木洩れ日に泳ぐ魚

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木洩れ日に泳ぐ魚の評価:

3.06/5点 レビュー 78件。 D ランク

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平均点3.06pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全109件 81〜100 5/6ページ
No.29
(3pt)

タイトルに惹かれましたが・・・

初めての恩田作品で新聞レビューも相当力入っていたので、読む気になりました。まず、タイトルが良いですね。詩的で私は好きです。が、このタイトルにこの内容はなんだか合わない気がしました途中無理矢理みたいに説明してましたが・・・。。最初なんだろうって好奇心ばりばりで読み始めましたが、途中の展開ではほかのレビュー通り話が転がり過ぎて(これがいいのかもですが)話盛りすぎ感があり、飛ばし読みになりました。あと、お父さんを殺す理由もつかめないし、お母さんたちがなんだか後半うまく出演しすぎで変です。兄妹がこんなふうにいっしょというのも変です。確かにジョン・アービングの小説みたいな感じのほうがぶっとんでていいです。だって小説なんだもん!あと私的にはユーミンとか夏目漱石って必要かなあって。こういうのが文中に入るのって私は嫌いなんで…すいません。書き手の苦労を知らないから言えることなんですけどね。なんでも・・・。
木洩れ日に泳ぐ魚 Amazon書評・レビュー: 木洩れ日に泳ぐ魚より
4120038513
No.28
(3pt)

タイトルに惹かれましたが・・・

初めての恩田作品で新聞レビューも相当力入っていたので、読む気になりました。まず、タイトルが良いですね。詩的で私は好きです。が、このタイトルにこの内容はなんだか合わない気がしました途中無理矢理みたいに説明してましたが・・・。。最初なんだろうって好奇心ばりばりで読み始めましたが、途中の展開ではほかのレビュー通り話が転がり過ぎて(これがいいのかもですが)話盛りすぎ感があり、飛ばし読みになりました。あと、お父さんを殺す理由もつかめないし、お母さんたちがなんだか後半うまく出演しすぎで変です。兄妹がこんなふうにいっしょというのも変です。確かにジョン・アービングの小説みたいな感じのほうがぶっとんでていいです。だって小説なんだもん!あと私的にはユーミンとか夏目漱石って必要かなあって。こういうのが文中に入るのって私は嫌いなんで…すいません。書き手の苦労を知らないから言えることなんですけどね。なんでも・・・。
木洩れ日に泳ぐ魚 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 木洩れ日に泳ぐ魚 (文春文庫)より
4167729032
No.27
(1pt)

なんだかイライラした

最初からとっつきにくい文章だったが、我慢して読み進んだ。しかしイライラは募るばかり。読み終えて理由がはっきりした。結局この2人には共感できる点が1つもない事 ミステリーな要素の答えが全て想像であり事実がないことなどである。少なくとも誰かにお勧めできる作品ではない事はたしか。
木洩れ日に泳ぐ魚 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 木洩れ日に泳ぐ魚 (文春文庫)より
4167729032
No.26
(3pt)

後半の展開が今一つ。

「夜のピクニック」がすごく良かったので、期待していたのですが……遠く及びませんでした。
 一組のカップルが、何故、自分たちが現在の状況にあるのか、一晩語り明かします。
 心理描写が巧みで、先が気になり一気に読み上げましたが、後半の展開が今一つ、結末もスッキリしませんでした。
 「若ければ、その場その場の感情で、すべてをかなぐり捨てていけた。ぱっさりと関係を断ち切って立ち去ることができた。
  けれど、歳をとるとそうはいかなくなってくる。妥協や打算も生まれるし、何より淋しさというものを恐れるようになる。」 というアキの心の中の苦笑には、共感できましたが……。

木洩れ日に泳ぐ魚 Amazon書評・レビュー: 木洩れ日に泳ぐ魚より
4120038513
No.25
(4pt)

良質な二人舞台を観ているよう

別れる前にアパートの部屋で最後の夜を過ごす男女。といってもセックスするわけではない。二人に男女の関係は無い。血が繋がっているからだ。コンビニで買ったサラダにビール。それだけで差し向かいで話す。そして、会話は数年前の事件の話になる。お互いに殺害したのは相手だと思っている。微妙な会話の先に驚くべき事実を知ることになった女は……。

 舞台を見ているような息が詰まる会話の重なり。そして最後に訪れる解放感(女のほうだけに)。非常に巧に書かれた良質の物語。
木洩れ日に泳ぐ魚 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 木洩れ日に泳ぐ魚 (文春文庫)より
4167729032
No.24
(4pt)

