(短編集)

症例A

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評判

症例Aの評価:

4.21/5点 レビュー 72件。 A ランク

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平均点4.21pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全150件 81〜100 5/8ページ
No.70
(5pt)

リアリティ故に

心の病に関わる医師や、患者の苦悩等の描写がものすごくリアルなので、
小説に書かれた出来事から、距離を保ちつつ読まないと、ちょっとまずいかも。
特に、精神疾患に心当たりがあって、知見を得るために、この手の小説を読む癖のある人、
物語を用いて自己分析をする癖のある人は、読まない方が良いと思った。
リアルすぎるが故に、フラッシュバックの恐れがあるかもしれない。
精神病について知りたい人は、スリリングなストーリーと
膨大な情報量がとても魅力的に映るだろうけれど、
とにかくリアルすぎる。
フィクションとしてはとても読み応えがあるし、
薄っぺらい眉唾小説とは違う事がわかるので、オススメですが、
警告はした方がいいかなぁと思ったので、書かせていただきました。
症例A Amazon書評・レビュー: 症例Aより
4048732315
No.69
(5pt)

リアリティ故に

心の病に関わる医師や、患者の苦悩等の描写がものすごくリアルなので、
小説に書かれた出来事から、距離を保ちつつ読まないと、ちょっとまずいかも。
特に、精神疾患に心当たりがあって、知見を得るために、この手の小説を読む癖のある人、
物語を用いて自己分析をする癖のある人は、読まない方が良いと思った。
リアルすぎるが故に、フラッシュバックの恐れがあるかもしれない。
精神病について知りたい人は、スリリングなストーリーと
膨大な情報量がとても魅力的に映るだろうけれど、
とにかくリアルすぎる。
フィクションとしてはとても読み応えがあるし、
薄っぺらい眉唾小説とは違う事がわかるので、オススメですが、
警告はした方がいいかなぁと思ったので、書かせていただきました。
症例A (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 症例A (角川文庫)より
4043690010
No.68
(5pt)

「科学」と「文学」との狭間で

 この作品はそのリアルさもさることながら、二つの点において一際優れている。
 まず一つ目は、登場人物が全員「上品」であることだ。
 精神病院というある種の「異質な空間」が舞台となっている中において、「悪」や「偽」はなく、誰もが懸命に「生きようと」あるいは「職務を全うしようと」している。
 読んでいて非常に「品」を感じるのである。
 そして二つ目に、精神病院と博物館をパラレルに描いたことである。
 この対比は主人公・榊医師の心理描写と一致する。
 つまり、初めは「科学的心理学」の立場をとり、精神分析に対して懐疑的な主人公が、次第に「美術」という「非科学的」な分野と接触を持つようになるのである。
 このような「解釈」を榊医師は嫌うかも知れないが、このような解釈がかすんでしまうほど
 名著である。
症例A Amazon書評・レビュー: 症例Aより
4048732315
No.67
(5pt)

「科学」と「文学」との狭間で

 この作品はそのリアルさもさることながら、二つの点において一際優れている。
 まず一つ目は、登場人物が全員「上品」であることだ。
 精神病院というある種の「異質な空間」が舞台となっている中において、「悪」や「偽」はなく、誰もが懸命に「生きようと」あるいは「職務を全うしようと」している。
 読んでいて非常に「品」を感じるのである。
 そして二つ目に、精神病院と博物館をパラレルに描いたことである。
 この対比は主人公・榊医師の心理描写と一致する。
 つまり、初めは「科学的心理学」の立場をとり、精神分析に対して懐疑的な主人公が、次第に「美術」という「非科学的」な分野と接触を持つようになるのである。
 このような「解釈」を榊医師は嫌うかも知れないが、このような解釈がかすんでしまうほど
 名著である。
症例A (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 症例A (角川文庫)より
4043690010
No.66
(4pt)

「多重人格」さえ無ければ

精神医療に真摯に取り組む一人の精神科医を主人公にして、その精神科医が総合失調症や境界性人格障害と闘う姿と、東京都博物館における真贋騒動をカットバックで描きながら、両者を見事な線で結び付けると言う構想力豊かな作品。真贋の謎が、主人公の前任者の不慮の死の謎と密接に関係する辺り巧みだと思う。
また、冒頭から披露される精神医学に関する作者の勉強量・知識の豊富さには感心させられる。本書に対する作者の力の入れ方が分かる。ある意味、"虚しい闘い"である精神医療の現実が良く表現されている。しかし、「多重人格」が出て来る時点で幻滅させられた。本書で「多重人格」を登場させる必然性があったのだろうか ? 本書が刊行されたのは2003年だと思うが、現在の精神医学では「多重人格」なる概念は完全に否定されている。
「多重人格」なるものは「患者と精神科医とが共謀してデッチ挙げたもの」というのが定説だ。主に精神科医の功名心による所が大きいと言う。本書中でも、その危険性は指摘されているのに...。「多重人格」を敢えて取り上げなくても、例えば登場人物を境界性人格障害としても、話の大筋は変らなかった事を考えると、作者が何故「多重人格」に拘ったのか理解できない。これを除けば、精神医療を真っ向から見据えた重厚な作品でありながら、真贋騒動とアクロバティックな融合を図った傑作。
症例A Amazon書評・レビュー: 症例Aより
4048732315
No.65
(4pt)

