エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディ

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評判

エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディの評価:

4.16/5点 レビュー 19件。 B ランク

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平均点4.16pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全38件 21〜38 2/2ページ
No.18
(4pt)

「芸術論」がミステリと巧く融合している

2008年発表の本作品は、「ウルチモ・トルッコ 犯人はあなただ!」でデビューした著者の第2作目であり、前作とは全く違う、「芸術ミステリ」とでも呼べる作風がユニークな長編ミステリです。

東京・世田谷区の邸宅の一室で、銀座の有名画廊の社長、暁宏之が「密室」状態で刃物で刺され、死亡しているのが発見された。
室内に飾られた名画には、手をつけられた跡がなく、捜査主任の海埜警部補は、なかなか進まない捜査に苦労するが、ヨーロッパから戻った甥の神泉寺瞬一郎が、「芸術探偵」として、事件の真相に迫っていく…。

何と言っても本作品での注目は、被害者暁宏之が遺した美術書。
エコール・ド・パリを評したその文章が、小説としての各章の間に挟まれ、「芸術論」を愉しめるという趣向です。

もっとも、その「芸術論」は、作中では美術の「専門書」中の文章という設定であるものの、私が読んだ感触では、「新書」向けの文章で、私も含め、美術に造型が深くなくとも、興味を持って読むことのできる「論文」となっています。

この作品が評価できる点は、この「芸術論」に事件の謎を解く鍵が秘められていることです。
「芸術ミステリ」という呼称で本作品が評されているのは、そのような理由からでしょう。

さらにもう一つ私が興味深いと思ったのは、その真相の部分が、従来から本格ミステリで取り上げている、「あるテーマ」の新基軸を打ち出していることです。
それが、この作品のテーマである「エコール・ド・パリ」と密接に絡み合っているのですから、大変に楽しい思いをさせていただきました。

好みによって、評価の度合いは違うかもしれませんが、著者がその後「芸術ミステリ」路線を歩んでいることからも、その趣向が成功した作品であることは間違いありません。


エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディ (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディ (講談社ノベルス)より
4061825852
No.17
(4pt)

「芸術論」がミステリと巧く融合している

2008年発表の本作品は、「ウルチモ・トルッコ 犯人はあなただ!」でデビューした著者の第2作目であり、前作とは全く違う、「芸術ミステリ」とでも呼べる作風がユニークな長編ミステリです。

東京・世田谷区の邸宅の一室で、銀座の有名画廊の社長、暁宏之が「密室」状態で刃物で刺され、死亡しているのが発見された。
室内に飾られた名画には、手をつけられた跡がなく、捜査主任の海埜警部補は、なかなか進まない捜査に苦労するが、ヨーロッパから戻った甥の神泉寺瞬一郎が、「芸術探偵」として、事件の真相に迫っていく…。

何と言っても本作品での注目は、被害者暁宏之が遺した美術書。
エコール・ド・パリを評したその文章が、小説としての各章の間に挟まれ、「芸術論」を愉しめるという趣向です。

もっとも、その「芸術論」は、作中では美術の「専門書」中の文章という設定であるものの、私が読んだ感触では、「新書」向けの文章で、私も含め、美術に造型が深くなくとも、興味を持って読むことのできる「論文」となっています。

この作品が評価できる点は、この「芸術論」に事件の謎を解く鍵が秘められていることです。
「芸術ミステリ」という呼称で本作品が評されているのは、そのような理由からでしょう。

さらにもう一つ私が興味深いと思ったのは、その真相の部分が、従来から本格ミステリで取り上げている、「あるテーマ」の新基軸を打ち出していることです。
それが、この作品のテーマである「エコール・ド・パリ」と密接に絡み合っているのですから、大変に楽しい思いをさせていただきました。

好みによって、評価の度合いは違うかもしれませんが、著者がその後「芸術ミステリ」路線を歩んでいることからも、その趣向が成功した作品であることは間違いありません。


エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディ (講談社文庫)より
4062769581
No.16
(5pt)

