。
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No.2:
(4pt)

理系グループの中の、文系の役割。

 パチスロの天才、お調子者、サヴァン症候群の数学の天才、唯我独尊的なオタク、アキバ系とそのアイドル的存在の美少女、寡黙だが男気のある不良、そして不純な動機で、人工衛星の製作の音頭をとる羽目になった普通の高校生の主人公、倒産寸前の町工場の祖父、離婚した母親、引きこもりの父親など、登場するキャラクター全員が一癖も二癖もあって面白く、嫌味なライバルですら、最後にはいい人に思えてしまうほどでした。ストーリーの展開は、高専のロボコンや鳥人間コンテストに出場するチームの舞台裏を覗いているようなお祭り気分のノリと、主人公の成長物語としての爽快感もあります。なげやりな主人公を含め気の合わない人間同士が、失敗や挫折を乗り越えて、一つのことに邁進する姿は、青春小説の王道といった感じです。また、科学や技術的な説明が文系にも解りやすく説明されているのも良く、ロケット打ち上げのビジネスに関する話も興味深いものがありました。映画化するには、うってつけの題材だとも思います。ただ、最後に、どのキャラクターにも思い入れが深かったので、主人公以外にも、その後の人生のてんまつを簡単に紹介して欲しいと思いました。
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No.1:
(4pt)

あきらめるな!夢はかなう!

キューブサットを宇宙へ!!落ちこぼれの高校生が、大学生でも成し遂げられそうにないことに挑戦した。お金なし、時間なし、人材なし。一人一人では無理なことも大勢の力が合わされば、とてつもないパワーが生まれる。その典型的な物語だ。個性豊かな仲間たち♪ その若さが、情熱が、うらやましいくらいに生き生きと描かれている。あきらめるな!くじけるな!前に進み続ける限り道は閉ざされることはない。読んでいると何だか力が湧いてくる。読後もすっきりさわやか♪楽しめる作品。
2005年のロケットボーイズAmazon書評・レビュー:2005年のロケットボーイズより
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