ゲルマニウムの夜

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

ゲルマニウムの夜の評価:

3.42/5点 レビュー 31件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.42pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全65件 1〜20 1/4ページ
No.65
(5pt)

後世に残して欲しい名作

3編からなる連作です。第1話の「ゲルマニウムの夜」ですが、ドン・セルベラ院長への主人公の性的奉仕は某芸能事務所の長年にわたるカスリマ・トップの性的虐待を連想させ、ある意味予言的小説であると、感じました。白という犬は白人神父を象徴しているのかも知れません。また、以下の表現は深い示唆に富んでいます。→社会は規模を拡大された、しかも壊れかけた修道院のようなものにすぎないのだから。
アスピラントとのセックスの描写で、<女の積極的な行動と体勢は記述をはばかられる>とあり、あえて過激な性的描写を避けたのか不明ですが、その辺をきちんと書いて欲しかったので、少しだけ残念です。
第2話の「王国の犬」ですが、私事で恐縮ですが子供の頃、友人と二人で先輩を漁網にぐるぐる巻きにして泣かしたことがあり、やはり子供や少年にはそのような残虐性が潜んでいるのだと振り返り、結構この主人公に共感してしまいました。
第3話の「舞踏会の夜」ですが、舞踏会とはそう言う意味であったかと、読んでみて納得しました。主人公が三浦の傍若無人ぶりに堪忍袋の緒が切れて、男性性器を強く蹴るシーンは(小説の中では蹴る理由は違っていますが)読んでいてすっきりしました。主人公がこのままやられっぱなしなのは虚構の世界の小説とは言え、辛いものがあります。現代社会に置いても、いじめ問題は学校でも会社でもどこでもありうる話で、この小説もそれに対して深い示唆をあたえてくれます。
全体的な感想としては、作者はキリスト教の矛盾を鋭く指摘していて感心しました。例えば、カトリックが真の宗教ならば、天皇制と相容れることなどあり得ないとか、モスカ神父が「神をつくったのは人間だ」と主人公に反論するシーンなど。ただ、議論の中で説明になっているところが多く見られ、その辺は説明ではなく描写するなりなんなり、別の方法で表現して欲しかったと思います。何れにしても、とても素晴らしい作品で大変気に入っています。
ゲルマニウムの夜―王国記〈1〉 Amazon書評・レビュー: ゲルマニウムの夜―王国記〈1〉より
4167642034
No.64
(5pt)

後世に残して欲しい名作

3編からなる連作です。第1話の「ゲルマニウムの夜」ですが、ドン・セルベラ院長への主人公の性的奉仕は某芸能事務所の長年にわたるカスリマ・トップの性的虐待を連想させ、ある意味予言的小説であると、感じました。白という犬は白人神父を象徴しているのかも知れません。また、以下の表現は深い示唆に富んでいます。→社会は規模を拡大された、しかも壊れかけた修道院のようなものにすぎないのだから。
アスピラントとのセックスの描写で、<女の積極的な行動と体勢は記述をはばかられる>とあり、あえて過激な性的描写を避けたのか不明ですが、その辺をきちんと書いて欲しかったので、少しだけ残念です。
第2話の「王国の犬」ですが、私事で恐縮ですが子供の頃、友人と二人で先輩を漁網にぐるぐる巻きにして泣かしたことがあり、やはり子供や少年にはそのような残虐性が潜んでいるのだと振り返り、結構この主人公に共感してしまいました。
第3話の「舞踏会の夜」ですが、舞踏会とはそう言う意味であったかと、読んでみて納得しました。主人公が三浦の傍若無人ぶりに堪忍袋の緒が切れて、男性性器を強く蹴るシーンは(小説の中では蹴る理由は違っていますが)読んでいてすっきりしました。主人公がこのままやられっぱなしなのは虚構の世界の小説とは言え、辛いものがあります。現代社会に置いても、いじめ問題は学校でも会社でもどこでもありうる話で、この小説もそれに対して深い示唆をあたえてくれます。
全体的な感想としては、作者はキリスト教の矛盾を鋭く指摘していて感心しました。例えば、カトリックが真の宗教ならば、天皇制と相容れることなどあり得ないとか、モスカ神父が「神をつくったのは人間だ」と主人公に反論するシーンなど。ただ、議論の中で説明になっているところが多く見られ、その辺は説明ではなく描写するなりなんなり、別の方法で表現して欲しかったと思います。何れにしても、とても素晴らしい作品で大変気に入っています。
ゲルマニウムの夜 Amazon書評・レビュー: ゲルマニウムの夜より
4163180702
No.63
(1pt)

修道院を舞台にしたバイオレンス小説

修道院を舞台にしてるだけ。
キリスト教文学になるほどの宗教性も、バタイユのような反キリスト今日的な涜神も感じなかった。
キリスト教の偽善を説きながら、自分のやってることは暴力とエロでしかないという矛盾に全く気が付かない主人公。
ゲルマニウムの夜 Amazon書評・レビュー: ゲルマニウムの夜より
4163180702
No.62
(1pt)

