(短編集)

独白するユニバーサル横メルカトル

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評判

独白するユニバーサル横メルカトルの評価:

3.57/5点 レビュー 114件。 C ランク

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平均点3.57pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全30件 1〜20 1/2ページ
No.30
(3pt)

筒井康隆

タイトル作品と、映画化もされた無垢の祈りと最後の話を除くと
残りは筒井康隆の各作品からの影響と言うかほぼコピーに近い
あらゆる話が筒井康隆風
童話口調だけど中身は鬼畜
未開拓地の現地人とのドタバタなやり取り
未来国家のおかしな制度と反乱
テーマやどんでん返しの入れ方
出てくるキャラ達の口調
どれをとってもかつて筒井康隆で読んだよなーって記憶が蘇る
最後の拷問の話は読んでて辛いくらいのゴア描写だったけど
筆者の事は現代的なヒトコワ怪談系の作家としてイメージしてたので他は私が思ってた感じとは違いました

とりあえずタイトルは最高だけど
独白するユニバーサル横メルカトル (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 独白するユニバーサル横メルカトル (光文社文庫)より
4334745261
No.29
(3pt)

筒井康隆

タイトル作品と、映画化もされた無垢の祈りと最後の話を除くと
残りは筒井康隆の各作品からの影響と言うかほぼコピーに近い
あらゆる話が筒井康隆風
童話口調だけど中身は鬼畜
未開拓地の現地人とのドタバタなやり取り
未来国家のおかしな制度と反乱
テーマやどんでん返しの入れ方
出てくるキャラ達の口調
どれをとってもかつて筒井康隆で読んだよなーって記憶が蘇る
最後の拷問の話は読んでて辛いくらいのゴア描写だったけど
筆者の事は現代的なヒトコワ怪談系の作家としてイメージしてたので他は私が思ってた感じとは違いました

とりあえずタイトルは最高だけど
独白するユニバーサル横メルカトル Amazon書評・レビュー: 独白するユニバーサル横メルカトルより
4334925103
No.28
(3pt)

このミス!2007年度版1位を獲得した奇作です。

8編収録ですが、とにかくタイトルのセンスが素晴らしいです。
『独白するユニバーサル横メルカトル』はインパクト大ですが、ほかにも
『怪物のような顔の女と溶けた時計のような頭の男』
『C14H14N2(ニコチン)と少年-乞食と老婆』
など、何のことだかわかりませんが印象的なフレーズが並んでいます。
このミス!を受賞したこと、表題作が第59回日本推理作家協会賞を受賞したことからミステリと思われるかもしれませんが、内容は不条理ホラー系です。
独特な設定から、独特の文体で、独特の展開が続きます。
ひとつひとつの物語を分析するより、この奇妙な世界観に浸るという感じです。
異彩としか言いようがありません。
ストーリーとして分かり易いのは、『C14H14N2(ニコチン)と少年-乞食と老婆』『独白するユニバーサル横メルカトル』かなと思います。
他に『Ωの聖餐』『無垢の祈り』『オペラントの肖像』『卵男』『すさまじき熱帯』が収録です。

平野夢明ワールドに触れたいひとのために!
独白するユニバーサル横メルカトル (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 独白するユニバーサル横メルカトル (光文社文庫)より
4334745261
No.27
(3pt)

このミス!2007年度版1位を獲得した奇作です。

8編収録ですが、とにかくタイトルのセンスが素晴らしいです。
『独白するユニバーサル横メルカトル』はインパクト大ですが、ほかにも
『怪物のような顔の女と溶けた時計のような頭の男』
『C14H14N2(ニコチン)と少年-乞食と老婆』
など、何のことだかわかりませんが印象的なフレーズが並んでいます。
このミス!を受賞したこと、表題作が第59回日本推理作家協会賞を受賞したことからミステリと思われるかもしれませんが、内容は不条理ホラー系です。
独特な設定から、独特の文体で、独特の展開が続きます。
ひとつひとつの物語を分析するより、この奇妙な世界観に浸るという感じです。
異彩としか言いようがありません。
ストーリーとして分かり易いのは、『C14H14N2(ニコチン)と少年-乞食と老婆』『独白するユニバーサル横メルカトル』かなと思います。
他に『Ωの聖餐』『無垢の祈り』『オペラントの肖像』『卵男』『すさまじき熱帯』が収録です。

