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渇きの街
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渇きの街の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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北方謙三氏の小説の中では、かなり異色の部類に入る作品だと思う。 まず、ハードボイルド小説じゃないよ、これは。 カバー後ろの簡単なストーリー紹介の末尾に「迫真のクライム・ノベル」と書いてあるけど、 まったくそのとおりの作品だと思う。 主人公の川本高志が、良い女の手に入れるために背伸びしすぎて悪事に手に染めていって、 なぜか途中でハードボイルドに目覚めて義侠的なことをするというお話。 川本高志自体が、超人揃いの北方作品の中では決して強いほうではないので魅力に欠けるし。 一個の作品としては勿論面白いけど、北方謙三氏の作品の中では正直不満の多い作品。 ただし、「老犬トレー」こと高樹警部が出てくるので、そこだけは見所。 | ||||
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最高です | ||||
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北方謙三の言う「男」ってやつぁ、殺しの前科がある奴か、簡単に暴力を振るう奴の2種類しかいないようだな。この主人公・川本高志ってキチガイじゃん。全く共感できねえ。これが格好いい男なのか?格好いい生き方なのか?最後、自殺を図るも逮捕され、そしたら(10年後俺はまだ35だ、全然若い!)とか全く反省してねえし。こういう奴が日本や中国の戦国時代に生まれれば英雄になるって思ってるんだろ、北方のとっつぁんは。ひたすら川本がムカつくんで星ひとつだ。 | ||||
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頼まれモノでしたので、中身は見ていません。状態はよいものでした。 | ||||
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昔、北方謙三のハードボイルド小説にすっかりとりこになっていました。またあの頃の小説を読みたいと思いながら書店に行くと北方謙三の作風がすっかり変わっていてあの頃のハードボイルドは読めないのかと思いながらamazonを検索して見つけました。面白いです。自分はこんな風には生きられないけれど、こんな風な生き方に憧れを持ちます。自分がDVの夫との過酷な生活に耐えていた頃に、北方謙三のハードボイルド小説は私にパワーを与えてくれました。今、あらためて1冊1冊、読み返していきたいです。 | ||||
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川本高志、25歳。 ボーイとして勤める高級クラブに駆け込んだ謎の男、室田との出会いをきっかけに暴力と欲望にまみれた世界にのめり込むハードボイルド作品。 本作の素晴らしいところは、ドライな作品のムードとウェットな人間関係を両立させ、独自の世界観を描いている点である。 そのため、人間ドラマとしての完成度も非常に高い。 もちろん、北方氏独特のリズムあるアクションシーンの描写も健在。 結末は、当然の結果と思ってしまうが、爽快感あふれる傑作である。 | ||||
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これはある意味アウトローの最高到達点だろう。この「渇きの街」は高志という主人公が自分の存在を賭けてぶつかっていく一人の男の話だ。一貫して存在がアウトローな主人公。よくあるヤクザ映画の、社会から逸脱するエネルギーもない、昔からの任侠のルールによりかかり義理人情を振りかざす集団の話などではない。ここでの主人公は賭けている。自分に賭け、そのための危険な道を歩いていく。北方氏の徹底されたリアリズムは感傷的ではない乾いた文体。真のアウトローの原点を見事に描いてる。しみったれたラブソングはいらない。ぜひ読んでみて | ||||
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若さゆえの無鉄砲な感じが緻密に描かれていました。読んでいてハラハラさせられました。男性なら一度はこうなりたいと憧れ、女性なら一度はこういう生き方の人に惚れるのではないでしょうか。ただ内容の深みに少しかけたように思います。 | ||||
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