修道院を舞台にしたバイオレンス小説

修道院を舞台にしてるだけ。
キリスト教文学になるほどの宗教性も、バタイユのような反キリスト今日的な涜神も感じなかった。
キリスト教の偽善を説きながら、自分のやってることは暴力とエロでしかないという矛盾に全く気が付かない主人公。
ゲルマニウムの夜―王国記〈1〉 Amazon書評・レビュー: ゲルマニウムの夜―王国記〈1〉より
4167642034
No.61
(5pt)

最高の本です。

今まで読んだ中で最も衝撃を受けた小説です。
花村萬月さんは相当頭が良かったとのことですが、読んで納得しました。表現力とか感性が普通ではありません。「感傷がたけなわだ。」とか大好きです。

主人公は殺人したことや女性を犯したことに自分なりに心を痛めたりするのですが、それでもどこか他人ごとで、飄々としています。頭が良すぎるとそうなっちゃうのかな。とても真似できないですが。

花村萬月さんにはこれからも多大に期待いたします。
ゲルマニウムの夜―王国記〈1〉 Amazon書評・レビュー: ゲルマニウムの夜―王国記〈1〉より
4167642034
No.60
(5pt)

最高の本です。

今まで読んだ中で最も衝撃を受けた小説です。
花村萬月さんは相当頭が良かったとのことですが、読んで納得しました。表現力とか感性が普通ではありません。「感傷がたけなわだ。」とか大好きです。

主人公は殺人したことや女性を犯したことに自分なりに心を痛めたりするのですが、それでもどこか他人ごとで、飄々としています。頭が良すぎるとそうなっちゃうのかな。とても真似できないですが。

花村萬月さんにはこれからも多大に期待いたします。
ゲルマニウムの夜 Amazon書評・レビュー: ゲルマニウムの夜より
4163180702
No.59
(3pt)

嫌悪感と文学的な面白さ

殺人を犯し、少年の頃暮らしていた修道院兼教護院に身を隠す青年 朧が主役の連作短編集。

著者の作品には、グロテスクともいえる暴力やあからさまな性的描写が多く見られる。そんな中にも、著者なりの美学があるのだが、本作品集にはどうにもそれを感じとることができない。

本作品集に通底するのは、欺瞞に対する沸々とした憤懣だろうか。読み進めると、朧の自己中心的な正義(?)にゲンナリしてしまう。ただ、こういう露悪的なものにも惹かれるのは事実であり、それは、自分の暗黒面をくすぐるからなのだろうと思う。

嫌悪感と文学的な面白さが同居する作品集だ。
ゲルマニウムの夜―王国記〈1〉 Amazon書評・レビュー: ゲルマニウムの夜―王国記〈1〉より
4167642034
No.58
(3pt)

嫌悪感と文学的な面白さ

殺人を犯し、少年の頃暮らしていた修道院兼教護院に身を隠す青年 朧が主役の連作短編集。

著者の作品には、グロテスクともいえる暴力やあからさまな性的描写が多く見られる。そんな中にも、著者なりの美学があるのだが、本作品集にはどうにもそれを感じとることができない。

本作品集に通底するのは、欺瞞に対する沸々とした憤懣だろうか。読み進めると、朧の自己中心的な正義(?)にゲンナリしてしまう。ただ、こういう露悪的なものにも惹かれるのは事実であり、それは、自分の暗黒面をくすぐるからなのだろうと思う。

嫌悪感と文学的な面白さが同居する作品集だ。
ゲルマニウムの夜 Amazon書評・レビュー: ゲルマニウムの夜より
4163180702
No.57
(4pt)

凡人には考えられない発想だらけ

普通に生きていたら想いもしない発想の内容が詰め込まれていた。怖かった....
ただ、巻末の小川国夫さんと花村萬月さんの対談は非常に興味深くて、何度も読んでしまった。
ゲルマニウムの夜―王国記〈1〉 Amazon書評・レビュー: ゲルマニウムの夜―王国記〈1〉より
4167642034
No.56
(4pt)

凡人には考えられない発想だらけ

普通に生きていたら想いもしない発想の内容が詰め込まれていた。怖かった....
ただ、巻末の小川国夫さんと花村萬月さんの対談は非常に興味深くて、何度も読んでしまった。
ゲルマニウムの夜 Amazon書評・レビュー: ゲルマニウムの夜より
4163180702
No.55
(1pt)

面白くなさ大爆発!

芥川賞=文学。文学したぞーって気分を味わいたかったのに、気分が悪くなりました。私は、文学=訳わからんって認識ですが、訳わからんさにも上中下ってあるんですよ。これは下です。次巻のブエナビスタも買ってますが読みません。ブエナビスタはいい競走馬だったし儲けさせてもらったのに。なんてこった。
ゲルマニウムの夜 Amazon書評・レビュー: ゲルマニウムの夜より
4163180702
No.54
(1pt)

面白くなさ大爆発!