平野夢明ワールドに触れたいひとのために!
独白するユニバーサル横メルカトル Amazon書評・レビュー: 独白するユニバーサル横メルカトルより
4334925103
No.26
(3pt)

短篇集。「すさまじき熱帯」が好みでした。

最近よく読む「平山夢明」の短編集です。感想…①「ニコチンと少年-乞食と老婆」:いまひとつ、はっきり主題が伝わらない。伝わりにくい。町の有力者の子供だけど学校でいじめられてるたろうがさらに乞食を虐待するに至る物語ですが、たろうが乞食になにを感じたのかとか、ちんちんの謎とかそういうのがよくわかんない。②「Ω(オメガ)の聖餐」:象のような姿にかわりはてた人間、オメガと過ごすこととなった主人公と、その末路。結局オメガの知性をさらに受け継いで後継者となった主人公。③「無垢の祈り」:ふみにとって救いのない展開がひたすら続き、やっとおじさん現れた?と思ったら義父だったりするあたり、まるでファニーゲームのような裏切り。でも、最後の最後でやっと救い?が。④「オペラントの肖像」:世界観がつかめるまでにちょと時間を要しますが、ラストの完全な裏切りとこれから主人公を待ち受ける運命にはヘドが出ます。主人公を取り囲むすべてのひとたちが主人公を堕術者であることを証明するために仕組まれたものであったというラスト。⑤「エッグマン」:言い回しがなんか、遠回しすぎて、よーするに?語り手「エッグマン」がアンドロイドだったってこと?かな。もう少し読み手に分かりやすく表現できないかなー。うーん。食べ物を食べるときの描写は、さすが「ダイナー」の平山夢明さん。その他いろんな知識が詰まってるなー一体どこでこんな情報・知識を手に入れてるのかと感心。⑥「すさまじき熱帯」:蒸し暑いジャングル?的な環境。広大な密室。そして人食いドジョウや人食いワニの生息する川。その川に顔面を浸けるおぞましい処刑。なかなかインパクト大。どこか「粘膜シリーズ」にも通じる雰囲気。⑦「独白するユニバーサル横メルカトル」:語り手である地図帳、しゃべり方が文学的?すぎて若干読みにくさを感じるとともに、著者の広範囲にわたる知識を感じる一編。ほぼ古典ではあるけど夏目漱石「我輩は猫である」的な目線。中盤ややグロ描写はあるものの、平山夢明小説のなかではたいしたエグさではない。⑧「怪物のような顔の女と溶けた時計のような頭の男」:タイトルからもうすでにそのグロさにわくわくする短編。冒頭、主人公が数字を並べて行動しており読者としてはなにを言ってるのかよくわかんないけど、それは中盤にわかってきます。序盤主人公たちが止血?とか儀式とかいったいなんの?仕事をしてるのかよくつかめず、想像力を要しますが、(おそらくほとんどの読者の)想像どおりの仕事内容であり、かなり鬼畜モノに仕上がっています。しかし無麻酔でのハーディの手技はかなり読んでてきつい。
独白するユニバーサル横メルカトル (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 独白するユニバーサル横メルカトル (光文社文庫)より
4334745261
No.25
(3pt)

