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最悪の評価:

3.97/5点 レビュー 187件。 A ランク

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平均点3.97pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全374件 261〜280 14/19ページ
No.114
(4pt)

大凶をひいた3人

まさに人生「最悪」状態の3人のお話。前半は少しはいいこともあるんだけれど、中盤から終盤へはなだれ込むように最悪なことの連続。後半になるにつけ、3人の人生が加速度的に壊れていく、そのコワレップリの見事さといったら、もう!前半は3人ばらばらに話が描かれているけど、最後、怒涛のように3人の人生が絡まるところがまたすごい。そんな彼らの人生に巻き込まれるがごとく、読み手もぐいぐい話に引き込まれてゆくわけです。実際読み終えるまであっという間。
自分の気分が最悪なときに読むと、本当に「最悪」な気分になるので(私は落ち込んでいるときに読んで気がめいった。。。)多少気分明るいときに「対岸の火事」として読むのがよいかも。ひととおり(いろんな意味で)終わった後の3人がわたしには「大凶をひいたとこ」、つまり後は運勢のぼるしかない状態まで行き着いたように見えました。
最悪 Amazon書評・レビュー: 最悪より
4062092980
No.113
(4pt)

大凶をひいた3人

まさに人生「最悪」状態の3人のお話。前半は少しはいいこともあるんだけれど、中盤から終盤へはなだれ込むように最悪なことの連続。後半になるにつけ、3人の人生が加速度的に壊れていく、そのコワレップリの見事さといったら、もう!前半は3人ばらばらに話が描かれているけど、最後、怒涛のように3人の人生が絡まるところがまたすごい。そんな彼らの人生に巻き込まれるがごとく、読み手もぐいぐい話に引き込まれてゆくわけです。実際読み終えるまであっという間。
自分の気分が最悪なときに読むと、本当に「最悪」な気分になるので(私は落ち込んでいるときに読んで気がめいった。。。)多少気分明るいときに「対岸の火事」として読むのがよいかも。ひととおり(いろんな意味で)終わった後の3人がわたしには「大凶をひいたとこ」、つまり後は運勢のぼるしかない状態まで行き着いたように見えました。
最悪 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 最悪 (講談社文庫)より
4062735342
No.112
(5pt)

お見事!

コツコツと生きる小さな町工場の社長、地味な銀行OL,せこい盗みしかできないチンピラ。
3人の人生が、ゆるやかな坂道を転がっているうちに、加速度がついてとまなくなるように一気に「最悪」の状況へと追い込まれていく。
この、<坂道>から<奈落>におちていく様を見事に描ききっている。本人たちはそれぞれ最善の選択をしているのに、それが悪い方、悪い方に転がり、ついには何とも手の打ちようもない事態に・・・。
最後は「最悪」ながらも、そこから立ち上がろうとする意思も見えるのが救いだ。
最悪 Amazon書評・レビュー: 最悪より
4062092980
No.111
(5pt)

お見事!

コツコツと生きる小さな町工場の社長、地味な銀行OL,せこい盗みしかできないチンピラ。
3人の人生が、ゆるやかな坂道を転がっているうちに、加速度がついてとまなくなるように一気に「最悪」の状況へと追い込まれていく。
この、<坂道>から<奈落>におちていく様を見事に描ききっている。本人たちはそれぞれ最善の選択をしているのに、それが悪い方、悪い方に転がり、ついには何とも手の打ちようもない事態に・・・。
最後は「最悪」ながらも、そこから立ち上がろうとする意思も見えるのが救いだ。
最悪 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 最悪 (講談社文庫)より
4062735342
No.110
(5pt)

最善を尽くしたはずがいつしか最悪へ

 いくつかの書評から、多分面白いだろうと思ってはいたが、ここまで面白いとは…。三人の登場人物が最悪の結末へ転がり落ちていく犯罪小説だが、中でも鉄工所の社長の生々しさったらない。自分でも多分そうするだろうなっていう頑張りで、彼にとっては最善の努力をしているのに、結果はどんどん悪くなっていく。それが偶然じゃなく、ああ、多分そうなるだろうな、という必然的な結果の連続なのだ。
 巻末に参考文献として挙げられている零細企業関連の資料が生きているのだろう。この作家はそこがきちんとしている。転がり落ちる雪球のように、なすすべもなく悪い方へ悪い方へと膨らんでいく描写が見事だ。ダメになっていく自分へのマゾヒスティックな快感すら覚えるほどだ。
 終盤の、複雑な利害関係を抱えた四人の密室劇も、面白い。一人のちょっとした考えの変化で、生死を含めたそれぞれの運命がコロコロ変わっていくのだ。この一場面だけで舞台演劇が出来そうな場面だった。
 エピローグの三人それぞれの描写もいい。どん底でだって、ありのままの自分を受け入れる勇気さえあれば、やっていける。
最悪 Amazon書評・レビュー: 最悪より
4062092980
No.109
(5pt)

