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渇きの街
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渇きの街の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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最高です | ||||
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昔、北方謙三のハードボイルド小説にすっかりとりこになっていました。またあの頃の小説を読みたいと思いながら書店に行くと北方謙三の作風がすっかり変わっていてあの頃のハードボイルドは読めないのかと思いながらamazonを検索して見つけました。面白いです。自分はこんな風には生きられないけれど、こんな風な生き方に憧れを持ちます。自分がDVの夫との過酷な生活に耐えていた頃に、北方謙三のハードボイルド小説は私にパワーを与えてくれました。今、あらためて1冊1冊、読み返していきたいです。 | ||||
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川本高志、25歳。 ボーイとして勤める高級クラブに駆け込んだ謎の男、室田との出会いをきっかけに暴力と欲望にまみれた世界にのめり込むハードボイルド作品。 本作の素晴らしいところは、ドライな作品のムードとウェットな人間関係を両立させ、独自の世界観を描いている点である。 そのため、人間ドラマとしての完成度も非常に高い。 もちろん、北方氏独特のリズムあるアクションシーンの描写も健在。 結末は、当然の結果と思ってしまうが、爽快感あふれる傑作である。 | ||||
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これはある意味アウトローの最高到達点だろう。この「渇きの街」は高志という主人公が自分の存在を賭けてぶつかっていく一人の男の話だ。一貫して存在がアウトローな主人公。よくあるヤクザ映画の、社会から逸脱するエネルギーもない、昔からの任侠のルールによりかかり義理人情を振りかざす集団の話などではない。ここでの主人公は賭けている。自分に賭け、そのための危険な道を歩いていく。北方氏の徹底されたリアリズムは感傷的ではない乾いた文体。真のアウトローの原点を見事に描いてる。しみったれたラブソングはいらない。ぜひ読んでみて | ||||
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