ゲルマニウムの夜

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ゲルマニウムの夜の評価:

3.42/5点 レビュー 31件。 B ランク

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平均点3.42pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全65件 21〜40 2/4ページ
No.45
(1pt)

底の浅いステレオタイプなストーリーに過ぎないね

結局のところ、底の浅いステレオタイプなストーリー だね。具体的に云うと、要するにスプラッター映画程度の「衝撃」でしかない(というか、「衝撃」すら感じられない)。この程度の明らかな暴力性とか狂気が「人間性の最暗部」と思っているであろう著者の基本的な視点からして、すでに甘っちょろく底が浅いんだよな。こんなやつが芥川賞云々とは、芥川賞も実に地に落ちたものだね。
(以上、冥界の柴錬より)
ゲルマニウムの夜―王国記〈1〉 Amazon書評・レビュー: ゲルマニウムの夜―王国記〈1〉より
4167642034
No.44
(1pt)

底の浅いステレオタイプなストーリーに過ぎないね

結局のところ、底の浅いステレオタイプなストーリー だね。具体的に云うと、要するにスプラッター映画程度の「衝撃」でしかない(というか、「衝撃」すら感じられない)。この程度の明らかな暴力性とか狂気が「人間性の最暗部」と思っているであろう著者の基本的な視点からして、すでに甘っちょろく底が浅いんだよな。こんなやつが芥川賞云々とは、芥川賞も実に地に落ちたものだね。
(以上、冥界の柴錬より)
ゲルマニウムの夜 Amazon書評・レビュー: ゲルマニウムの夜より
4163180702
No.43
(3pt)

ディストーション

カトリックの更正施設を舞台に、宗教の欺瞞を若者の性と暴力で暴くことを主題にした小説。荒々しいロックを奏でているような調子が、全体を纏う筆力は確かなものだが、とげとげしく粋さを感じない。また、古今東西堕落していない宗教を探す方が難しいと思うが、司祭の説教より拳や喘ぎ声の方がリアルだというような主張に意味があるかどうかはわからない。

個人的な思春期の体験や思想を綴ったような小説で、意味深長なようなで、なにか安っぽい空虚なものを感じた。
ゲルマニウムの夜―王国記〈1〉 Amazon書評・レビュー: ゲルマニウムの夜―王国記〈1〉より
4167642034
No.42
(3pt)

ディストーション

カトリックの更正施設を舞台に、宗教の欺瞞を若者の性と暴力で暴くことを主題にした小説。荒々しいロックを奏でているような調子が、全体を纏う筆力は確かなものだが、とげとげしく粋さを感じない。また、古今東西堕落していない宗教を探す方が難しいと思うが、司祭の説教より拳や喘ぎ声の方がリアルだというような主張に意味があるかどうかはわからない。

個人的な思春期の体験や思想を綴ったような小説で、意味深長なようなで、なにか安っぽい空虚なものを感じた。
ゲルマニウムの夜 Amazon書評・レビュー: ゲルマニウムの夜より
4163180702
No.41
(4pt)

リアルBLで 参りました

特に面白かったのは二話目の「舞踏会の夜」でした。主人公の朧の中学生の頃のエピソードです。
朧は賢い子で、なかなかチャーミングだしリーダーシップもある。そんな朧に興味を感じて絡んでくる上級生がいる。好きなら好きと言えばいいのに、上級生はうま自分の気持ちを表現できず、朧も素直に受け止められない。そのへんの機微が変で、描き方を淡く変えたらこりゃBLですよ、しかも凄くリアルな。いやあ書いて欲しいなあ、満月さんのリアルBL。女には書けない暴力衝動も含めたら、余人には到底描けないと思うよ。変な感想だけど、満月さんの凄さを感じました。マジで一個ぜひ書いて欲しいなあ。
ゲルマニウムの夜―王国記〈1〉 Amazon書評・レビュー: ゲルマニウムの夜―王国記〈1〉より
4167642034
No.40
(4pt)