短篇集。「すさまじき熱帯」が好みでした。

最近よく読む「平山夢明」の短編集です。感想…①「ニコチンと少年-乞食と老婆」:いまひとつ、はっきり主題が伝わらない。伝わりにくい。町の有力者の子供だけど学校でいじめられてるたろうがさらに乞食を虐待するに至る物語ですが、たろうが乞食になにを感じたのかとか、ちんちんの謎とかそういうのがよくわかんない。②「Ω(オメガ)の聖餐」:象のような姿にかわりはてた人間、オメガと過ごすこととなった主人公と、その末路。結局オメガの知性をさらに受け継いで後継者となった主人公。③「無垢の祈り」:ふみにとって救いのない展開がひたすら続き、やっとおじさん現れた?と思ったら義父だったりするあたり、まるでファニーゲームのような裏切り。でも、最後の最後でやっと救い?が。④「オペラントの肖像」:世界観がつかめるまでにちょと時間を要しますが、ラストの完全な裏切りとこれから主人公を待ち受ける運命にはヘドが出ます。主人公を取り囲むすべてのひとたちが主人公を堕術者であることを証明するために仕組まれたものであったというラスト。⑤「エッグマン」:言い回しがなんか、遠回しすぎて、よーするに?語り手「エッグマン」がアンドロイドだったってこと?かな。もう少し読み手に分かりやすく表現できないかなー。うーん。食べ物を食べるときの描写は、さすが「ダイナー」の平山夢明さん。その他いろんな知識が詰まってるなー一体どこでこんな情報・知識を手に入れてるのかと感心。⑥「すさまじき熱帯」:蒸し暑いジャングル?的な環境。広大な密室。そして人食いドジョウや人食いワニの生息する川。その川に顔面を浸けるおぞましい処刑。なかなかインパクト大。どこか「粘膜シリーズ」にも通じる雰囲気。⑦「独白するユニバーサル横メルカトル」:語り手である地図帳、しゃべり方が文学的?すぎて若干読みにくさを感じるとともに、著者の広範囲にわたる知識を感じる一編。ほぼ古典ではあるけど夏目漱石「我輩は猫である」的な目線。中盤ややグロ描写はあるものの、平山夢明小説のなかではたいしたエグさではない。⑧「怪物のような顔の女と溶けた時計のような頭の男」:タイトルからもうすでにそのグロさにわくわくする短編。冒頭、主人公が数字を並べて行動しており読者としてはなにを言ってるのかよくわかんないけど、それは中盤にわかってきます。序盤主人公たちが止血?とか儀式とかいったいなんの?仕事をしてるのかよくつかめず、想像力を要しますが、(おそらくほとんどの読者の)想像どおりの仕事内容であり、かなり鬼畜モノに仕上がっています。しかし無麻酔でのハーディの手技はかなり読んでてきつい。
独白するユニバーサル横メルカトル Amazon書評・レビュー: 独白するユニバーサル横メルカトルより
4334925103
No.24
(3pt)

ダークというよりスプラッター

夢野久作が好きで、似た雰囲気の最近の作品が無いものかと探していて、出会いました。
この作者が書く物語は登場人物がみんな狂っているということでしたが、確かに尋常ではありません。
全体的に、陰鬱さよりは快活さが強く、読みやすい作風だと思います(内容的にはグロ要素が多めなので、好みは分かれると思います)。

鈍く、重く、暗い倒錯を求めていたので、やや期待していたものとは違いました。
独白するユニバーサル横メルカトル (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 独白するユニバーサル横メルカトル (光文社文庫)より
4334745261
No.23
(3pt)

ダークというよりスプラッター

夢野久作が好きで、似た雰囲気の最近の作品が無いものかと探していて、出会いました。
この作者が書く物語は登場人物がみんな狂っているということでしたが、確かに尋常ではありません。
全体的に、陰鬱さよりは快活さが強く、読みやすい作風だと思います(内容的にはグロ要素が多めなので、好みは分かれると思います)。

鈍く、重く、暗い倒錯を求めていたので、やや期待していたものとは違いました。
独白するユニバーサル横メルカトル Amazon書評・レビュー: 独白するユニバーサル横メルカトルより
4334925103
No.22
(3pt)

ホラーなのかミステリーなのか。

無垢の祈り、の映画の話題を見て本作を購入。
ジャンルとしてはホラーとかミステリーとか紹介されていたが、短編集なので何と分類するかは難しいところ。
大前提として文章が下手とか圧倒的知識不足、取材不足と言ったことはまったくない。
独自色はあまり感じられない。
これといって気に入った、すばらしいという作品は無かったが、短編なので読みやすかった。
独白するユニバーサル横メルカトル (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 独白するユニバーサル横メルカトル (光文社文庫)より
4334745261
No.21
(3pt)

