最悪

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最悪の評価:

3.97/5点 レビュー 187件。 A ランク

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平均点3.97pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全374件 161〜180 9/19ページ
No.214
(5pt)

題名と内容の絶妙なマッチ

第4回(平成14年度)大薮春彦賞受賞作品
 「宝島社 このミステリーがすごい!」 2000年版 7位
 「週間文春 傑作ミステリーベスト10」 99年 9位

 当初描かれている内容は、恐ろしいほどリアルです。
 町工場の社長、銀行員、チンピラ、3人各々の日常がすっと頭の中に浮かんできました。
 そのリアルさは「リアルすぎて面白みがない」と感じてもおかしくないくらいなのですが、なぜかページをめくる手が止まりませんでした。

 話が進むにつれて、段々と3人の日常にお互いが絡み合ってきます。
 そして、日常は非日常に変わり…
 非日常に変わってからは、まさに題名通りの内容。
 題名はたった2文字ですが、これ以外にないというくらい内容と絶妙にマッチしています。


 ソレデハ…
最悪 Amazon書評・レビュー: 最悪より
4062092980
No.213
(5pt)

題名と内容の絶妙なマッチ

第4回(平成14年度)大薮春彦賞受賞作品
 「宝島社 このミステリーがすごい!」 2000年版 7位
 「週間文春 傑作ミステリーベスト10」 99年 9位

 当初描かれている内容は、恐ろしいほどリアルです。
 町工場の社長、銀行員、チンピラ、3人各々の日常がすっと頭の中に浮かんできました。
 そのリアルさは「リアルすぎて面白みがない」と感じてもおかしくないくらいなのですが、なぜかページをめくる手が止まりませんでした。

 話が進むにつれて、段々と3人の日常にお互いが絡み合ってきます。
 そして、日常は非日常に変わり…
 非日常に変わってからは、まさに題名通りの内容。
 題名はたった2文字ですが、これ以外にないというくらい内容と絶妙にマッチしています。


 ソレデハ…
最悪 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 最悪 (講談社文庫)より
4062735342
No.212
(5pt)

そう簡単には死なない

内容は重いのに、読み始めたら止まらなくなる。工場経営社、銀行員のOL、若いチンピラ、3人それぞれのままならない人生が一瞬の交錯を経て変化し、そして続いていく。恐ろしく暴力的で死の匂いが漂うが、最後まで誰も死なない。巷にあふれる、安易に人の死を小道具に使う小説・テレビ・映画・マンガ、それらへのアンチテーゼなのかもしれない。簡単には死ねずに、ぶざまに生きていかなければならない人間を、それでも愛おしく思う作者の視点が感じられる。
最悪 Amazon書評・レビュー: 最悪より
4062092980
No.211
(5pt)

そう簡単には死なない

内容は重いのに、読み始めたら止まらなくなる。工場経営社、銀行員のOL、若いチンピラ、3人それぞれのままならない人生が一瞬の交錯を経て変化し、そして続いていく。恐ろしく暴力的で死の匂いが漂うが、最後まで誰も死なない。巷にあふれる、安易に人の死を小道具に使う小説・テレビ・映画・マンガ、それらへのアンチテーゼなのかもしれない。簡単には死ねずに、ぶざまに生きていかなければならない人間を、それでも愛おしく思う作者の視点が感じられる。
最悪 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 最悪 (講談社文庫)より
4062735342
No.210
(5pt)

なんという力

引き込む力がこれほどある小説にはなかなかお目にかかれない。錯綜する主人公の思惑。転がり落ちていく人生。それぞれが選んだ選択とその結果。ラストの1ページまで目が離せない。人は活字だけでこれだけのものが書ける。
最悪 Amazon書評・レビュー: 最悪より
4062092980
No.209
(5pt)

なんという力

引き込む力がこれほどある小説にはなかなかお目にかかれない。錯綜する主人公の思惑。転がり落ちていく人生。それぞれが選んだ選択とその結果。ラストの1ページまで目が離せない。人は活字だけでこれだけのものが書ける。
最悪 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 最悪 (講談社文庫)より
4062735342
No.208
(5pt)