文庫版は加筆あり

個人的に薀蓄系ミステリの最高峰と思っているこの作品、本屋であとがきを立ち読んだら、「文庫化にあたって30枚近く加筆してある」と書いてあったので、さっそく買って再読してみました。
結論から言うと、ノベルブ版よりもさらに面白くなっています。警部のセリフも増えているので、彼のファン(?)には嬉しいことでしょう。図版も一枚挿入されており、全体的に情報量がかなり増えています。
しかしただ加筆しただけではなく、最後の謎解きで少々しつこいかな、と感じた部分がすっきり刈り込まれたりもしているので、「40枚くらい加筆して10枚くらい削った」のが真相だと思います。
というわけで、これから読まれる方には文庫版をオススメします。法月綸太郎氏の解説もグッド。
エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディ (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディ (講談社ノベルス)より
4061825852
No.15
(5pt)

文庫版は加筆あり

個人的に薀蓄系ミステリの最高峰と思っているこの作品、本屋であとがきを立ち読んだら、「文庫化にあたって30枚近く加筆してある」と書いてあったので、さっそく買って再読してみました。
結論から言うと、ノベルブ版よりもさらに面白くなっています。警部のセリフも増えているので、彼のファン(?)には嬉しいことでしょう。図版も一枚挿入されており、全体的に情報量がかなり増えています。
しかしただ加筆しただけではなく、最後の謎解きで少々しつこいかな、と感じた部分がすっきり刈り込まれたりもしているので、「40枚くらい加筆して10枚くらい削った」のが真相だと思います。
というわけで、これから読まれる方には文庫版をオススメします。法月綸太郎氏の解説もグッド。
エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディ (講談社文庫)より
4062769581
No.14
(5pt)

本格の全て?の要素が(とりあえず)凝縮

驚愕のトリックはないし、犯行動機も容易に推測出来てしまう感もあるし、なにより人物があまりリアルに描けていないような気もするが、読みやすさと、本格推理小説の様式美という意味で、久々の快心作だと思った。 エコール・ド・パリに関するペダントリーも、おもしろくスルスルと頭に入ってくる。
「ランキング9位」とタスキに書かれていたのも納得できる。 この手の本格推理物(パズラーと言うジャンルになる?)が好きな僕としては、深水黎一郎氏の小説は絶対読破しようと言う気になってしまう一冊だが、強烈に魅力的で個性的なキャラクターが飛び出してこないので、万人受けするベストセラーとはいかないだろう。
☆ ところでここからはネタバレに抵触するかもなので、本書を読んでいない方は読まないでほしいが… ☆
本格推理小説には『犯行動機に恋愛を持ち込んではならない』みたいな原則?があったと思うが、この作品程度の扱いならOKなのだろうか? まぁ逆にこの作品程度の扱いでダメというならば、21世紀において、本格物は間違いなく衰退の一途をたどること間違いないだろうから 僕的にはOKなのだが。
エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディ (講談社文庫)より
4062769581
No.13
(5pt)

本格の全て?の要素が(とりあえず)凝縮

驚愕のトリックはないし、犯行動機も容易に推測出来てしまう感もあるし、なにより人物があまりリアルに描けていないような気もするが、読みやすさと、本格推理小説の様式美という意味で、久々の快心作だと思った。 エコール・ド・パリに関するペダントリーも、おもしろくスルスルと頭に入ってくる。
「ランキング9位」とタスキに書かれていたのも納得できる。 この手の本格推理物(パズラーと言うジャンルになる?)が好きな僕としては、深水黎一郎氏の小説は絶対読破しようと言う気になってしまう一冊だが、強烈に魅力的で個性的なキャラクターが飛び出してこないので、万人受けするベストセラーとはいかないだろう。
☆ ところでここからはネタバレに抵触するかもなので、本書を読んでいない方は読まないでほしいが… ☆
本格推理小説には『犯行動機に恋愛を持ち込んではならない』みたいな原則?があったと思うが、この作品程度の扱いならOKなのだろうか? まぁ逆にこの作品程度の扱いでダメというならば、21世紀において、本格物は間違いなく衰退の一途をたどること間違いないだろうから 僕的にはOKなのだが。
エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディ (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディ (講談社ノベルス)より
4061825852
No.12
(3pt)

見た目は豪華

この著者の作品は、本作と『トスカの接吻』を読み、3冊目の『花窗玻璃』は10ページほどで断念しました。

どれも舞台装置は一見豪華。残念なのはやがてそれがベニヤ板の書き割りに見えてくることです。
こういうペダントリーを前面に出した作品は、言葉に読者を取り込むだけの力がないとしらけてしまいます。
特に外国語の引用は、要注意。

本作では、執事が主家の娘をちゃんづけで呼んだり(地の文までちゃんづけ!)、
母親が「娘に本を読んであげていました」などと言ったり、
日本語として違和感を抱かせられる表現があちこちにありました。

