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悪の華
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悪の華の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.36pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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読んでいくうちに、どんどんひきこまれていく内容です! | ||||
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手に汗握る凄い作品だった。 ガルシアと不破、二人から悪の魅力?みたいなものを感じてしまった。 まさに圧巻。 | ||||
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最初は少し馴染めなかったですが 途中からドンドン引き込まれ一気に読みました。 この本の続編もあるみたいなので 次はそちらも読んでみたいと思います。 | ||||
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序章はまるでマフィア映画を見てるかのような作りで魅了された。 主人公のイタリアマフィアが日本という異文化に触れ合う描写が面白い。 中盤若干ダレる場面もあるが、後半は新堂冬樹らしい作品だと感じた。 三部作中の一部目らしいので二部を見るのが今から楽しみだ。 | ||||
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主人公は「シチリアマフィアのドンの息子ガルシア」ですが、気にすることはありません。 いつもの新堂ワールドが楽しめます。 個人的にはガルシアのその後が知りたいので続編が出るといいなと思います。 | ||||
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新堂冬樹の本はいろいろ読んだが、自分の中では本作は無間地獄の次、カリスマと同等の名作といえる。内容は新堂色を十分に発揮したピカレスクで、お約束の脳漿が飛び散り眼球がどろりと垂れ下がるシーンが満載で、新堂小説で必ず登場する口先だけの臆病者(本作の片桐はなかなか憎めないヤクザ)、そして、悪の世界と対極をなす聖母の存在、アニータとマスミ。 この作品が秀でている点は、主人公ガルシアがイタリア人ハーフの設定でシチリアマフィアの世界が背景にあることもさることながら、ラストの決闘(決戦)にむかって、2つの中国マフィアと日本ヤクザ、そしてガルシアのチームがどんどん突き進み、最後に一気に盛り上がる点だ。 600ページ以上ある作品は、大抵読むのに2週間くらいかかるのだけど、2日で読んでしまった。新堂入門作としても最適。 | ||||
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大切な人達を仲間に殺されたガルシア。 大切な人を殺した仲間に制裁を加える為にシチリアのマフィアのガルシアが金を手に入れる為、知り合いがいる日本へ。 見栄をはるだけのヤクザ、人間性の一部がぽっかりと抜け、人を殺すのをためらわないヤクザ。様々なヤクザに関わりその世界につかっていくガルシア。 ヤクザ対ヤクザ、ヤクザ対ガルシア。 色々な思惑が錯綜する話で、最後のどんでん返しは読んでいてビックリでした。 個人的には映画化されると面白いと思います。続編も出るとのことですので続編にも期待です。 | ||||
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よくマフィア映画の舞台になるイタリアはシチリア半島。このシチリアで、マフィアのカポの息子として育ったガルシアは、「情は己を殺す。常に非情であれ。」という父の言葉を心から信じていた。血の掟(オメルタ)を絶対原則とするシチリア・マフィアで、着実に出世階段を登るガルシアは、ある日カポである父の腹心の裏切りで、父を始め、最愛の妹と祖母、の家族全員を失ってしまう。復讐に血を滾らせながらも、「将来復讐する可能性のある者は、女子供たりとも容赦なく殺す」マフィオソ達から、逆に狙われる立場となったガルシアは、疎遠になっていた母の弟を頼り、イタリアから遠く離れた日本へと逃げる。血の掟を破り、最愛の妹を殺した男への復讐に燃えるガルシアは、資金集めのために、日本でも殺しのビジネスを請け負うが…。タイトルの「悪の華」は、主人公であるガルシアのことではなく、脇の登場人物のことを指し示しているようで、ガルシア自身は“必死に”父の教えを守っているように見えながら、なかなか情の深い男に描かれている。最後のエピローグあたりで、シチリアに戻る場面が描かれるのかと思いながら読み進めていたのだが、そこまでは至らぬままに終わった。続編を書くつもりなのかもしれないが、ちょっと後切れが悪い気もする。 | ||||
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新堂さん十八番のダークノワール。「悪の華」のタイトルどおり、どちらかと言うと綺麗なイメージ色があり、「無間地獄」「溝鼠」などの毒々しさのテイストは少なめ。ただ和製ゴッドファーザーというコピーは疑問。 話の展開自体は面白い。次々に現れる強力キャラクターたちにおのおのの思惑がめぐり、先の展開が読めないのは面白かった。上海マフィアが出てくる章はなんか馳星周さんの顔が思い浮かぶような描写でした(笑)。 しかし、いかんせんテンポが悪い。延々と続く訓練プログラムはややくどいし、なかなか話が進まない中盤はやや中だるみ、終盤の大乱戦が待ちに待った割にはややあっけないし、少し削除、校正をしたほうが良かったのでは。 同じようなキャラが増殖しすぎなのもややいまいち。話自体は意外にシンプルなのでもう少しテンポよく進めば傑作だったのにと、残念な佳作ですね。 | ||||