ホラーなのかミステリーなのか。

無垢の祈り、の映画の話題を見て本作を購入。
ジャンルとしてはホラーとかミステリーとか紹介されていたが、短編集なので何と分類するかは難しいところ。
大前提として文章が下手とか圧倒的知識不足、取材不足と言ったことはまったくない。
独自色はあまり感じられない。
これといって気に入った、すばらしいという作品は無かったが、短編なので読みやすかった。
独白するユニバーサル横メルカトル Amazon書評・レビュー: 独白するユニバーサル横メルカトルより
4334925103
No.20
(3pt)

画太郎氏が漫画化すればとても面白そう

下ネタと暴力を含んだインモラルな童話風文体のストーリーではじまり、
カニバリズム、児童虐待など、常識的な倫理観をもってして読めば間違いなく気分を害すであろう作品群。
ただ、各作品ごとに独特な倫理観を持った世界が形成されており、そこにSF的なテイストを絡めながら描かれている為、
読みごたえとしてはそこそこあってよかったです。
割とぶっとんでる内容なので、表題作含め画太郎先生が漫画化すればある意味面白いのではないかなと思いました。1作目のニコチンと少年のエッセンスは弱者への暴力とナンセンスであるように感じられ、特にそう思ってしまいました。
独白するユニバーサル横メルカトル (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 独白するユニバーサル横メルカトル (光文社文庫)より
4334745261
No.19
(3pt)

画太郎氏が漫画化すればとても面白そう

下ネタと暴力を含んだインモラルな童話風文体のストーリーではじまり、
カニバリズム、児童虐待など、常識的な倫理観をもってして読めば間違いなく気分を害すであろう作品群。
ただ、各作品ごとに独特な倫理観を持った世界が形成されており、そこにSF的なテイストを絡めながら描かれている為、
読みごたえとしてはそこそこあってよかったです。
割とぶっとんでる内容なので、表題作含め画太郎先生が漫画化すればある意味面白いのではないかなと思いました。1作目のニコチンと少年のエッセンスは弱者への暴力とナンセンスであるように感じられ、特にそう思ってしまいました。
独白するユニバーサル横メルカトル Amazon書評・レビュー: 独白するユニバーサル横メルカトルより
4334925103
No.18
(3pt)

可もなく不可もなく

どの作品もまあまあ面白かったけど、そこまで話題になるほどでは…と感じた。
サクサク読めるので暇つぶしには最適かな。
グロいシーンは多いけど描写がどれも淡白で臭いや感触をそれほど感じさせない。
人の内面に切り込んでいかない、双眼鏡で俯瞰するような安定感。
星新一のSSを思い浮かべるのはそういう淡白さとオチの印象のせいかなと思う。
個人的に「Ωの晩餐」が一番おもしろかった。
独白するユニバーサル横メルカトル Amazon書評・レビュー: 独白するユニバーサル横メルカトルより
4334925103
No.17
(3pt)

可もなく不可もなく

どの作品もまあまあ面白かったけど、そこまで話題になるほどでは…と感じた。
サクサク読めるので暇つぶしには最適かな。
グロいシーンは多いけど描写がどれも淡白で臭いや感触をそれほど感じさせない。
人の内面に切り込んでいかない、双眼鏡で俯瞰するような安定感。
星新一のSSを思い浮かべるのはそういう淡白さとオチの印象のせいかなと思う。
個人的に「Ωの晩餐」が一番おもしろかった。
独白するユニバーサル横メルカトル (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 独白するユニバーサル横メルカトル (光文社文庫)より
4334745261
No.16
(3pt)

何割かの筒井康隆臭

”毒マッスル海胆ばーさん”の元ネタ(?)を知るべく手にして見ました。
ジャッジ出来ないので、「普通」にしましたが、これがホラーとは思いません。
人間の汚物的側面を思い知る、ただただグロテスクな作品集(臭)です。
一般人がこれを「傑作」って良いものか?判断に苦しみます。
帯では著名人(京極や綾辻)が褒めてますが、ポーズにしか思えない。
エッジな世界観書けばそれは傑作・名作になるのか?そんなこたぁないでしょう。

