(短編集)

症例A

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評判

症例Aの評価:

4.21/5点 レビュー 72件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.21pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全150件 61〜80 4/8ページ
No.90
(5pt)

読みながら、いろいろと考えてこんでしまった

精神科医の榊は、病院の問題児である少女・亜左美を担当するが、前任者の下した診断に疑問を抱きはじめる。
彼は臨床心理士の由起と力を合わせ、亜左美の病根をつきとめようとする。
医療サスペンスでは、外科医が主人公になることが多いが、この作品では精神科医が主人公だ。
精神科医、その患者の心情、苦悩があまりに克明に描かれている。
読んでいると、思わず顔をしかめてしまう。
こんなこと書かないでくれよ。
それでも読むのをやめられない。
博物館がどうとか、解離性同一性障害がどうとかに、かなりページを割いている。
全体としては、ミステリー小説仕立てになっている。
ミステリーとしても面白いとは思う。
だが、それを一切なくして、医療モノとして読んでみたかった。
それでも充分に、むしろその方が引きつけられると思う。
読みながら、いろいろと考えてこんでしまった。
もう一回じっくり読もうと思います。
症例A Amazon書評・レビュー: 症例Aより
4048732315
No.89
(5pt)

読みながら、いろいろと考えてこんでしまった

精神科医の榊は、病院の問題児である少女・亜左美を担当するが、前任者の下した診断に疑問を抱きはじめる。
彼は臨床心理士の由起と力を合わせ、亜左美の病根をつきとめようとする。
医療サスペンスでは、外科医が主人公になることが多いが、この作品では精神科医が主人公だ。
精神科医、その患者の心情、苦悩があまりに克明に描かれている。
読んでいると、思わず顔をしかめてしまう。
こんなこと書かないでくれよ。
それでも読むのをやめられない。
博物館がどうとか、解離性同一性障害がどうとかに、かなりページを割いている。
全体としては、ミステリー小説仕立てになっている。
ミステリーとしても面白いとは思う。
だが、それを一切なくして、医療モノとして読んでみたかった。
それでも充分に、むしろその方が引きつけられると思う。
読みながら、いろいろと考えてこんでしまった。
もう一回じっくり読もうと思います。
症例A (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 症例A (角川文庫)より
4043690010
No.88
(4pt)

知らなかった症例

一気に読めました。
人間には,本当にいろんな病と言うか,症状があるんだな、、、、と思いました。これは小説だけれども、実際にもこのような症例の人間が居るという事が解りました。解決策はどこにでもあるわけではないけれど。
症例A Amazon書評・レビュー: 症例Aより
4048732315
No.87
(4pt)

知らなかった症例

一気に読めました。
人間には,本当にいろんな病と言うか,症状があるんだな、、、、と思いました。これは小説だけれども、実際にもこのような症例の人間が居るという事が解りました。解決策はどこにでもあるわけではないけれど。
症例A (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 症例A (角川文庫)より
4043690010
No.86
(2pt)

一生懸命なのはわかる。わかるけど・・・

無駄に長い。筆力がないため説明臭くて読んでいて嫌になる。
これだけのページ数が必要だったのか疑問。
作品として起承転結のバランスの悪さが気になる。博物館の進行もうまくサイドストーリーとして入ってこない。
医者ですら引っ張られるとか、解離性と境界性の見極めとか、知識としては面白く読めたけど
作品として言えば及第点には程遠い。
症例A Amazon書評・レビュー: 症例Aより
4048732315
No.85
(2pt)

一生懸命なのはわかる。わかるけど・・・

無駄に長い。筆力がないため説明臭くて読んでいて嫌になる。
これだけのページ数が必要だったのか疑問。
作品として起承転結のバランスの悪さが気になる。博物館の進行もうまくサイドストーリーとして入ってこない。
医者ですら引っ張られるとか、解離性と境界性の見極めとか、知識としては面白く読めたけど
作品として言えば及第点には程遠い。
症例A (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 症例A (角川文庫)より
4043690010
No.84
(4pt)

