赤い球体 美術調律者・影
- 美術調律者・影 (3)
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主人公の印象が強くのこり他の登場人物の印象の弱さは感じました。 他の人もいっている通り幕切れがちょっとあっけなすぎるかな、という部分があったと思います。 しかし、文章全体としては描写がわかりやすく、でてくる作品のイメージを鮮明に思い浮かべられました。グロさ、残酷さ等の印象は中々強く残りました。 | ||||
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「青年芸術家たちの絢爛たるアート・ホラー」とカバーには記されて いますが、実際に読んでみると、主人公こそそれなりの存在感を示して いるものの、ほかの若者たちは影が薄く、まるで印象に残りません。 異形の芸術家と芸能プロデューサー、この二人の異常者の悪意が重なり 合って全篇を覆いつくしており、その雰囲気を感じ取って楽しむことが できるかどうかで評価の分れる作品だと思います。 その点では満足できたのですが、やや退屈な前半を経て血みどろシーンが 始まり、ようやく盛り上がってきたと思ったら、ボクシングに例えるなら 「1R途中で挑戦者がスリップ・ダウンして、そのまま試合終了」みたいな 幕切れとなり、あまりの呆気なさに困惑させられました。 シリーズを通じて、徐々に盛り上げて行くつもりなのかも知れませんが、 第一作がこの結末では、読者がついてこないのでは? と、余計な心配を してしまいました。 | ||||
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絵画と音楽にまつわるホラー。 新たなアイドルグループをプロデュースする男は既に死した邪悪な芸術家の信奉者だった。彼の絵をアイドルの新曲ジャケットに使い、曲のプロモーション映像にもサブリミナルで絵を挿入、そして歌詞に呪いのフレーズを入れ、呪いを拡散させる。やがて曲を聞いた者達が不慮の死わ遂げるようになり・・・ 真相に気付いた画廊のオーナー美島孝と彼の息子と娘、彼の擁する画家の影、警察の霊的防衛担当者等は事件を追いプロデューサーの行方を追う。 どうやらシリーズものらしい。 | ||||
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グロ系+エロという、昔よくあった感じの作風です。まあホラーでした。現代 の世相をちょっと反映してるというか参考にしているような印象も受けました。 内容はすごくおもしろそうだったのに、話になんも関係ないモブにいちいち 名前がついていたり、モブのエピソードが途中で挿入されたり、ちょっと混乱 しました。エピソード自体は必要だったかもしれませんが、こちらが憶えるべき 情報なのかの判断がぎりぎりまでできないので、モブなら名前をつけなくても よかったと思います。 いわゆる「キャラ立ち」もしてないので、誰が誰やらわからなくなったり。 本編にも関わるからしょうがないのかもしれませんが、クラシックの詳しい うんちくがいくつも入ってきて、しかも専門的すぎたのでよくわかりませんでした。 そのせいで本編でいったい何が起きているのかという一番重要な情報が 散漫になってしまって、気づいたら終わってしまった感じです。題材は おもしろそうなのに、結局「え? 終わってたの?」という読後感で もの足りませんでした。 現代風潮に媚びろとは言いませんが、昔から今に残らなかった技法というのは 残らなかったなりの理由があるのだから、取り入れてほしいと思いました。 | ||||
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