もう少し救いを

さすがの筆力 途中は完全に引き込まれます。夢中になってしまいました。ただ最後はもう少しだけ救いがほしかった。
最悪 Amazon書評・レビュー: 最悪より
4062092980
No.207
(5pt)

もう少し救いを

さすがの筆力 途中は完全に引き込まれます。夢中になってしまいました。ただ最後はもう少しだけ救いがほしかった。
最悪 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 最悪 (講談社文庫)より
4062735342
No.206
(4pt)

リアルすぎる日常

主人公3人。特別ではない普通の3人がどんどん深みにはまっていく様がまさしく「最悪」。1人はちょっと無軌道な不良ではあるが、3人ともそんなに悪い人間ではなく、ごく普通の幸せを望む小市民。しかし、運命は残酷なものでもがけばもがくほど事態は悪い方向に流れていく。全体の7割は3人のそれぞれの生活を描いており、あとがきにあるように群像劇という表現がよいだろう。その3人の生活を単調にならずに読者に飽きさせないあたりがこの筆者の持ち味だ。3人が出会った途端、話が急転していくのだが、個人的にそこから急に面白くなるという感じでもなかった。むしろ日常を描いている部分を読んでいるときの方が、その最悪の展開に引きこまれた。3人の出会いの後はちょっとリアリティーがなくなって、「ああ、小説なんだな」って気づかされる感じ。裏を返せば前半の日常の描写がリアルすぎるのかも知れない。「邪魔」の時もそう思ったが、普通の人の日常が狂っていく物語名なので、精神的に落ち込んでいるときに読むのには向いてないと思う。
最悪 Amazon書評・レビュー: 最悪より
4062092980
No.205
(4pt)

リアルすぎる日常

主人公3人。特別ではない普通の3人がどんどん深みにはまっていく様がまさしく「最悪」。1人はちょっと無軌道な不良ではあるが、3人ともそんなに悪い人間ではなく、ごく普通の幸せを望む小市民。しかし、運命は残酷なものでもがけばもがくほど事態は悪い方向に流れていく。全体の7割は3人のそれぞれの生活を描いており、あとがきにあるように群像劇という表現がよいだろう。その3人の生活を単調にならずに読者に飽きさせないあたりがこの筆者の持ち味だ。3人が出会った途端、話が急転していくのだが、個人的にそこから急に面白くなるという感じでもなかった。むしろ日常を描いている部分を読んでいるときの方が、その最悪の展開に引きこまれた。3人の出会いの後はちょっとリアリティーがなくなって、「ああ、小説なんだな」って気づかされる感じ。裏を返せば前半の日常の描写がリアルすぎるのかも知れない。「邪魔」の時もそう思ったが、普通の人の日常が狂っていく物語名なので、精神的に落ち込んでいるときに読むのには向いてないと思う。
最悪 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 最悪 (講談社文庫)より
4062735342
No.204
(4pt)

複雑な気持ちにさせる

週刊文春1999年 国内9位このミス2000年 国内7位町工場の社長 川谷信次郎、銀行員の藤崎みどり、チンピラの野村和也。それぞれの人生 最悪の瞬間に彼らは出会うことになる。そこに至るまでの、転落の様の描き方が秀逸で、先を読み進めるのがつらくなる場面が多々あった。一方では、どこまで落ちていくのかといった、相反する暗い興味もあったりして、複雑な気持ちにさせてくれる。いやな奴の書き方がとにかく上手い。三人が出会ってからの成り行きは、どこか喜劇的であって、多少脱力するのだが、決してきれいな終わり方でないところが良かったと思う。未来へのかすかな明かりみたいのは感じるので、そこが救いなのかもしれない。ラスト近く、川谷と野村が、どちらが不幸かで口論する場面があるのだが、自分はやっぱり川谷だろうなぁ。読み手によって違うんだろうけど。
最悪 Amazon書評・レビュー: 最悪より
4062092980
No.203
(4pt)