リアルだが、最後が残念。

精神医学のことはよくわからないが、こういった事例はたくさんあるのだろうか。
それにしても患者亜左美の人を振り回す悪質さ。不覚にも読んでいるだけで腹が立ってきた(苦笑)。榊が亜左美の診断にとまどう姿はリアルに感じた。亜左美のあの行動の数々は、簡単に病名の診断を下すことができない支離滅裂さだ。
そして臨床心理士の広瀬由起。初めは主人公の精神科医榊と協力して患者の治療に当たる役割なのだと思っていたが、まさか広瀬自身も精神医学的問題を抱えていたとは・・・。
こんなにリアルで読み応えのある作品だが、途中から「おやおや」という展開になってくる。亜左美と広瀬に共通する症状。そんなにこの症例には頻繁にお目にかかるものなのか?と。ただ、精神分析医の岐戸と榊の、多重人格についての真剣なやりとりはかなりページが割かれていて読み応えがある。
最後の方の榊の亜左美と広瀬に対する対応は、精神科医としてはどうかと思う。精神科医が患者に対して保つべき距離を越えて相手に踏み込んでしまっているように感じる。実際の治療場面ではどうなのだろうか。この作品には患者の治癒という結末はないが、今後の治療にはマイナスではないかと感じた。続きがあるとするならば、これは主治医交代か、治療失敗、榊の精神的破滅といった悲劇に向かうような、そんな気がしてならない。
博物館の方のエピソードと2本立てで話は進むが、精神科病棟の話だけで読んでみたかった作品。
症例A Amazon書評・レビュー: 症例Aより
4048732315
No.83
(4pt)

リアルだが、最後が残念。

精神医学のことはよくわからないが、こういった事例はたくさんあるのだろうか。
それにしても患者亜左美の人を振り回す悪質さ。不覚にも読んでいるだけで腹が立ってきた(苦笑)。榊が亜左美の診断にとまどう姿はリアルに感じた。亜左美のあの行動の数々は、簡単に病名の診断を下すことができない支離滅裂さだ。
そして臨床心理士の広瀬由起。初めは主人公の精神科医榊と協力して患者の治療に当たる役割なのだと思っていたが、まさか広瀬自身も精神医学的問題を抱えていたとは・・・。
こんなにリアルで読み応えのある作品だが、途中から「おやおや」という展開になってくる。亜左美と広瀬に共通する症状。そんなにこの症例には頻繁にお目にかかるものなのか?と。ただ、精神分析医の岐戸と榊の、多重人格についての真剣なやりとりはかなりページが割かれていて読み応えがある。
最後の方の榊の亜左美と広瀬に対する対応は、精神科医としてはどうかと思う。精神科医が患者に対して保つべき距離を越えて相手に踏み込んでしまっているように感じる。実際の治療場面ではどうなのだろうか。この作品には患者の治癒という結末はないが、今後の治療にはマイナスではないかと感じた。続きがあるとするならば、これは主治医交代か、治療失敗、榊の精神的破滅といった悲劇に向かうような、そんな気がしてならない。
博物館の方のエピソードと2本立てで話は進むが、精神科病棟の話だけで読んでみたかった作品。
症例A (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 症例A (角川文庫)より
4043690010
No.82
(3pt)

精神医療の奥深さ

診療内科の世界はまだまだ未知である。
医者ですら、時々その判断を誤り、すべての人が、精神病と判断されうる、そういった見解は面白くもあり、又、自分自身もそういう要素がある事を考えさせられた。
そして精神科医そのものが、患者によって正常と異常の境界線を越えてしまうこともあり、成否がつかないことで患者を自殺においやってしまうことがある、また自分自身を正常の外側においやることもありうる、そういった事に精神医療の難しさを感じた。
精神病棟の患者の話と外部の博物館のストーリーが別個に進みながら最後に融合しているが、提示された謎に関する終末にすっきり感がない。
ラストにどんでん返しを期待していたが、ある症状をもつ患者を登場させることで物語を終わらせた事には消化不良。
症例A Amazon書評・レビュー: 症例Aより
4048732315
No.81
(3pt)

精神医療の奥深さ

診療内科の世界はまだまだ未知である。
医者ですら、時々その判断を誤り、すべての人が、精神病と判断されうる、そういった見解は面白くもあり、又、自分自身もそういう要素がある事を考えさせられた。
そして精神科医そのものが、患者によって正常と異常の境界線を越えてしまうこともあり、成否がつかないことで患者を自殺においやってしまうことがある、また自分自身を正常の外側においやることもありうる、そういった事に精神医療の難しさを感じた。
精神病棟の患者の話と外部の博物館のストーリーが別個に進みながら最後に融合しているが、提示された謎に関する終末にすっきり感がない。
ラストにどんでん返しを期待していたが、ある症状をもつ患者を登場させることで物語を終わらせた事には消化不良。
症例A (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 症例A (角川文庫)より
4043690010
No.80
(4pt)

