黒いドレスの女



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    初公開日(参考)1985年04月
    分類

    長編小説

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    黒いドレスの女 (角川文庫)

    1986年09月01日 黒いドレスの女 (角川文庫)

    羽が舞うように、ふわりとスツールに腰かけた女。黒いドレスに流れるような髪。女は私の店で働きたいという。これが幕あきだった。ある日、男たちが店にやってきた。立岡のことで話があるという。力での押しあい。私の店でのトラブルは許さない。それが掟だった。小さなトラブルは、次の揉め事をつれてくる。いつか私のまわりには大きな渦が巻きはじめていた。グラスに映し出された愛と憎しみの一瞬の光芒。男と男。男と女―。虚無と情熱のカクテルが振られる。いま、ラブ・サスペンスの幕があく! (「BOOK」データベースより)




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    No.4:
    (5pt)

    良い意味で期待を裏切った作品。ちゃんと北方ハードボイルド小説

    読むまでは、「逆光の女」のような作品を想像していた。
    北方謙三氏の作品には、
    ねちっこいくらいに男と女の情事を描いている作品もあるけど、
    この「黒いドレスの女」は違った。

    たしかに男を狂わせる魔性の女は出てくるけど、

    「(前略)俺も庄司さんもなにかをやらなくちゃならなかった。
    なんでもよかったんだ。そこに、たまたまおまえがいた。
    おまえじゃなくったって、いっこうに構わなかったんだよ」

    「でも、助けてくれた。マスターも庄司さんも」

    「二人とも、自分がちゃんとした男だと思いこみたいんだ。
    試したいのさ。おまえひとり護れないようで、男だなんだと言ってられんのでね。
    だから、これからも護る。俺は俺のために、おまえを護るんだ」

    易々と女の言いなりにはならない。
    男には男の戦いがあり、たまたまその道に女がいただけのこと。
    だから、いつもの北方ハードボイルド小説だし、
    激しいバトルを堪能できます。アツい漢がたくさん出てきます。
    傑作です。
    黒いドレスの女 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:黒いドレスの女 (角川文庫)より
    4041612055
    No.3:
    (5pt)

    矜持

    「誤解しないように、ひとつだけ教えといてやろう。俺や庄司さんは、おまえがなにをやろうと、どうでもいいんだ。どうなろうとも、構わん。連中に連れていかれようが、犯されようが、殺されようがな」
    「じゃ、なぜ?」
    「たまたまさ。俺も庄司さんもなにかをやらなくちゃならなかった。なんでもよかったんだ。そこに、たまたまおまえがいた。おまえじゃなくたって、いっこうに構わなかったんだよ」
    「でも、助けてくれた。マスターも庄司さんも」
    「二人とも、自分がちゃんとした男だと思い込みたかったんだ。試したいのさ。
    おまえひとり護れないようで、男だなんだと言ってられんのでな。だから、これからも護る。俺は俺のために、おまえを護るんだ」

    このセリフにぐっときた方は、買って損はないですよ。
    黒いドレスの女 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:黒いドレスの女 (角川文庫)より
    4041612055
    No.2:
    (5pt)

    元気のないときに、読みたくなる

    過去を背負う酒場のマスター。裏の仕事は、トラブルの解決。一瞬の危険にしか、生きていることを実感できない男。
    そのマスターが、身内から追われる年配のやくざを匿うことに。そこに、謎の黒いドレスの女性が現れる。やくざが抱えるトラブル、女性が抱えるトラブル、そこにマスターの過去が重なるとき・・・・。
    男であることにこだわる、ばかな男たちのハードボイルド。カーチェイス、酒、刃物の光がとびかいます。少し甘いところもありますが、そこが、またいいです。スピーディーな展開、謎、人々の輝き、文章の強さで一気に読ませます。そして、男たちを振回す、黒いドレスの女性の魅力。
    古い本ですが、手放せません。元気のないときに、読むと力をくれる1冊です。愚かな男たちに、お勧め。愚!かな男で、いいじゃん。
    黒いドレスの女 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:黒いドレスの女 (角川文庫)より
    4041612055
    No.1:
    (5pt)

    元気のないときに、読みたくなる

    過去を背負う酒場のマスター。裏の仕事は、トラブルの解決。一瞬の危険にしか、生きていることを実感できない男。そのマスターが、身内から追われる年配のやくざを匿うことに。そこに、謎の黒いドレスの女性が現れる。やくざが抱えるトラブル、女性が抱えるトラブル、そこにマスターの過去が重なるとき・・・・。男であることにこだわる、ばかな男たちのハードボイルド。カーチェイス、酒、刃物の光がとびかいます。少し甘いところもありますが、そこが、またいいです。スピーディーな展開、謎、人々の輝き、文章の強さで一気に読ませます。そして、男たちを振回す、黒いドレスの女性の魅力。古い本ですが、手放せません。元気のないときに、読むと力をくれる1冊です。愚かな男たちに、お勧め。愚!かな男で、いいじゃん。
    黒いドレスの女Amazon書評・レビュー:黒いドレスの女より
    404872407X



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