良質な二人舞台を観ているよう

別れる前にアパートの部屋で最後の夜を過ごす男女。といってもセックスするわけではない。二人に男女の関係は無い。血が繋がっているからだ。コンビニで買ったサラダにビール。それだけで差し向かいで話す。そして、会話は数年前の事件の話になる。お互いに殺害したのは相手だと思っている。微妙な会話の先に驚くべき事実を知ることになった女は……。

 舞台を見ているような息が詰まる会話の重なり。そして最後に訪れる解放感(女のほうだけに)。非常に巧に書かれた良質の物語。

木洩れ日に泳ぐ魚 Amazon書評・レビュー: 木洩れ日に泳ぐ魚より
4120038513
No.23
(4pt)

読む二人芝居

男女二人が酒を飲みながら、二人の関係について話し続けるだけの物語。結局ハッキリした結論は知ることはできずに、読み手にゆだねられるような形で終る。

人の気持ちのあやふやさを皮肉った二人芝居を見ているようだった。恋心ってのはこういうことかもなと考えさせられた。でも愛はこうじゃないって信じたいな。
木洩れ日に泳ぐ魚 Amazon書評・レビュー: 木洩れ日に泳ぐ魚より
4120038513
No.22
(2pt)

謎は1つにとどめとけばよかったと思います

この作者の作品は、文章そのものは綺麗で読みやすいものが多いのですが、
抽象的で意味不明なストーリーという特徴も目立つようにも思います。
本作はその傾向が顕著で、ファンの方なら気にしないのかもしれませんが、
私のように、純粋にミステリを堪能したい人間には合わないと感じました。

冒頭で 「 ある男の死を巡る謎についての物語 」 「 一組の男女の別離の話 」 とありますが、
それぞれが中途半端なように見えました。
最初は面白かったのですが、段々と支離滅裂になっていき、いつものように、
「 何が言いたいのか分からない 」 まま終了。
欲求不満に陥ってしまいます。

何より、主役2人と亡くなった男が出会うという 「 偶然 」 は、
あまりにも都合が良すぎるのではないでしょうか。
雰囲気を重視するあまり、プロットが破綻しているという印象です。
欲張らず、 「 男の死 」 か 「 2人の過去 」 の片方だけを中心としたストーリーでよかったのではないかと思います。

あれもこれもミステリ仕立てにする必然性は感じられず、残念でした。
木洩れ日に泳ぐ魚 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 木洩れ日に泳ぐ魚 (文春文庫)より
4167729032
No.21
(2pt)

謎は1つにとどめとけばよかったと思います

この作者の作品は、文章そのものは綺麗で読みやすいものが多いのですが、
抽象的で意味不明なストーリーという特徴も目立つようにも思います。
本作はその傾向が顕著で、ファンの方なら気にしないのかもしれませんが、
私のように、純粋にミステリを堪能したい人間には合わないと感じました。

冒頭で 「 ある男の死を巡る謎についての物語 」 「 一組の男女の別離の話 」 とありますが、
それぞれが中途半端なように見えました。
最初は面白かったのですが、段々と支離滅裂になっていき、いつものように、
「 何が言いたいのか分からない 」 まま終了。
欲求不満に陥ってしまいます。

何より、主役2人と亡くなった男が出会うという 「 偶然 」 は、
あまりにも都合が良すぎるのではないでしょうか。
雰囲気を重視するあまり、プロットが破綻しているという印象です。
欲張らず、 「 男の死 」 か 「 2人の過去 」 の片方だけを中心としたストーリーでよかったのではないかと思います。

あれもこれもミステリ仕立てにする必然性は感じられず、残念でした。
木洩れ日に泳ぐ魚 Amazon書評・レビュー: 木洩れ日に泳ぐ魚より
4120038513
No.20
(5pt)

飽くまで一個人の感想ですが

この本は、もしかすると恩田陸さんの
自虐の込められたものなのかもしれない。
読み終わったあとそんなふうに思った。
主人公のアキとヒロに、たやすく感情移入が出来てしまう人には、
よくも悪くも忘れられない一冊になるかもしれません。
研がれていない、じわじわと痛みを与える刃で切られた痛みより、
切れ味のよい刃でスパッと切られたような痛さが妙に痛快。
そのせいか、読後感は意外と爽やかでした。
この方の感性や考え方は相変わらず鋭くて、
話の構成や結末よりもそちらのほうが記憶に残りました。

私にとって、特別な一冊です。

木洩れ日に泳ぐ魚 Amazon書評・レビュー: 木洩れ日に泳ぐ魚より
4120038513
No.19
(4pt)