ただ、それだけでは終わらないナニカが存在するのも確かで、その点を見れば
何らかの才能を感じることも確かです。
以下各編短評で

・C10H14N2(ニコチン)と少年
シュールな児童小説風。
人間は、自分より下と思ったものには、簡単に酷い振る舞いが出来るというのがテーマか。
どこでタバコの話になるんかと思ったらそうならず、頭を捻るのみでしたが、
読後1時間くらいして、ニコチンてそうゆう意味か!と気づいた(笑)。
まぁ何にしてもクダラナイ話です。

・Ωの晩餐
冒頭とラスト近辺で、こんなにも印象が変わるのかという話。
その食性から、莫大な知性を獲得ある”処理人”の世話をすることになった俺は・・・という展開ですが
この本で最も読む価値あるのはこの一篇かも(最も筒井さんぽいと思った話でもある)。
話の中とはいえ、リーマン予想を解決してるらしいし(笑)。

・無垢の祈り
何とも陰鬱な話でございます。
最後、少女は助かった・・・・・とも言い切れませんし。

・オペラントの肖像
最もSFっぽい話で、「1984」や「華氏451度」的なディストピア物っぽくもあり。
どうしても普通の人に、この本の中の話を読ませないといけないとしたら、これしかない。

・卵男
ハンニバル・レクター博士の様な殺人鬼の話かな~と読み進めたわけですが、
”私も”読者も最後に騙されていたことに気づく。
1番”ミステリーっぽい”話かな。普通に面白かった。

・すまじき熱帯
ジャングル奥地への冒険譚。
ここで描かれる「川に住む恐怖生物」は現実なだけに、最もリアルに怖いかも。
現地の言葉が、適当な空耳風日本語の羅列というのが、ちょっと愉快。

・独白する~
最も内容が想像出来なかったタイトルですが、文字通り地図の独白ストーリーでした。
『虚航船団』とか過去にあったので、地図が喋ろうと怯みはしませんが。
地図が何を語るのか・・・はなかなか驚愕のストーリーでしたが、”お坊ちゃん”になってからはちょっとね。
地形を描くと、描いた対象がなんであれ、地図族になってしまう設定は面白い。

・怪物のような~
読んでるだけで痛くなるような拷問話。
簡単な仕事のはずが、その日の獲物(ゲスト)は一筋縄では行かず・・・
拷問屋と拷問屋殺しの対決という構図なのかと思えばそうでもなく、
なんか知らんけど、「絆を取り戻す話」になってるかも。
なかなかオススメ出来かねますが、不思議な読後感はある。

割りと肯定的な短評をした様な気はしますが、帯のように
「宝石」だの「神」だの言う気はさらさらありません。
バッサリ言えば、「悪趣味」の一言です。
ついでに言うと、単行本の装丁が凄い。これだけは手放しで賞賛(特にカバー内側)。
独白するユニバーサル横メルカトル (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 独白するユニバーサル横メルカトル (光文社文庫)より
4334745261
No.15
(3pt)

何割かの筒井康隆臭

”毒マッスル海胆ばーさん”の元ネタ(?)を知るべく手にして見ました。
ジャッジ出来ないので、「普通」にしましたが、これがホラーとは思いません。
人間の汚物的側面を思い知る、ただただグロテスクな作品集(臭)です。
一般人がこれを「傑作」って良いものか?判断に苦しみます。
帯では著名人(京極や綾辻)が褒めてますが、ポーズにしか思えない。
エッジな世界観書けばそれは傑作・名作になるのか?そんなこたぁないでしょう。

ただ、それだけでは終わらないナニカが存在するのも確かで、その点を見れば
何らかの才能を感じることも確かです。
以下各編短評で

・C10H14N2(ニコチン)と少年
シュールな児童小説風。
人間は、自分より下と思ったものには、簡単に酷い振る舞いが出来るというのがテーマか。
どこでタバコの話になるんかと思ったらそうならず、頭を捻るのみでしたが、
読後1時間くらいして、ニコチンてそうゆう意味か!と気づいた(笑)。
まぁ何にしてもクダラナイ話です。

・Ωの晩餐
冒頭とラスト近辺で、こんなにも印象が変わるのかという話。
その食性から、莫大な知性を獲得ある”処理人”の世話をすることになった俺は・・・という展開ですが
この本で最も読む価値あるのはこの一篇かも(最も筒井さんぽいと思った話でもある)。
話の中とはいえ、リーマン予想を解決してるらしいし(笑)。