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~冒頭部分がいかにもゴットファーザーな感じなのでそういう意識で読むと火傷する。そもそもゴットファーザー然としたところを脇役である「片桐」が笑い飛ばしているところが妙である。~~作者自身が美学を追求したのか、あこがれなのか、主人公「ガルシア」にとめどもなく「男」を注ぎ込んでいる。そもそもがかっこよすぎる設定なのだ。ともあれ人物の設定はいつもながら秀逸で新堂作品にはなくてはならないキャラクターが満載。「不破」であったり、臆病で奸智にたける「片桐」、復讐に燃える「竜崎」などなど、どの役を読者が感情移入するかが~~面白いだろう。個人的には「片桐」派でしたが...。~~いうまでもなくどんでんがえしの数々、銃撃戦でおわることなく、さらに場面が用意されている。もちろんハッピーエンドなんて皆無。「冷静と情熱の~」という映画があったがこれこそがそれだ!難を言えば連載ものなので盛り上がりが多く、本にすると間延びした部分もある、ただ新堂名物の「言葉の連打」はどこをよんでも可笑しいし読者を裏切ることはないです~~。ラブコメな部分が醜男だと気に喰わないが「ガルシア」がやっているとはまるのが悔しいやらもどかしいやら。死体損壊の描写は「ぐっ」ときます(「うっ」ともなります)。~ | ||||
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新堂ファンの一人として従来の作品同様、人間の汚い面、弱い面をどうリアルに表現してくれるのか期待して読み始めた。・・・・・。しかし今回の作品は今までの流れと違い素直に誰が読んでも面白い。次の展開が楽しみでどんどんページを捲ってしまう、登場人物全員が前へ前へと進んでいきラストのクライマックスへ登り付く感じが気持ちよい。ただ帯の、「和製ゴッドファーザー」という題目、絶賛しているのが俳優、二人の・・・死闘と「二人」という表現。この三点に疑問。加えて表紙に主人公を想定したらしい男の顔を載せているのも納得いかない。読者は皆各自の好きな想像の基でストーリーを思い巡らせ、読者が主人公を自ら創っていくのも楽しみなのだ、その楽しみに邪念を与えかねない気のきかなさが好かない。不満である。 | ||||
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新堂冬樹作品は下劣な人間を書くのが巧過ぎて、どうも読書としての快適な楽しみが少なく、性悪なコミック本を開いているようないやあな気持ちになってくるため、もう読むのをやめようと自分の中で一旦決断した作家であった。だけれども、今度は何だかシチリア・マフィアが日本に流れ着いて、中国黒社会なども交えた死闘を繰り広げるというではないか。さすがにこの設定には、新堂冬樹の下品さを差し引いてでもぼくは惹かれるものがあった。 そういう設定の鋭さはやはり本物で、この作品、新堂冬樹のいつもながらのプロットの見事さもさりながら、下品なだけではなく、盲目の妹というトラウマを抱えながら悩む主人公には、これまで新堂作品にはなかった小説的核のようなものが生まれており、それが最高に嬉しかった。この作品はぼくにとって結果的に新堂作品中では最高傑作であった。 一つにはクライマックスの持ってゆき方がまるで船戸与一ばりに鋭い魅力。シチリアvs福建vs上海vs極道vsポリスwith蛇頭という、これ以上ないサービス満点の設定に加え、東京湾を舞台にした銃撃の嵐。何という無国籍アクション巨編なのだろう。それでいて、スムースな流れるような運び方。独特の破壊的文体はいつのまにか、この作家の持ち味になってしまっているし、いつもの軽薄さが、物語の重さゆえかあまり感じられないところがやたら嬉しい。 完全に一皮剥けて、新たな方向性を見出した作品と言って構わないと思うのだが、この扇情的な作家のことだから、こうした活劇方面暗黒小説的といった切り口に落ち着いてしまうというとは、きっとないのだろうなあ。残念だけど。 | ||||
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これまでに発表されてきた新堂冬樹の全作品を読んできた身として,新堂作品の特徴の1つを挙げるとするならば,「男の性(さが)についての比類ないリアルさ」ではなかろうか。新堂冬樹に,『カリスマ』の城山であれ,『無間地獄』の玉城であれ,男女問わず世の良識派を気取る方々が嫌悪するであろう「卑屈かつ自意識過剰な妄想」を,あの夥しいほどの情報量を駆使して書かせれば,少なくとも日本語を操る作家に限って言えば,右に出る者はいないのではないか。一体,どのような人生経験を送れば,このような文章表現に行き着くのか。ベールに包まれたままの著者のプロフィールに反比例して,興味が沸いて仕方がない。 しかしながら,それが,新堂冬樹を世の皆々様に認知してもらえないデメリットであり,映像化など未来永劫ありえないし,新堂本人も望んでいないであろうと,評者は勝手に思っていた次第である。 さて,この『悪の華』はどうだろう。実は,上で長々と述べてきた彼の特徴に関しては,「最も薄い」作品である。そして,ある意味,処女作『血塗られた神話』を思わせる崇高さと,第2作『闇の貴族』の良い意味でのメジャー感溢れる心地よい疾走感,そしてどこまでも敬愛すべき「男の中の男」ガルシア――およそ彼の著作のオビタタキとしては似つかわしくない映像化を想起させる文言も,あながちハッタリとは言い切れない。さらに,彼の著作のなかでも,個人的に初めて「続編があっても良いのではないか」と思わせる「意外な幕切れ」に,今後の新堂冬樹の「展開」に大きな期待が持てそうである。 純文学であれ,政治学者の学術論文であれ,発表されてきた作品と作品とを結ぶ「発展経路」が必ず存在するわけだが,この『悪の華』は,やはり,『血塗られた神話』から『溝鼠』へと続く「道」の後に,位置付けたい。老婆心ながら,これまで新堂作品をお読みになったことのない方は,どうか本書は,最後に触れることをお勧めさせていただきたい。 新堂冬樹は,未だ発展途上にある。しかも驚くほど高いレベルにおいて。彼のように書きたい。彼のように生きたい。そんな人が増えてくると,面白い小説がこの国にもどんどん増えていくような気がする。 | ||||
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