推理小説と恋愛小説を足して2で割ったような小説

あらすじは、単行本の同作品に寄せられた数々のレビューに譲るとする。確かに帯のコピーからも察しがつく通り、どうしても恋愛小説色が濃いため、主人公の男女の心境の変化に目が行ってしまうのはやむを得ない。しかし、その点については嫌というほど他のレビュアーの方々が言及しているので、僕はあえてこの作品のほかの魅力に触れたいと思う。
 前書きが長く、そしてたいそう大げさなものになってしまったが、伝えたいのはあっけないほどシンプルなものである。
 それは、登場人物の男女が記憶していること、会話の中から蘇って来た記憶の断片、そしてそれらに基づいた論理的な推理、これらをもって、一つの筋の通った仮設を紡ぎだしていくところである。素直にお見事だと思った。
 非常にわかりやすい内容で、かつ結論ありきで無理矢理こじつけたような展開でもないので、読後感もすっきりした仕上がりになっている。
木洩れ日に泳ぐ魚 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 木洩れ日に泳ぐ魚 (文春文庫)より
4167729032
No.18
(2pt)

う〜ん…

面白くなかった…(*_*)
内容が意味分からない上、薄い。
「夜ピク」の素晴らしさと比較的しちゃうと、同じ作家とは思えなかった。
木洩れ日に泳ぐ魚 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 木洩れ日に泳ぐ魚 (文春文庫)より
4167729032
No.17
(2pt)

ミステリーを期待しちゃダメ

物語は2転3転4転5転...くらいします。
ただしそれだけ期待して読むと、最後が物足りなく感じます。
なぜならこの本は、スリリングなミステリーのふりをした?・・・だからです。

後半3分の1くらいは一気読みしました。
といっても、面白くってやめられない、というのではなく、
この本に時間をかけるのは勿体無いので、早く読み終わってしまいたい、
という感じ。

もう一転ほしかったな。
木洩れ日に泳ぐ魚 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 木洩れ日に泳ぐ魚 (文春文庫)より
4167729032
No.16
(4pt)

一晩でひっくり返るすべてのこと。

一枚の写真を前にして始まる、一組の男女の別れの一夜。なにもないがらんとした部屋。スーツケースをテーブル代わりに、ささやかな酒宴。
男と女が交互に語り手となって物語りは進んでいきます。
「白状させられるか。彼を殺したのは自分だと。」というくだりで、二人の別れに殺人らしきものが関わっていることを知らされる。
そこから先は、殺された「彼」とはだれなのか?ふたりのかんけいは?そして、「彼」の死は本当に殺人だったのか?と、読者の興味はとめどなくあふれ、あっという間に恩田ワールドに連れて行かれます。
ネタばれになってしまうので、これ以上の展開は書きませんが、真相がわかったあとの二人の心境の180度の変化に愕然とし、小説の面白さ、怖さを知ることになります。
この構成力にこそ、恩田陸の真骨頂があると思える作品です。
木洩れ日に泳ぐ魚 Amazon書評・レビュー: 木洩れ日に泳ぐ魚より
4120038513
No.15
(4pt)

二人劇

 別れのための荷造りを終えて最後の夜を迎える一組の男女。
 二人の関係を徹底的に変えた一人の男の死、知ることになるのか知らずに新しい生き方を見つけるのか、望んでいない心理戦を始める。
 ……舞台劇のような作品。一組の男女がマンションの一室で、自分たちに関係のある一人の男性の死について話し合う。場面転換もほとんどなく、男性と女性のそれぞれの心理描写とワンシーンワンシーンで浮かび上がってくる事実が、さっきまでの風景を一変させる。
 どきっとする展開が続くので、二人劇でしっかりとした役者さんに演じてもらいたい感じがしました。小説としてはどうしてももう少しすきっとした「オチ」を求めてしまうのですが、この辺は好みの問題かもしれません。
木洩れ日に泳ぐ魚 Amazon書評・レビュー: 木洩れ日に泳ぐ魚より
4120038513
No.14
(3pt)

熱帯樹。

アパートの一室、2人の男女の探り合いと会話で成り立つ朗読劇のような小説。猜疑心、お互いが「相手があの男を殺した」と切り札を持っち腹のさぐり合う。緊張感のつづく会話。半分血の繋がった近しいきょうだいは恩田作品のモチーフのひとつ。誰か、いつ、どうやって、誰を殺したのか。謎解きや真実を突き詰めていくうちにお互いの化けの皮がはがれていく様はさすが。
木洩れ日に泳ぐ魚 Amazon書評・レビュー: 木洩れ日に泳ぐ魚より
4120038513
No.13
(1pt)