さらに登場人物は説明が多い割に存在感がなく、犯人に説得力がない。
人間が生きて立ち上がってこないんですね。

それからこのタイプの密室は、今までなかったと書いていますが
ルブランのルパン・シリーズの短編に存在します。

むしろおもしろかったのは、エコール・ド・パリについての作中論文で
小説よりもこちらをふくらませたほうが良いのではないか、という印象を持ちました。
エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディ (講談社文庫)より
4062769581
No.11
(3pt)

見た目は豪華

この著者の作品は、本作と『トスカの接吻』を読み、3冊目の『花窗玻璃』は10ページほどで断念しました。
どれも舞台装置は一見豪華。残念なのはやがてそれがベニヤ板の書き割りに見えてくることです。
こういうペダントリーを前面に出した作品は、言葉に読者を取り込むだけの力がないとしらけてしまいます。
特に外国語の引用は、要注意。
本作では、執事が主家の娘をちゃんづけで呼んだり(地の文までちゃんづけ!)、
母親が「娘に本を読んであげていました」などと言ったり、
日本語として違和感を抱かせられる表現があちこちにありました。
さらに登場人物は説明が多い割に存在感がなく、犯人に説得力がない。
人間が生きて立ち上がってこないんですね。
それからこのタイプの密室は、今までなかったと書いていますが
ルブランのルパン・シリーズの短編に存在します。
むしろおもしろかったのは、エコール・ド・パリについての作中論文で
小説よりもこちらをふくらませたほうが良いのではないか、という印象を持ちました。
エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディ (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディ (講談社ノベルス)より
4061825852
No.10
(4pt)

絵画が好きならちょっと得したようになる

エコール・ド・パリの絵画とミステリーを絡ませたストーリーはなかなか斬新で意外な展開も納得できるものでした。読んでいて面白いし。作者の絵画に対する知識と深い共感と主張が交じり合って楽しかった。いかにも学者さんが書いた小説といったところはあるが、それがいやみにならずしかも物語の肝となっているところなんかはなかなかです。
エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディ (講談社文庫)より
4062769581
No.9
(4pt)

絵画が好きならちょっと得したようになる

エコール・ド・パリの絵画とミステリーを絡ませたストーリーはなかなか斬新で意外な展開も納得できるものでした。読んでいて面白いし。作者の絵画に対する知識と深い共感と主張が交じり合って楽しかった。いかにも学者さんが書いた小説といったところはあるが、それがいやみにならずしかも物語の肝となっているところなんかはなかなかです。
エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディ (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディ (講談社ノベルス)より
4061825852
No.8
(5pt)

オーソドックスさの裏に秘められた企み

有名画廊の社長が、密室状態の私室で、死体となって発見される。

被害者の胸には凶器のナイフが突き刺さっており、自殺かとも思われたが、
窓の閂には被害者の血が塗り付けられ、庭には何者かの足跡が残されて
おり、他殺の可能性も捨てきれない……。

オーソドックスな道具立てや展開の中に、巧緻な罠が張り巡らされている本作。

きわめて端正な作風でありながら、それを隠れ蓑に、読者をペテンに掛けて
やろうといった作者の稚気が感じられ、何とも不思議な読後感を味わえます。

さて、本作は、警察による捜査のパートの合間に、時折、被害者が「エコール・ド・パリ」の
画家たちについて著した、美術評論書の抜粋が挿入される、という構成となっています。

一見、事件とはなんの関係もなさそうな、その美術書の抜粋のなかに、
本作の事件の真相を読み解く、重要な手がかりが隠されているのです。

密室を構成する驚くべき動機、関係者の意表を衝く凶器、
犯人が囚われた狂気――、その全てが、そこにあります。
エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディ (講談社文庫)より
4062769581
No.7
(5pt)

オーソドックスさの裏に秘められた企み

有名画廊の社長が、密室状態の私室で、死体となって発見される。

被害者の胸には凶器のナイフが突き刺さっており、自殺かとも思われたが、
窓の閂には被害者の血が塗り付けられ、庭には何者かの足跡が残されて
おり、他殺の可能性も捨てきれない……。

オーソドックスな道具立てや展開の中に、巧緻な罠が張り巡らされている本作。

きわめて端正な作風でありながら、それを隠れ蓑に、読者をペテンに掛けて
やろうといった作者の稚気が感じられ、何とも不思議な読後感を味わえます。

さて、本作は、警察による捜査のパートの合間に、時折、被害者が「エコール・ド・パリ」の
画家たちについて著した、美術評論書の抜粋が挿入される、という構成となっています。

