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檻
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檻の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.13pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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日々の生活がつまらなく感じている30代の男性にお薦めします。 大まかなストーリーとしては、「自分の中の暴力性に目を瞑り、社会の中 (檻)に馴染んで暮らそうとしていた男が、結局はみ出してしまう。」というものです。 自分にはないアウトローの世界観に浸れます。 また、題名の「檻」に着目して、著者は何を云いたかったか考えました。 おそらく、最後のページから本当のアウトロー(どこにも属せず安定せず居場所などない)を書きたかったのではないかと思いました。 以下本文抜粋 『この男のいるところなど 、どこにもなかった 。倉庫と兼用になったあのス ーパ ーの事務所だけが 、檻ではなかったのだ 。海外へ逃げても 、筋者の世界に戻っても 、この男はそこを脱け出したいと思っただろう 。なにもかもが 、この男にとっては檻だった 。自分がもしこの男を逮捕ていたとしても 、結局は檻の中で暮すことになったはずだ 。』 最後に、文章構成が似ている「擬態」と比較して読むと面白いかもしれません。 人によってはリアリティーに欠けると感じるかもしれない当作を、書かれた時代を想像して読むと一味も二味も変わってくると思います。 「檻」:昭和58年3月刊行 「擬態」:平成13年4月刊行 | ||||
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北方作品を割と読まれている方にとっては、期待を上回る内容ではないと思います。 古本で安ければよいのでは? | ||||
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