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文字禍の館



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【この小説が収録されている参考書籍】
文字禍の館 (祥伝社文庫)

文字禍の館の評価: 3.00/5点 レビュー 5件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

活字の奇想テーマパーク

わははは。おもしろかった。変人資産家が建てた非公開のテーマパーク「文字禍の館」から、編集部の髀塚(へいづか) に招待状が届く。薄められた凡庸な名前の者が入ると、言葉の霊が希薄になってしまうといった理由から、招待される者は、画数の多い者だけなのである。そこで、髀塚(へいづか) 、纐纈(こうけつ)、蠻(ばん)という名前の3人が、文字禍の館へ向かう。「魘」 という文字が描かれた白い覆面をかぶった男とか、へんなキャラが出てくるうえに、画数の多いどろどろとした意味の漢字が続出し、文字が歪み、太字になり、連続し、飛び、ばらばらになり、と、タイポグラフィな大展開。この本そのものが奇怪なテーマパークのような奇想小説。ネタというか仕掛けの連続、というより、仕掛けしかないって変な小説なのだが、154ページとコンパクトだし、いっきに読み終わって、馬鹿笑いさせていただいた。
文字禍の館 (祥伝社文庫)Amazon書評・レビュー:文字禍の館 (祥伝社文庫)より
4396328141
No.1:
(5pt)

活字の奇想テーマパーク

わははは。おもしろかった。変人資産家が建てた非公開のテーマパーク「文字禍の館」から、編集部の髀塚(へいづか) に招待状が届く。薄められた凡庸な名前の者が入ると、言葉の霊が希薄になってしまうといった理由から、招待される者は、画数の多い者だけなのである。そこで、髀塚(へいづか) 、纐纈(こうけつ)、蠻(ばん)という名前の3人が、文字禍の館へ向かう。
「魘」 という文字が描かれた白い覆面をかぶった男とか、へんなキャラが出てくるうえに、画数の多いどろどろとした意味の漢字が続出し、文字が歪み、太字になり、連続し、飛び、ばらばらになり、と、タイポグラフィな大展開。この本そのものが奇怪なテーマパークのような奇想小説。
ネタというか仕掛けの連続、というより、仕掛けしかないって変な小説なのだが、154ページとコンパクトだし、いっきに読み終わって、馬鹿笑いさせていただいた。
文字禍の館 (祥伝社文庫)Amazon書評・レビュー:文字禍の館 (祥伝社文庫)より
4396328141

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