リアルBLで 参りました

特に面白かったのは二話目の「舞踏会の夜」でした。主人公の朧の中学生の頃のエピソードです。
朧は賢い子で、なかなかチャーミングだしリーダーシップもある。そんな朧に興味を感じて絡んでくる上級生がいる。好きなら好きと言えばいいのに、上級生はうま自分の気持ちを表現できず、朧も素直に受け止められない。そのへんの機微が変で、描き方を淡く変えたらこりゃBLですよ、しかも凄くリアルな。いやあ書いて欲しいなあ、満月さんのリアルBL。女には書けない暴力衝動も含めたら、余人には到底描けないと思うよ。変な感想だけど、満月さんの凄さを感じました。マジで一個ぜひ書いて欲しいなあ。
ゲルマニウムの夜 Amazon書評・レビュー: ゲルマニウムの夜より
4163180702
No.39
(1pt)

単行本と文庫本の内容が異なっている。

単行本には『聖母の祈り』日本語訳がのっていた。この本のそれは隠語で書かれていた。
少年達が自由意志でつくった祈祷文だった。だがその箇所は文庫本から削除されている。
オリジナル作品(単行本)は入試困難。
ゲルマニウムの夜―王国記〈1〉 Amazon書評・レビュー: ゲルマニウムの夜―王国記〈1〉より
4167642034
No.38
(1pt)

単行本と文庫本の内容が異なっている。

単行本には『聖母の祈り』日本語訳がのっていた。この本のそれは隠語で書かれていた。
少年達が自由意志でつくった祈祷文だった。だがその箇所は文庫本から削除されている。
オリジナル作品(単行本)は入試困難。
ゲルマニウムの夜 Amazon書評・レビュー: ゲルマニウムの夜より
4163180702
No.37
(1pt)

本とは後世に残るもの

好きと嫌いとにわかれそうな本。わたしはどちらかというと「嫌い」。
 まず、暴力的表現、性的表現に、例えば筒井康隆などのそれでは抱かない嫌悪感を覚えた。これは作品として欠陥品であると言わざるを得ない。たとえそのような表現をしたとしても読者に作品への距離を感じさせずに済ませる方法はいくらでもあるはずだ。少なくともひとり、そうした感想を抱いてしまい、作品が提示するもっと深いところ(恐らく作者の意図するであろうところ)へ行く気もしなくなった読者があったわけである。表現者としてもっと考えるべき点ではないか。
 本とは後世に残るものである。被害者を出すようなものはよいものと言えない。まあ、好き嫌いの問題であるが、わたしの場合はこの本から何の感銘も受けずに終わった。
 それから気になったのは漢字の用い方。この小説には適当と思われる漢字の用法がなされているが、はっきり言ってこの作者は他人が読む、という大前提を忘れているのではないか。「おれと同じくらい頭のいいやつにしか読んでほしくないんだよ」と言っているようでこの点も減点評価につながった。売れる作家の本を研究すべき気がする。「売れる=よい」とは言っていない。「売れる>=よい」であると信じているから言っているのだ。読者は金を払って本を買う。そんな人を失望させてはならないのだ。
ゲルマニウムの夜―王国記〈1〉 Amazon書評・レビュー: ゲルマニウムの夜―王国記〈1〉より
4167642034
No.36
(1pt)