複雑な気持ちにさせる

週刊文春1999年 国内9位このミス2000年 国内7位町工場の社長 川谷信次郎、銀行員の藤崎みどり、チンピラの野村和也。それぞれの人生 最悪の瞬間に彼らは出会うことになる。そこに至るまでの、転落の様の描き方が秀逸で、先を読み進めるのがつらくなる場面が多々あった。一方では、どこまで落ちていくのかといった、相反する暗い興味もあったりして、複雑な気持ちにさせてくれる。いやな奴の書き方がとにかく上手い。三人が出会ってからの成り行きは、どこか喜劇的であって、多少脱力するのだが、決してきれいな終わり方でないところが良かったと思う。未来へのかすかな明かりみたいのは感じるので、そこが救いなのかもしれない。ラスト近く、川谷と野村が、どちらが不幸かで口論する場面があるのだが、自分はやっぱり川谷だろうなぁ。読み手によって違うんだろうけど。
最悪 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 最悪 (講談社文庫)より
4062735342
No.202
(3pt)

話が動き出したとたん、先が見えてしまう

登場人物紹介の冒頭部分が飽きずに読めるとということは、この作家に筆力があるということだろう。だれ場を超える力がある。小さな下請けではあるが鉄工所を営み、家族を養う川谷。愛想笑いはどんな時でもできる少し気の強い女子銀行員の藤崎。パチンコ屋で働き小さな悪さをしながら暮らしている二十歳の野村。全く共通点のない三人、いや、共通点は、今の生活を特には悪いとは思っていないが、すごくよいとも思っていない、つまりはふつうのにんげんたちだ。この一生出会うとは思えない三人の人生が、おそらく「交錯」し、「最悪」の事態に飲み込まれて行くというストーリーなんだろうなあと思い、読み進めて言ったら案の定だったので、私はこのあまりにもよくある設定に、この小説を読み続けるインセンティブが極端に低くなってしまった。そこから先は作者の都合にうまく合わせた展開であった。
最悪 Amazon書評・レビュー: 最悪より
4062092980
No.201
(3pt)

話が動き出したとたん、先が見えてしまう

登場人物紹介の冒頭部分が飽きずに読めるとということは、この作家に筆力があるということだろう。だれ場を超える力がある。小さな下請けではあるが鉄工所を営み、家族を養う川谷。愛想笑いはどんな時でもできる少し気の強い女子銀行員の藤崎。パチンコ屋で働き小さな悪さをしながら暮らしている二十歳の野村。全く共通点のない三人、いや、共通点は、今の生活を特には悪いとは思っていないが、すごくよいとも思っていない、つまりはふつうのにんげんたちだ。この一生出会うとは思えない三人の人生が、おそらく「交錯」し、「最悪」の事態に飲み込まれて行くというストーリーなんだろうなあと思い、読み進めて言ったら案の定だったので、私はこのあまりにもよくある設定に、この小説を読み続けるインセンティブが極端に低くなってしまった。そこから先は作者の都合にうまく合わせた展開であった。
最悪 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 最悪 (講談社文庫)より
4062735342
No.200
(4pt)

わらしべ長者の逆バージョン

市井の普通の人間が、ちょっとした自身の判断ミスに端を発した運命のあやに巻き込まれ、転落のスパイラルに陥ってゆく。
いわば、昔話のわらしべ長者の逆バージョンである。
伏線の張り方が周到で、転落が進むにつれ、ストーリーの展開がどんどん加速されてくるので、物語の終盤に向けてのスピード感はすばらしく、読むのが本当に楽しい。
一級のエンターテイメントだ。
敢えて言えば、読後にもずっと心に残るような何か(A.クリスティーの傑作にあるような人間の情念とか、井上靖の歴史小説にあるような運命の苛烈さとか)があると、もっと素晴らしいものになるのだが・・・。
最悪 Amazon書評・レビュー: 最悪より
4062092980
No.199
(4pt)

わらしべ長者の逆バージョン

市井の普通の人間が、ちょっとした自身の判断ミスに端を発した運命のあやに巻き込まれ、転落のスパイラルに陥ってゆく。
いわば、昔話のわらしべ長者の逆バージョンである。
伏線の張り方が周到で、転落が進むにつれ、ストーリーの展開がどんどん加速されてくるので、物語の終盤に向けてのスピード感はすばらしく、読むのが本当に楽しい。
一級のエンターテイメントだ。
敢えて言えば、読後にもずっと心に残るような何か(A.クリスティーの傑作にあるような人間の情念とか、井上靖の歴史小説にあるような運命の苛烈さとか)があると、もっと素晴らしいものになるのだが・・・。
最悪 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 最悪 (講談社文庫)より
4062735342
No.198
(5pt)