「多重人格」さえ無ければ

精神医療に真摯に取り組む一人の精神科医を主人公にして、その精神科医が総合失調症や境界性人格障害と闘う姿と、東京都博物館における真贋騒動をカットバックで描きながら、両者を見事な線で結び付けると言う構想力豊かな作品。真贋の謎が、主人公の前任者の不慮の死の謎と密接に関係する辺り巧みだと思う。
また、冒頭から披露される精神医学に関する作者の勉強量・知識の豊富さには感心させられる。本書に対する作者の力の入れ方が分かる。ある意味、"虚しい闘い"である精神医療の現実が良く表現されている。しかし、「多重人格」が出て来る時点で幻滅させられた。本書で「多重人格」を登場させる必然性があったのだろうか ? 本書が刊行されたのは2003年だと思うが、現在の精神医学では「多重人格」なる概念は完全に否定されている。
「多重人格」なるものは「患者と精神科医とが共謀してデッチ挙げたもの」というのが定説だ。主に精神科医の功名心による所が大きいと言う。本書中でも、その危険性は指摘されているのに...。「多重人格」を敢えて取り上げなくても、例えば登場人物を境界性人格障害としても、話の大筋は変らなかった事を考えると、作者が何故「多重人格」に拘ったのか理解できない。これを除けば、精神医療を真っ向から見据えた重厚な作品でありながら、真贋騒動とアクロバティックな融合を図った傑作。
症例A (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 症例A (角川文庫)より
4043690010
No.64
(4pt)

精神病に取り組む人たちの苦悩をリアルに描いた作品

病院内での問題児である、ある少女を受け持った女性医師がその少女に正面から対峙し、「心の病」に取り組む姿をリアルに描いた作品。
精神分裂症や多重人格など精神病に関する知識がふんだんに盛り込まれながらも、うまくストーリーに組み込まれている。またこの手にありがちなホラー小説ともなることなく、精神病に関わる医師たちの苦悩をリアルに描いている。
私自身はもともとこういったテーマの作品はあまり読まないのだが、この作品は十分に楽しめた。
症例A Amazon書評・レビュー: 症例Aより
4048732315
No.63
(4pt)

精神病に取り組む人たちの苦悩をリアルに描いた作品

病院内での問題児である、ある少女を受け持った女性医師がその少女に正面から対峙し、「心の病」に取り組む姿をリアルに描いた作品。
精神分裂症や多重人格など精神病に関する知識がふんだんに盛り込まれながらも、うまくストーリーに組み込まれている。またこの手にありがちなホラー小説ともなることなく、精神病に関わる医師たちの苦悩をリアルに描いている。
私自身はもともとこういったテーマの作品はあまり読まないのだが、この作品は十分に楽しめた。
症例A (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 症例A (角川文庫)より
4043690010
No.62
(5pt)

『多重人格者』の世界と美しき愛の物語。

『多重人格障害』ってあるの?本当か?
この作品は、多重人格障害入門と云うことになる。
由起という女性がその人物。治療者がいた。
『精神分裂病(法改正により統合失調症が正規)』と、『境界人格障害』とどう区別すべきなのか?
『多重人格障害』をここまで 宣伝してくれたこの作品。、
幼児時期のトラウマ体験により、新しい人格が解離されできあがる。ついには十数人という多数の人格が一個の身体に共存するというのである。お互いに、よびだし、コミュニケーションをはかり、全体会議をひらき、統合していくというのだ。それが治療。きわめて、具体的にかかれている。
わかりやすい。
そう、今の社会のトラウマ→解離→共存か分裂か→統合への準備→統合へ!!
そう、これは、事実か幻か。
不思議な愛の物語として 完結する。
読み終わったときは さわやか。
しかし、現実の日本の精神医療界とは かなり 食い違っていることを 発見しないといけない。
症例A Amazon書評・レビュー: 症例Aより
4048732315
No.61
(5pt)

『多重人格者』の世界と美しき愛の物語。

『多重人格障害』ってあるの?本当か?
この作品は、多重人格障害入門と云うことになる。
由起という女性がその人物。治療者がいた。
『精神分裂病(法改正により統合失調症が正規)』と、『境界人格障害』とどう区別すべきなのか?
『多重人格障害』をここまで 宣伝してくれたこの作品。、
幼児時期のトラウマ体験により、新しい人格が解離されできあがる。ついには十数人という多数の人格が一個の身体に共存するというのである。お互いに、よびだし、コミュニケーションをはかり、全体会議をひらき、統合していくというのだ。それが治療。きわめて、具体的にかかれている。
わかりやすい。
そう、今の社会のトラウマ→解離→共存か分裂か→統合への準備→統合へ!!
そう、これは、事実か幻か。
不思議な愛の物語として 完結する。
読み終わったときは さわやか。
しかし、現実の日本の精神医療界とは かなり 食い違っていることを 発見しないといけない。
症例A (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 症例A (角川文庫)より
4043690010
No.60
(5pt)