いつも同じじゃないのかな、っと

昔は恩田陸さんのファンだったのですが、最近それも若気の至りとも思える気がしてきました。
パターンは「藪の中」。兄と一緒に腹違いの妹が暮らすという設定も、いくら小説だとしても
リアリティが無いし、第一父親だと思われる人物と山登り中に遭遇するというのも
ご都合主義だ。
主人公の二人ともがナルシシズム全開なんですよ。そこが恩田さんの特徴ともいえるのかな。
三人の農夫の引用もこれまた、さもありなん。
読書中の楽しみも、残るものもないです。
木洩れ日に泳ぐ魚 Amazon書評・レビュー: 木洩れ日に泳ぐ魚より
4120038513
No.12
(4pt)

たった二人、限られた時間

明日からは別々の人生を歩きはじめる一組の男女が、
ともに過ごす最後の一夜。
たった一夜、2DKのささやかなアパート、登場人物は2人だけ・・・。
閉塞感すら感じさせそうな、こじんまりとした設定ながら
回想の中で場面はいろんなところへ飛び、奥行きのある作品でした。
読み応えたっぷりです。
隠されていた真実、考えられる憶測をつなぎあわせていくにつれ、
2人の関係も微妙に変化していく。
最後の2人の気持ちのおさまり方は女性作家ならでは!
これぞ恩田陸!
真実はわからないまま、謎は謎のまま残るのに、
ラストは晴れ渡る青空のように清々しい。
不思議な余韻が残ります。
木洩れ日に泳ぐ魚 Amazon書評・レビュー: 木洩れ日に泳ぐ魚より
4120038513
No.11
(5pt)

見事な余韻

起承転結の順番が順当ではない作品。
別れる日の直前、一組の男女が、これまで暮らした部屋で、多くの事を回想します。
心理描写は繊細です。
著者の作品からは、著者が女性である事を感じさせる、独特の感性が伝わってきます。
内容は明るいものではありません。
何しろ、別れの物語なので、明るくないのは当然ですが、一人の人間の死も関係しています。
また、本当に兄妹なのか?恋人なのか?と悩む下りがありますが、この部分の描写は、ことさら重いです。
結局、本当の結論はどうなのか?
この作品は、あまり真実の追求にこだわるよりも、読む事自体が楽しい作品でもあります。
ただ、著者の他のいくつかの作品で感じられる様な多倖感は伴わず、むしろ、少し沈んだ気分にもなります。
作品を締めくくる余韻は見事です。
価値ある一冊です。
木洩れ日に泳ぐ魚 Amazon書評・レビュー: 木洩れ日に泳ぐ魚より
4120038513
No.10
(5pt)

人の心の不思議を描いた、演劇的な作品。

いつもながらの恩田陸ワールド、と言うべきだろうか。
読み始めたら最後、読み終えるまで本を閉じることができなかった。
一体これから何が起きるのか?
あるいは、過去に何が起きてしまったのか?
それは、たとえば猟奇的な殺人事件か何かなのか?
猟奇的ではなくても、少なくとも殺人事件なのか?
いや、殺人事件ではなくとも、何かもっと凄惨な、起きてはならないような何かなのか?
――そんな恐怖と緊張に駆られて、一気に読みきった。
読み終えて思うのは、やはり人の心は不思議なものだな、ということ。
それは恩田陸という作家が一貫して描いているテーマの一つでもあろう。
それから、この作品は、すぐれて演劇的な作品のようにも感じた。
つまり、三次元化するなら、映画ではなく舞台が適している。
おそらく著者も、それを想定しながら書いたのではないか。
外れているかもしれないが、そう勝手に感じた。
舞台のセットはいたってシンプル。
引っ越し前夜の2DK、荷物はほとんど運び出されている。
登場人物は、二人の男女。二人だけ。
回想シーンで登場する何人かの人たちをどう描くかが難しいが、基本、二人芝居が正しいと思う。
二人の間に渦巻くさまざまな想念たち。
過去の出来事をつぶさに辿る中で、次第に明らかになる真実。
それに伴って、時に激しく、時に静かに、移ろいゆく二人の心理、感情、思惑。
緊張感に満ちた、いい舞台になるのではないか。
恐怖に駆られて読んだ、と書いたが、もちろんホラーではなく、むしろラブストーリーのはずである。にもかかわらず、この煽り方、掻き立て方は、さすがにうまい。
読後感としては、もやもやしながらも、いちおうすがすがしい。
人によって受け取り方は違うだろう。
とにかく、舞台化したい。
きっとすごく面白い舞台になるに違いない。
木洩れ日に泳ぐ魚 Amazon書評・レビュー: 木洩れ日に泳ぐ魚より
4120038513