芥川賞=文学。文学したぞーって気分を味わいたかったのに、気分が悪くなりました。私は、文学=訳わからんって認識ですが、訳わからんさにも上中下ってあるんですよ。これは下です。次巻のブエナビスタも買ってますが読みません。ブエナビスタはいい競走馬だったし儲けさせてもらったのに。なんてこった。
ゲルマニウムの夜―王国記〈1〉 Amazon書評・レビュー: ゲルマニウムの夜―王国記〈1〉より
4167642034
No.53
(1pt)

全然面白くない!!

芥川賞=文学。文学したぞーって気分を味わいたかったのに、気分が悪くなりました。私は、文学=訳わからんって認識ですが、訳わからんさにも上中下ってあるんですよ。これは下です。次巻のブエナビスタも買ってますが読みません。ブエナビスタはいい競走馬だったし儲けさせてもらったのに。なんてこった。
ゲルマニウムの夜―王国記〈1〉 Amazon書評・レビュー: ゲルマニウムの夜―王国記〈1〉より
4167642034
No.52
(1pt)

全然面白くない!!

芥川賞=文学。文学したぞーって気分を味わいたかったのに、気分が悪くなりました。私は、文学=訳わからんって認識ですが、訳わからんさにも上中下ってあるんですよ。これは下です。次巻のブエナビスタも買ってますが読みません。ブエナビスタはいい競走馬だったし儲けさせてもらったのに。なんてこった。
ゲルマニウムの夜 Amazon書評・レビュー: ゲルマニウムの夜より
4163180702
No.51
(2pt)

自己保身しながらの、苛烈な冒涜

キリスト教を初めとする宗教等に対する不満と苛立ちとを、虐待と性描写の汚物・毒物とともに吐き出したような話。

思想的な価値はない。

えぐく、エロく、グロく、臭く、汚く、倒錯的。

仏教的に言えば、六道輪廻の修羅・餓鬼・畜生・地獄界の様相を具現化している。

このような主人公をポジティブに評価してしまうような人は、犯罪者や暴力男が時折見せる、「笑顔」や「優しさ」をステキなどと思って受け入れ体勢をとってしまう見当違いな感受性の持ち主なので注意が必要。
ゲルマニウムの夜―王国記〈1〉 Amazon書評・レビュー: ゲルマニウムの夜―王国記〈1〉より
4167642034
No.50
(2pt)

自己保身しながらの、苛烈な冒涜

キリスト教を初めとする宗教等に対する不満と苛立ちとを、虐待と性描写の汚物・毒物とともに吐き出したような話。

思想的な価値はない。

えぐく、エロく、グロく、臭く、汚く、倒錯的。

仏教的に言えば、六道輪廻の修羅・餓鬼・畜生・地獄界の様相を具現化している。

このような主人公をポジティブに評価してしまうような人は、犯罪者や暴力男が時折見せる、「笑顔」や「優しさ」をステキなどと思って受け入れ体勢をとってしまう見当違いな感受性の持ち主なので注意が必要。
ゲルマニウムの夜 Amazon書評・レビュー: ゲルマニウムの夜より
4163180702
No.49
(4pt)

どうなんでしょう

読んでいて、面白いとか、良いとか思うことは無い。人に勧めるものとも思わない。むしろ、否定的で批判的なことばかりが脳裏をよぎった。
 だが、若い頃にあこがれた悪の世界観や大人びた言動、背伸びした考え方の共感が、最後まで読み切らせたと思う。
ゲルマニウムの夜―王国記〈1〉 Amazon書評・レビュー: ゲルマニウムの夜―王国記〈1〉より
4167642034
No.48
(4pt)

どうなんでしょう

読んでいて、面白いとか、良いとか思うことは無い。人に勧めるものとも思わない。むしろ、否定的で批判的なことばかりが脳裏をよぎった。
 だが、若い頃にあこがれた悪の世界観や大人びた言動、背伸びした考え方の共感が、最後まで読み切らせたと思う。
ゲルマニウムの夜 Amazon書評・レビュー: ゲルマニウムの夜より
4163180702
No.47
(4pt)

まあまあの評価

主人公の心の動きは面白いのだが表現が少々回りくどいのが難点。狭い世界の中での出来事だからしかたないか。
ゲルマニウムの夜―王国記〈1〉 Amazon書評・レビュー: ゲルマニウムの夜―王国記〈1〉より
4167642034
No.46
(4pt)

まあまあの評価

主人公の心の動きは面白いのだが表現が少々回りくどいのが難点。狭い世界の中での出来事だからしかたないか。
ゲルマニウムの夜 Amazon書評・レビュー: ゲルマニウムの夜より
4163180702