丁寧な作品

 精神病棟を舞台にした「症例A」を丁寧に描いた作品。
 一般的に医師や看護師といった医療職でなければ、仕事としてそういった症状と接することはないが、ケースワーカーの仕事をしていた際に接した人々を思い起こすと、仕事として接することの難しさを思い出してしまった。
 多重人格を核に、統合失調症(かつての精神分裂病)、人格障害、躁鬱といった心の病を、丁寧な距離感で物語に溶け込ませている。「病気」「異常」として突き放すこともなく、「普通」とだますこともなく絶妙な距離感で描いており、しっかりとした取材をされているんやなぁと感心。
 ラストについて賛否があるようだが、小説として描くのであれば、個人的にはあのラストしかないんじゃないかと思います。安易な「治療」や「治癒」を描くのは違う気がしますので。
 それよりも、首都国立博物館の遙子の視点でのストーリーが中盤で一気に失速してしまう方が気になるんですよねぇ。
症例A Amazon書評・レビュー: 症例Aより
4048732315
No.79
(4pt)

丁寧な作品

 精神病棟を舞台にした「症例A」を丁寧に描いた作品。
 一般的に医師や看護師といった医療職でなければ、仕事としてそういった症状と接することはないが、ケースワーカーの仕事をしていた際に接した人々を思い起こすと、仕事として接することの難しさを思い出してしまった。
 多重人格を核に、統合失調症(かつての精神分裂病)、人格障害、躁鬱といった心の病を、丁寧な距離感で物語に溶け込ませている。「病気」「異常」として突き放すこともなく、「普通」とだますこともなく絶妙な距離感で描いており、しっかりとした取材をされているんやなぁと感心。
 ラストについて賛否があるようだが、小説として描くのであれば、個人的にはあのラストしかないんじゃないかと思います。安易な「治療」や「治癒」を描くのは違う気がしますので。
 それよりも、首都国立博物館の遙子の視点でのストーリーが中盤で一気に失速してしまう方が気になるんですよねぇ。
症例A (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 症例A (角川文庫)より
4043690010
No.78
(4pt)

面白い作品では、あるが・・・。

作品全体を通して、緻密に取材されている作品である。しかし、後半に入って、急いでる様な感じで、謎解きが始まり、なんとなく、尻切れトンボで、終わってしまう様な感じは、否めない・・・。欲を言えば、登場人物のその後も、知りたい。
症例A Amazon書評・レビュー: 症例Aより
4048732315
No.77
(4pt)

面白い作品では、あるが・・・。

作品全体を通して、緻密に取材されている作品である。しかし、後半に入って、急いでる様な感じで、謎解きが始まり、なんとなく、尻切れトンボで、終わってしまう様な感じは、否めない・・・。欲を言えば、登場人物のその後も、知りたい。
症例A (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 症例A (角川文庫)より
4043690010
No.76
(5pt)

いまさらですけど

書きます。
DIDを取り上げたものすごい小説がある。
しかもその参考文献に、私の尊敬する、ある精神科医師の著書が挙げられている。
というのはずいぶん前から知っていたが
職業柄多忙で後回しになり、やっとこの2日間で購入・読破することができた。
荒廃した精神病院の現実の有様、その中で葛藤しS病院にたどり着いた榊医師と
S病院で待ち受ける亜左美の判別困難な行動や言動。
統合失調症・ボーダー・DIDの判別の困難さひとつをとってもリアリティーにあふれ、
シビアな現実の中で、
誠実に精神科医療や亜左美をはじめとする患者に向き合おうとする榊医師には
勇気付けられ 目頭が熱くなった。
確かに結末に腑に落ちなさも感じるが、
このあとの榊医師に予想される苦難の数々を思うと、
半端ゆえに残る不安感に妙に納得したりもした。
榊医師の鬱症状が悪化しないことを切に祈る。
症例A Amazon書評・レビュー: 症例Aより
4048732315
No.75
(5pt)