ベールに包まれた謎がじわじわと解き明かされていく快感

精神科の医療現場と博物館と謎が交差しながら繰り広げられるストーリから次第に思いがけない展開に変わっていくスピード感に最後まで惹きつけられてしまいました。
俗に言われるサイコサスペンスとは一線を引いたリアリティーのある緊迫感に圧倒されてページを捲る手が止まりません。
症例A Amazon書評・レビュー: 症例Aより
4048732315
No.59
(5pt)

ベールに包まれた謎がじわじわと解き明かされていく快感

精神科の医療現場と博物館と謎が交差しながら繰り広げられるストーリから次第に思いがけない展開に変わっていくスピード感に最後まで惹きつけられてしまいました。
俗に言われるサイコサスペンスとは一線を引いたリアリティーのある緊迫感に圧倒されてページを捲る手が止まりません。
症例A (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 症例A (角川文庫)より
4043690010
No.58
(5pt)

極上

この手の小説は読まないのですが、これを読んで多島斗志之作品読むようになりました。メンタル系の内容もリアルで素晴らしい。メンタル系病んでない方、知らない方に読んでほしい。
症例A Amazon書評・レビュー: 症例Aより
4048732315
No.57
(5pt)

極上

この手の小説は読まないのですが、これを読んで多島斗志之作品読むようになりました。メンタル系の内容もリアルで素晴らしい。メンタル系病んでない方、知らない方に読んでほしい。
症例A (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 症例A (角川文庫)より
4043690010
No.56
(3pt)

異質な恋愛ストーリー

ミステリーでありながら…でもどちらかというと、
精神医学の現場を舞台にものすごくリアリティのある…
それでいて切ない気持ちもぐっと迫ってくる、
ちょっと異質な恋愛物語でもあるかな?
症例A Amazon書評・レビュー: 症例Aより
4048732315
No.55
(3pt)

異質な恋愛ストーリー

ミステリーでありながら…でもどちらかというと、
精神医学の現場を舞台にものすごくリアリティのある…
それでいて切ない気持ちもぐっと迫ってくる、
ちょっと異質な恋愛物語でもあるかな?
症例A (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 症例A (角川文庫)より
4043690010
No.54
(4pt)

解離性同一性障害

解離の描写がちゃんとしてた。人格たちの関係もちゃんと表現されてた。私には解離性同一性障害の人は身近だから、安心した。もっとみんなに病気を理解してもらいたいから、みんなこの本を読んで!精神病院にだって、いい病院あるんだよ。私が入院してた病院は統合失調症の人はいないけど、ボーダー(境界性人格障害)の人はまさに榊医師が言ってる通り!ホント振り回されて大変なんだから。この本は私の入院生活があまりにリアルに思い出されて逆に具合悪くなっちゃうけど。
症例A Amazon書評・レビュー: 症例Aより
4048732315
No.53
(4pt)

解離性同一性障害

解離の描写がちゃんとしてた。人格たちの関係もちゃんと表現されてた。私には解離性同一性障害の人は身近だから、安心した。もっとみんなに病気を理解してもらいたいから、みんなこの本を読んで!精神病院にだって、いい病院あるんだよ。私が入院してた病院は統合失調症の人はいないけど、ボーダー(境界性人格障害)の人はまさに榊医師が言ってる通り!ホント振り回されて大変なんだから。この本は私の入院生活があまりにリアルに思い出されて逆に具合悪くなっちゃうけど。
症例A (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 症例A (角川文庫)より
4043690010
No.52
(5pt)

娯楽小説の枠を超える挑戦

精神病、特に娯楽小説では読者をだますトリックや、おどろおどろしいホラー要素として使われかねない多重人格などの世界を、ごまかすことなく誠実に描ききった快作だ。
精神病院で入院中の少女。
治療に取り組む臨床心理士は、少女の言動に翻弄される。
前任の医師は自殺してしまっている。
ただの虚仮威しに精神病を使わず、正確な取材と資料をもとに全うに書いたのが正解。
だから、娯楽小説という枠を超え、教養小説のような作風でさえある。
もちろん娯楽小説としての要素も完璧に備えているので、深く考えなくても楽しめるはず。
おそらく、読み終わった後、精神病についての考え方が変わる方も多いと思いますが。
症例A Amazon書評・レビュー: 症例Aより
4048732315
No.51
(5pt)

娯楽小説の枠を超える挑戦

精神病、特に娯楽小説では読者をだますトリックや、おどろおどろしいホラー要素として使われかねない多重人格などの世界を、ごまかすことなく誠実に描ききった快作だ。
精神病院で入院中の少女。
治療に取り組む臨床心理士は、少女の言動に翻弄される。
前任の医師は自殺してしまっている。
ただの虚仮威しに精神病を使わず、正確な取材と資料をもとに全うに書いたのが正解。
だから、娯楽小説という枠を超え、教養小説のような作風でさえある。
もちろん娯楽小説としての要素も完璧に備えているので、深く考えなくても楽しめるはず。
おそらく、読み終わった後、精神病についての考え方が変わる方も多いと思いますが。
症例A (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 症例A (角川文庫)より
4043690010