とても怖い話でした

当方は、40台半ばです。登場人物の一人とほぼ同じ年代です。
工場経営者では、ありませんが、小さく小さくやってきた小市民です。もう先も見えています。
ですが、せめて、子どもには少しでもいい暮らし、いや、現状維持の暮らしをさせてあげたいと願ってしまいます。
登場人物である川谷さんも同じような人です。ですが、ちょっとしたボタンのかけ違いで蟻地獄に落ちていきます。もがいてもがいてさらに悪い方へ行ってしまいます。その過程に恐怖を感じました。一つ一つの問題は、時間をかければ解決できただろうに、忙しさのため、先送りして事が大きくなる。人間のサガで、面倒なことは先送りしたいというのは誰でもありますものね。
たぶん、夢も希望もある20才台人には、この本はただの親父が落ちていく暗いつまらない話でしょう。
私も面白く一気に読んでしまいましたが、知人には勧めたくない。
守るべきひとがいると、この本の恐怖が感じられます。自分の足元はいとも簡単に壊れてしまうものが実感します。
「最悪」「邪魔」「無理」と続けて読んでしまいました。いずれの自分の生活を守ろうとして落ちていく物語です。
最悪 Amazon書評・レビュー: 最悪より
4062092980
No.197
(5pt)

とても怖い話でした

当方は、40台半ばです。登場人物の一人とほぼ同じ年代です。
工場経営者では、ありませんが、小さく小さくやってきた小市民です。もう先も見えています。
ですが、せめて、子どもには少しでもいい暮らし、いや、現状維持の暮らしをさせてあげたいと願ってしまいます。
登場人物である川谷さんも同じような人です。ですが、ちょっとしたボタンのかけ違いで蟻地獄に落ちていきます。もがいてもがいてさらに悪い方へ行ってしまいます。その過程に恐怖を感じました。一つ一つの問題は、時間をかければ解決できただろうに、忙しさのため、先送りして事が大きくなる。人間のサガで、面倒なことは先送りしたいというのは誰でもありますものね。
たぶん、夢も希望もある20才台人には、この本はただの親父が落ちていく暗いつまらない話でしょう。
私も面白く一気に読んでしまいましたが、知人には勧めたくない。
守るべきひとがいると、この本の恐怖が感じられます。自分の足元はいとも簡単に壊れてしまうものが実感します。
「最悪」「邪魔」「無理」と続けて読んでしまいました。いずれの自分の生活を守ろうとして落ちていく物語です。
最悪 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 最悪 (講談社文庫)より
4062735342
No.196
(2pt)

おもしろい、引き込まれる けど・・・

快活明朗なラストを迎えるドラマ版を見てから
小説を読んでしまったのがいけないのかもしれませんが・・・
読み手をグイグイ主人公たちの世界に引き込んでいく力量はすごいと
おもいます。
ただ、本筋と関係ないところである種のタイプの人間を
突き放しているような表現があってたまに引っかかります。
とんでもなくくだらない突っ込みなのは分かってますけど
「上役と同じ大学のサークル出てるんだ」って自分から同僚に喋る
銀行員ってのはさすがにありえないかと。
工場の方のシーンはすごく綿密に調べて書いているのが伝わってくるのに
銀行の世界の方はやたらと漫画みたいな表現なんですよね・・・
最悪 Amazon書評・レビュー: 最悪より
4062092980
No.195
(2pt)

おもしろい、引き込まれる けど・・・

快活明朗なラストを迎えるドラマ版を見てから
小説を読んでしまったのがいけないのかもしれませんが・・・
読み手をグイグイ主人公たちの世界に引き込んでいく力量はすごいと
おもいます。
ただ、本筋と関係ないところである種のタイプの人間を
突き放しているような表現があってたまに引っかかります。
とんでもなくくだらない突っ込みなのは分かってますけど
「上役と同じ大学のサークル出てるんだ」って自分から同僚に喋る
銀行員ってのはさすがにありえないかと。
工場の方のシーンはすごく綿密に調べて書いているのが伝わってくるのに
銀行の世界の方はやたらと漫画みたいな表現なんですよね・・・
最悪 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 最悪 (講談社文庫)より
4062735342