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明日なき街角
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明日なき街角の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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北方謙三氏は大好きですけど、 「渇きの街」や「烈日」など、ごくたまに好きになれない作品もあります。 この「明日なき街角」は、 主人公の哲二の立ち位置が「渇きの街」と似ているので、 物語の流れもやっていることも少し似ています。 ただ、「渇きの街」よりも、この「明日なき街角」のほうが 自分は大好きです(そもそも、「渇きの街」は 「クライム・ノベル」って本自体が謳ってるから)。 哲二のライバル・古賀との出会い、そして共闘、古賀の死、 古賀を殺した村川への復讐。 とくに後半は、ムチャクチャ面白いです。 ラスト、とてつもないスピードで風呂敷を畳むように物語は終了。 エピローグもありません。 淋しく読み終えたけど、哲二らしい終わり方だったのかも知れない。 オススメです。 ちなみに、作中で哲二がラジオを付けると 「若い女優が、ある小説家のことを肴にして喋っていた。 左の肩に毛が生えてるんだよ」 という話があるんですが、 これって北方謙三氏御自身のことですよね。 たしか、左の肩に毛が生えてるんですって。 | ||||
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