一見、事件とはなんの関係もなさそうな、その美術書の抜粋のなかに、
本作の事件の真相を読み解く、重要な手がかりが隠されているのです。

密室を構成する驚くべき動機、関係者の意表を衝く凶器、
犯人が囚われた狂気――、その全てが、そこにあります。
エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディ (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディ (講談社ノベルス)より
4061825852
No.6
(4pt)

派手さが無く地味ながらテーマを生かした手堅さ

面白く二度読み出来ました。
新しい要素は感じられませんがテーマとストーリーを上手く絡めて仕上がってます。キワモノ系だったデビュー作と違い本作は驚くほど手堅い本格ものです。
核となっている芸術に関する蘊蓄もくどくなく素人でも楽しめます。
既存の要素に著者独自の芸術というスパイスで調理し新しい風味に仕立てた…感じです。
ただ登場人物の設定、台詞がステレオタイプ、やや古くさい感じがしたので星一つ減点しました。(佐藤大)
エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディ (講談社文庫)より
4062769581
No.5
(4pt)

派手さが無く地味ながらテーマを生かした手堅さ

面白く二度読み出来ました。 新しい要素は感じられませんがテーマとストーリーを上手く絡めて仕上がってます。キワモノ系だったデビュー作と違い本作は驚くほど手堅い本格ものです。核となっている芸術に関する蘊蓄もくどくなく素人でも楽しめます。既存の要素に著者独自の芸術というスパイスで調理し新しい風味に仕立てた…感じです。ただ登場人物の設定、台詞がステレオタイプ、やや古くさい感じがしたので星一つ減点しました。(佐藤大)
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4061825852
No.4
(5pt)

久々の当たり作品

作品自体の面白さもさることながら、作者自身、あとがきに書いて
いたようにエコール・ド・パリについての芸術論だけ抜いても十分読み物
として成立するほど力の入った読み応えのあるものになっていた。
 ストーリーにも読んでいるうちにぐいぐい引き込まれていくほどの魅力があった。
 謎解きに多少難があったようにも思えるが、それを差し引いても十分以上に楽しませて
くれる作品。
エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディ (講談社文庫)より
4062769581
No.3
(5pt)

久々の当たり作品

 作品自体の面白さもさることながら、作者自身、あとがきに書いて
いたようにエコール・ド・パリについての芸術論だけ抜いても十分読み物
として成立するほど力の入った読み応えのあるものになっていた。
 ストーリーにも読んでいるうちにぐいぐい引き込まれていくほどの魅力があった。
 謎解きに多少難があったようにも思えるが、それを差し引いても十分以上に楽しませて
くれる作品。
エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディ (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディ (講談社ノベルス)より
4061825852
No.2
(4pt)

芸術と本格推理のクロスオーバー

読者への挑戦状が付いた、謎解き推理小説。作中に挿入される「呪われた芸術家たち」という論文が、門外漢にも面白く読めるものになっている。もちろん、これも推理の手がかりとなるものなので軽く読み流せない。
 犯人の意外性という点では物足りないが、ところどころに散りばめられたユーモア、縦横に張られた伏線、トリック、呪われたとしか言いようがない芸術家たちの姿…。謎解きの、いわゆる「本格推理」と「芸術」が見事融合した、数少ない傑作!
 帯の惹句「芸術×本格推理のクロスオーバー!」 この作品を評するにこれほど的確な言葉はない。
エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディ (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディ (講談社ノベルス)より
4061825852
No.1
(4pt)

芸術と本格推理のクロスオーバー

読者への挑戦状が付いた、謎解き推理小説。作中に挿入される「呪われた芸術家たち」という論文が、門外漢にも面白く読めるものになっている。もちろん、これも推理の手がかりとなるものなので軽く読み流せない。
 犯人の意外性という点では物足りないが、ところどころに散りばめられたユーモア、縦横に張られた伏線、トリック、呪われたとしか言いようがない芸術家たちの姿…。謎解きの、いわゆる「本格推理」と「芸術」が見事融合した、数少ない傑作!
 帯の惹句「芸術×本格推理のクロスオーバー!」 この作品を評するにこれほど的確な言葉はない。
エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディ (講談社文庫)より
4062769581