いまさらですけど

書きます。
DIDを取り上げたものすごい小説がある。
しかもその参考文献に、私の尊敬する、ある精神科医師の著書が挙げられている。
というのはずいぶん前から知っていたが
職業柄多忙で後回しになり、やっとこの2日間で購入・読破することができた。
荒廃した精神病院の現実の有様、その中で葛藤しS病院にたどり着いた榊医師と
S病院で待ち受ける亜左美の判別困難な行動や言動。
統合失調症・ボーダー・DIDの判別の困難さひとつをとってもリアリティーにあふれ、
シビアな現実の中で、
誠実に精神科医療や亜左美をはじめとする患者に向き合おうとする榊医師には
勇気付けられ 目頭が熱くなった。
確かに結末に腑に落ちなさも感じるが、
このあとの榊医師に予想される苦難の数々を思うと、
半端ゆえに残る不安感に妙に納得したりもした。
榊医師の鬱症状が悪化しないことを切に祈る。
症例A (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 症例A (角川文庫)より
4043690010
No.74
(3pt)

心の闇

まず主人公の精神科医の目を通して、精神病医療の抱える様々な暗部を知る事ができた。
専門家ですら、精神病の患者の言葉や態度に翻弄されて、自分を失ってしまう、まだまだ心の中は理論では解決できない部分がかなりある、誰もが精神病といわゆる正常の境界線を超え得るという事は興味深かった。
小説としては、様々な精神病棟の患者と外部の博物館のストーリーが別個に進みながら最後に融合しているが、提示された謎に関する終末にすっきり感がない。
そして重要な人物にある症状を持ってきてしまった事もいささか安易な展開である事は否めないものの、心の病気について様々考えてみる事、そして精神科医が万能ではなく、精神病患者が決して異常といった枠ではくくれない、という事は大きく感じた。
症例A Amazon書評・レビュー: 症例Aより
4048732315
No.73
(3pt)

心の闇

まず主人公の精神科医の目を通して、精神病医療の抱える様々な暗部を知る事ができた。
専門家ですら、精神病の患者の言葉や態度に翻弄されて、自分を失ってしまう、まだまだ心の中は理論では解決できない部分がかなりある、誰もが精神病といわゆる正常の境界線を超え得るという事は興味深かった。
小説としては、様々な精神病棟の患者と外部の博物館のストーリーが別個に進みながら最後に融合しているが、提示された謎に関する終末にすっきり感がない。
そして重要な人物にある症状を持ってきてしまった事もいささか安易な展開である事は否めないものの、心の病気について様々考えてみる事、そして精神科医が万能ではなく、精神病患者が決して異常といった枠ではくくれない、という事は大きく感じた。
症例A (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 症例A (角川文庫)より
4043690010
No.72
(3pt)

うーん・・・

みなさんおっしゃる通り、実に現実の精神医療に忠実に描かれている作品だとは思います。
ほんと、途中までは良かった。
だけど最後は正直拍子抜けです。
「え、それで!?」みたいな・・・
まあ、今後は読者の想像にお任せします、ということかもしれないけど。
アサミの真実があかされていくところなんかも実にあっけからんとしていて、物凄く欲求不満な感じでした(実際このストーリーの主人公は途中からアサミじゃなくなっているし)。
でもユキの真実が明かされていく所なんかはそうきたか!って感じで意外性のあるストーリーではありますが。
とにかくラストが不満、ということで★3つです。
症例A Amazon書評・レビュー: 症例Aより
4048732315
No.71
(3pt)

うーん・・・

みなさんおっしゃる通り、実に現実の精神医療に忠実に描かれている作品だとは思います。
ほんと、途中までは良かった。
だけど最後は正直拍子抜けです。
「え、それで!?」みたいな・・・
まあ、今後は読者の想像にお任せします、ということかもしれないけど。
アサミの真実があかされていくところなんかも実にあっけからんとしていて、物凄く欲求不満な感じでした(実際このストーリーの主人公は途中からアサミじゃなくなっているし)。
でもユキの真実が明かされていく所なんかはそうきたか!って感じで意外性のあるストーリーではありますが。
とにかくラストが不満、ということで★3つです。
症例A (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 症例A (角川文庫)より
4043690010