■スポンサードリンク


デイブレイク



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
デイブレイク (幻冬舎文庫)

デイブレイクの評価: 3.50/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

渋さととるか地味ととるか

ジャンルと言うのはあってなきものだと思う。すべてがハリウッド的ではないのだ。ハードボイルドアクションのつもりで読んでみると、登場人物の設定や過去の古傷の書き方などが非常にこまかく、魅力溢れるように見えるのに、いざストーリーを読んでいくと地味で重い。自分のなかで流れをきめてしまうとなかなか書き手の意思が通じてこないような、そんな本だ。それぞれにもった過去を背負っていまを生きる登場人物達、理不尽な国、組織の横暴。友情のありようも匂ってくるのに書かれていない。ラブシーンにいくと思いきや濡れ場がない。すべてが視覚的に地味でいるのだ。評価は二分するかと思うのでまずはページを進めてみて欲しい。「梶」は一番好きなキャラクターだ、境遇も、冷静でいながら実は手のひらにいるという設定も。その一方で主人公である「佐木」とヒロインであるべきはずの「ミナ」がかすんでしまうのが惜しい、個人的にはもう少し「熱くなるもの」が欲しかったのだが。
デイブレイク (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:デイブレイク (幻冬舎文庫)より
4344405471

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!