本とは後世に残るもの

好きと嫌いとにわかれそうな本。わたしはどちらかというと「嫌い」。
 まず、暴力的表現、性的表現に、例えば筒井康隆などのそれでは抱かない嫌悪感を覚えた。これは作品として欠陥品であると言わざるを得ない。たとえそのような表現をしたとしても読者に作品への距離を感じさせずに済ませる方法はいくらでもあるはずだ。少なくともひとり、そうした感想を抱いてしまい、作品が提示するもっと深いところ(恐らく作者の意図するであろうところ)へ行く気もしなくなった読者があったわけである。表現者としてもっと考えるべき点ではないか。
 本とは後世に残るものである。被害者を出すようなものはよいものと言えない。まあ、好き嫌いの問題であるが、わたしの場合はこの本から何の感銘も受けずに終わった。
 それから気になったのは漢字の用い方。この小説には適当と思われる漢字の用法がなされているが、はっきり言ってこの作者は他人が読む、という大前提を忘れているのではないか。「おれと同じくらい頭のいいやつにしか読んでほしくないんだよ」と言っているようでこの点も減点評価につながった。売れる作家の本を研究すべき気がする。「売れる=よい」とは言っていない。「売れる>=よい」であると信じているから言っているのだ。読者は金を払って本を買う。そんな人を失望させてはならないのだ。
ゲルマニウムの夜 Amazon書評・レビュー: ゲルマニウムの夜より
4163180702
No.35
(5pt)

これが芥川小説家だ

基督教信者の私もこれには心動かされた。
黒いものを書くならこの書の様に反吐が出る面白さは必要だろう。
人間の性が生きている素晴らしい内容と文章がまた読みたいという気持ちにさせてくれた。
文学として希少な宝。
決して時間に劣化しない特殊な輝きを放つ核心がある。
ゲルマニウムの夜 Amazon書評・レビュー: ゲルマニウムの夜より
4163180702
No.34
(5pt)

これが芥川小説家だ

基督教信者の私もこれには心動かされた。
黒いものを書くならこの書の様に反吐が出る面白さは必要だろう。
人間の性が生きている素晴らしい内容と文章がまた読みたいという気持ちにさせてくれた。
文学として希少な宝。
決して時間に劣化しない特殊な輝きを放つ核心がある。
ゲルマニウムの夜―王国記〈1〉 Amazon書評・レビュー: ゲルマニウムの夜―王国記〈1〉より
4167642034
No.33
(5pt)

十年以上前の芥川賞受賞作

花村氏は本作で芥川賞を受賞した。
十年以上前、芥川賞受賞時の文芸春秋で読んだ。同時受賞は藤沢周の『ブエノスアイレス午前零時』(なぜに『ブエノスアイレス摂氏零度』とそっくり・・・?)。

個人的には、花村氏の書く物は好きではないが、この作品は別格である。
主人公は犯罪者で教会に逃げ込み、そこでも涜神的な行為にふけるという悪漢小説仕立てなのだが、暴力描写やラストシーン近くの妊娠した豚を殺し豚の胎児を火の中に放り込む黙々と赤羽神父の描写などがあまりにも強烈である。それ以来の10年間にわたってこれほど強烈な印象を残す芥川賞受賞作は出ていない。

続編にも目を通そうとしたが、この第一話ほどの凄みは無いのでやめた。一応、この一作で完結している(芥川受賞時に、選考委員の石原慎太郎だったかが完結物として読んだのにシリーズ物かよ、と文句を言っていた)ので、シリーズ物はハードルが高いと思わず、まずはこの一巻から読んでみることをお薦めする。
ゲルマニウムの夜 Amazon書評・レビュー: ゲルマニウムの夜より
4163180702
No.32
(5pt)

十年以上前の芥川賞受賞作

花村氏は本作で芥川賞を受賞した。
十年以上前、芥川賞受賞時の文芸春秋で読んだ。同時受賞は藤沢周の『ブエノスアイレス午前零時』(なぜに『ブエノスアイレス摂氏零度』とそっくり・・・?)。

個人的には、花村氏の書く物は好きではないが、この作品は別格である。
主人公は犯罪者で教会に逃げ込み、そこでも涜神的な行為にふけるという悪漢小説仕立てなのだが、暴力描写やラストシーン近くの妊娠した豚を殺し豚の胎児を火の中に放り込む黙々と赤羽神父の描写などがあまりにも強烈である。それ以来の10年間にわたってこれほど強烈な印象を残す芥川賞受賞作は出ていない。

