■スポンサードリンク


(中編集)

古本屋探偵登場(幻書辞典)



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

古本屋探偵登場(幻書辞典)の評価: 3.25/5点 レビュー 4件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.25pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(4pt)

興味深い古本屋探偵!

業界の話など知識的な内容は興味深いものがあります。古本の名前などはついていけないものがありました。まずは実感することです。
古本屋探偵登場: 古本屋探偵の事件簿 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:古本屋探偵登場: 古本屋探偵の事件簿 (創元推理文庫)より
4488406068
No.3:
(3pt)

古本屋探偵

古本屋探偵シリーズの第一作。
 「殺意の収集」と「書鬼」の2中篇が収められている。
 神保町に店を構える主人公が「本の探偵」の広告を出したところ、怪しげな事件が舞い込み、というストーリーだ。
 とんでもない古書マニアたちが登場し、そのすさまじい買いっぷりがいちばんの読みどころとなっている。多少の誇張はあるにせよ、モデルもあるというのだから、すごい。
 ミステリとしては、悪くはないのだが、つくりこみすぎて不自然な印象だ。
幻書辞典―推理小説 (1982年)Amazon書評・レビュー:幻書辞典―推理小説 (1982年)より
B000J7LYA4
No.2:
(3pt)

ビブリオマニアの究極

探偵物としては、とりあえずミステリーしてますという程度の内容なので多くの星はつけられません。主人公も地味目です。
しかし、そんなストーリー部分はどうでもいい。本書のキモは登場人物達の本に対する異常な執着心です。
特に「書鬼」に登場するビブリオマニアの老人が行き着いた果て、そのクライマックスの描写だけでも読む価値があります。
古本屋探偵登場 (文春文庫 (394‐1))Amazon書評・レビュー:古本屋探偵登場 (文春文庫 (394‐1))より
4167394014
No.1:
(3pt)

おもしろいけどつまらない

1982年に三一書房から出た単行本『幻書辞典』の改題・文庫化。
 神保町の古書店主を探偵役とした2本の中編「殺意の収集」と「書鬼」が収められている。
 いずれも、古書マニアの世界を描いたもので、彼らの鬼気迫るコレクターぶり、執着と執念、薄汚さが恐いくらいに描写されている。
 古書ファンの心をくすぐるようなディテールや逸話が多数もりこまれており、その点では非常に楽しかった。しかし、ミステリとしての作法がなっていないので、全体としてはガッカリ。結末の付け方、真相のあかし方がまったくなっていないのだ。読み終えて、竜頭蛇尾という言葉が脳裏に浮かぶ。
 おもしろいけどつまらない本であった。
古本屋探偵登場 (文春文庫 (394‐1))Amazon書評・レビュー:古本屋探偵登場 (文春文庫 (394‐1))より
4167394014

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!