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血の冠
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血の冠の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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弘前中央署会計課係長の小松一郎は毎日が同じ作業の繰り返しとなり,刑事から離れ,その気持ちを忘れつつあった。しかし,県内で発生した猟奇殺人事件は被害者の頭蓋骨を切り取りとの断面に沿って釘を打ち込み血の冠をかぶったように見せる手口であった。それは26年前の忌まわしい過去とともに小松を幼なじみ風間との再会へと誘うのであった・・・ 初めて読んだ同作家の作品といったら怒られるかもしれないが・・・初めてである。書店で題名を見て惹かれて買った本である。内容的には内勤警官の小松と幼なじみで警察庁に出生している風間が出会い,そして自分たちが過去に関わった事件とともに現在の事件の捜査をしていくものである。始めは惹かれた血の冠も最終的には何だかわざわざそうしなくてもという感じさえ持った。しかし,作品自体は好き嫌いが別れるような気がしたが,物語的には好きな作品であったと思う。 | ||||
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26年前の連続殺人と同じ手口で殺人が起こる。主人公は警察の裏金作りに携わってすっかりやる気をなくしている内勤警官。そこに、今は殺人捜査のプロとなっている旧友が現れ、男たちはふたりで事件の解決にむかう。だが、このふたりは実は、26年前の事件によって大きな傷を心に負った同士だった。――この設定が素晴らしい。この背後から、単にスプラッターや警察小説の枠に収まらない、人間の屈折、心の闇、そして、何よりも再生といったテーマがじわじわと浮かび上がってきます。幾重もの魅力を持った傑作! | ||||
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