続編にも目を通そうとしたが、この第一話ほどの凄みは無いのでやめた。一応、この一作で完結している(芥川受賞時に、選考委員の石原慎太郎だったかが完結物として読んだのにシリーズ物かよ、と文句を言っていた)ので、シリーズ物はハードルが高いと思わず、まずはこの一巻から読んでみることをお薦めする。
ゲルマニウムの夜―王国記〈1〉 Amazon書評・レビュー: ゲルマニウムの夜―王国記〈1〉より
4167642034
No.31
(5pt)

彼にしか書けない物語

相変わらず自分の世界を築いて行く花村萬月。だれにでも書けそうなマニュアル化された小説が多い中、彼の様な存在は貴重だと思う。暴力と性に溺れる朧が、誰よりも優しく見えるのは何故なのだろう。
ゲルマニウムの夜 Amazon書評・レビュー: ゲルマニウムの夜より
4163180702
No.30
(5pt)

彼にしか書けない物語

相変わらず自分の世界を築いて行く花村萬月。だれにでも書けそうなマニュアル化された小説が多い中、彼の様な存在は貴重だと思う。暴力と性に溺れる朧が、誰よりも優しく見えるのは何故なのだろう。
ゲルマニウムの夜―王国記〈1〉 Amazon書評・レビュー: ゲルマニウムの夜―王国記〈1〉より
4167642034
No.29
(3pt)

神聖なるものの欺瞞を暴く

頭脳明晰だが暴力的な少年が殺人を犯し、警察の手の届かない修道院へ戻ってくるところから始まる。修道院という世俗的には聖なる場所とされるところで本来考えられない、暴力、セックス、同性愛というものを生々しく描き、神聖なるものの欺瞞を暴いているといえるだろう。花村氏の暴力やエロスの描き方は生々しく、特に暴力に関しては描写といより、空気感のようなものを伝える力が優れているように感じる。そういったグロテスクな恐怖に触れたくない人は本書は読まない方がよいだろう。
ゲルマニウムの夜 Amazon書評・レビュー: ゲルマニウムの夜より
4163180702
No.28
(3pt)

神聖なるものの欺瞞を暴く

頭脳明晰だが暴力的な少年が殺人を犯し、警察の手の届かない修道院へ戻ってくるところから始まる。
修道院という世俗的には聖なる場所とされるところで本来考えられない、暴力、セックス、同性愛というものを生々しく描き、
神聖なるものの欺瞞を暴いているといえるだろう。
花村氏の暴力やエロスの描き方は生々しく、特に暴力に関しては描写といより、空気感のようなものを伝える力が優れている
ように感じる。
そういったグロテスクな恐怖に触れたくない人は本書は読まない方がよいだろう。
ゲルマニウムの夜―王国記〈1〉 Amazon書評・レビュー: ゲルマニウムの夜―王国記〈1〉より
4167642034
No.27
(4pt)

非凡な作家

花村氏の作品はまだ数作しか読んでいないが、文章の表現、大胆かつ緻密な構成には著者の非凡さを窺わせる。。また、エロ小説とは違ったいわゆるグロさが随所にみられ、かつての西村寿行氏の作品を彷彿とさせるところである。本書はシリーズもののようなので続編が読みたくなった。
ゲルマニウムの夜 Amazon書評・レビュー: ゲルマニウムの夜より
4163180702
No.26
(4pt)

非凡な作家

花村氏の作品はまだ数作しか読んでいないが、文章の表現、大胆かつ緻密な構成には著者の非凡さを窺わせる。。
また、エロ小説とは違ったいわゆるグロさが随所にみられ、かつての西村寿行氏の作品を彷彿とさせるところである。
本書はシリーズもののようなので続編が読みたくなった。
ゲルマニウムの夜―王国記〈1〉 Amazon書評・レビュー: ゲルマニウムの夜―王国記〈1〉より
4167642034