・無垢の祈り
何とも陰鬱な話でございます。
最後、少女は助かった・・・・・とも言い切れませんし。

・オペラントの肖像
最もSFっぽい話で、「1984」や「華氏451度」的なディストピア物っぽくもあり。
どうしても普通の人に、この本の中の話を読ませないといけないとしたら、これしかない。

・卵男
ハンニバル・レクター博士の様な殺人鬼の話かな~と読み進めたわけですが、
”私も”読者も最後に騙されていたことに気づく。
1番”ミステリーっぽい”話かな。普通に面白かった。

・すまじき熱帯
ジャングル奥地への冒険譚。
ここで描かれる「川に住む恐怖生物」は現実なだけに、最もリアルに怖いかも。
現地の言葉が、適当な空耳風日本語の羅列というのが、ちょっと愉快。

・独白する~
最も内容が想像出来なかったタイトルですが、文字通り地図の独白ストーリーでした。
『虚航船団』とか過去にあったので、地図が喋ろうと怯みはしませんが。
地図が何を語るのか・・・はなかなか驚愕のストーリーでしたが、”お坊ちゃん”になってからはちょっとね。
地形を描くと、描いた対象がなんであれ、地図族になってしまう設定は面白い。

・怪物のような~
読んでるだけで痛くなるような拷問話。
簡単な仕事のはずが、その日の獲物(ゲスト)は一筋縄では行かず・・・
拷問屋と拷問屋殺しの対決という構図なのかと思えばそうでもなく、
なんか知らんけど、「絆を取り戻す話」になってるかも。
なかなかオススメ出来かねますが、不思議な読後感はある。

割りと肯定的な短評をした様な気はしますが、帯のように
「宝石」だの「神」だの言う気はさらさらありません。
バッサリ言えば、「悪趣味」の一言です。
ついでに言うと、単行本の装丁が凄い。これだけは手放しで賞賛(特にカバー内側)。
独白するユニバーサル横メルカトル Amazon書評・レビュー: 独白するユニバーサル横メルカトルより
4334925103
No.14
(3pt)

平山ワールド好きですが。

「ダイナー」や「メルキオール」にくらべると、引き込まれる感じと読後の満足感は少なかったです。
おもしろい話もありましたが、少し期待外れでした。
独白するユニバーサル横メルカトル (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 独白するユニバーサル横メルカトル (光文社文庫)より
4334745261
No.13
(3pt)

平山ワールド好きですが。

「ダイナー」や「メルキオール」にくらべると、引き込まれる感じと読後の満足感は少なかったです。
おもしろい話もありましたが、少し期待外れでした。
独白するユニバーサル横メルカトル Amazon書評・レビュー: 独白するユニバーサル横メルカトルより
4334925103
No.12
(3pt)

これは…ミステリー?

ミステリーでは無いと思います。どちらかと言うと…SFでしょうか。

かなり読む人を選ぶと思います。私は最終話を読んだ後、
食欲が失せて数日食べられませんでした。

人はどこまで残酷になれるのか、登場人物達は絶望や苦痛の末に
何を見出すのか、狂気の中に、一縷の救いはあるのか……。
色々なことを考えさせられます。

友人に貸すような場合も気を付けて下さい、友人を失う可能性があります。
独白するユニバーサル横メルカトル Amazon書評・レビュー: 独白するユニバーサル横メルカトルより
4334925103
No.11
(3pt)

これは…ミステリー?

ミステリーでは無いと思います。どちらかと言うと…SFでしょうか。

かなり読む人を選ぶと思います。私は最終話を読んだ後、
食欲が失せて数日食べられませんでした。

人はどこまで残酷になれるのか、登場人物達は絶望や苦痛の末に
何を見出すのか、狂気の中に、一縷の救いはあるのか……。
色々なことを考えさせられます。

友人に貸すような場合も気を付けて下さい、友人を失う可能性があります。
独白するユニバーサル横メルカトル (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 独白するユニバーサル横メルカトル (光文社文庫)より
4334745261