最善を尽くしたはずがいつしか最悪へ

 いくつかの書評から、多分面白いだろうと思ってはいたが、ここまで面白いとは…。三人の登場人物が最悪の結末へ転がり落ちていく犯罪小説だが、中でも鉄工所の社長の生々しさったらない。自分でも多分そうするだろうなっていう頑張りで、彼にとっては最善の努力をしているのに、結果はどんどん悪くなっていく。それが偶然じゃなく、ああ、多分そうなるだろうな、という必然的な結果の連続なのだ。
 巻末に参考文献として挙げられている零細企業関連の資料が生きているのだろう。この作家はそこがきちんとしている。転がり落ちる雪球のように、なすすべもなく悪い方へ悪い方へと膨らんでいく描写が見事だ。ダメになっていく自分へのマゾヒスティックな快感すら覚えるほどだ。
 終盤の、複雑な利害関係を抱えた四人の密室劇も、面白い。一人のちょっとした考えの変化で、生死を含めたそれぞれの運命がコロコロ変わっていくのだ。この一場面だけで舞台演劇が出来そうな場面だった。
 エピローグの三人それぞれの描写もいい。どん底でだって、ありのままの自分を受け入れる勇気さえあれば、やっていける。
最悪 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 最悪 (講談社文庫)より
4062735342
No.108
(4pt)

三者三様

奥田ワールドが楽しめる一冊。どんどん最悪な状態にはまっていく人達。設定のおもしろさもあるが、三人が同時進行で犯罪小説なのになぜか楽しめました。作者独特のよさがよく表れている本だと思います。超おすすめ。
最悪 Amazon書評・レビュー: 最悪より
4062092980
No.107
(4pt)

三者三様

奥田ワールドが楽しめる一冊。どんどん最悪な状態にはまっていく人達。設定のおもしろさもあるが、三人が同時進行で犯罪小説なのになぜか楽しめました。作者独特のよさがよく表れている本だと思います。超おすすめ。
最悪 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 最悪 (講談社文庫)より
4062735342
No.106
(5pt)

ストーリーも加速度がついて止まらないが、読むほうも加速度が付いて止まらない

圧倒的に面白い小説とはこういう作品を言うのだろう。登場人物のキャラクター、息をつかせぬストーリ展開、どうしようもない人間の悲しさと愚かさ、そしてやさしさが、湿っぽくない乾いた筆致で、しかも笑いも含んで描かれている。上手い作家である。
そして何より素晴らしいのは、それらを登場人物の行動や心理描写を難しい言葉を使わないで表現し切っていることである。普通の人びとが主人公のエンターテインメント小説はそうでなければならないのではないか。
その昔、純文学に対する対して大衆文学という言葉があったが、今もこの言葉が生きているとすれば、この作品がまさにそうである。不幸の坂を転げ落ちていく彼らに用意されたラストシーンは、ほかの作品にも垣間見える著者のやさしさの現れなのかもしれない。桐野夏生だったら全く逆に行きつくとこまでいってしまうような気がした。それはそれで読んでみたいが…。
最悪 Amazon書評・レビュー: 最悪より
4062092980
No.105
(5pt)

ストーリーも加速度がついて止まらないが、読むほうも加速度が付いて止まらない

圧倒的に面白い小説とはこういう作品を言うのだろう。登場人物のキャラクター、息をつかせぬストーリ展開、どうしようもない人間の悲しさと愚かさ、そしてやさしさが、湿っぽくない乾いた筆致で、しかも笑いも含んで描かれている。上手い作家である。
そして何より素晴らしいのは、それらを登場人物の行動や心理描写を難しい言葉を使わないで表現し切っていることである。普通の人びとが主人公のエンターテインメント小説はそうでなければならないのではないか。
その昔、純文学に対する対して大衆文学という言葉があったが、今もこの言葉が生きているとすれば、この作品がまさにそうである。不幸の坂を転げ落ちていく彼らに用意されたラストシーンは、ほかの作品にも垣間見える著者のやさしさの現れなのかもしれない。桐野夏生だったら全く逆に行きつくとこまでいってしまうような気がした。それはそれで読んでみたいが…。
最悪 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 最悪 (講談社文庫)より
4062735342
No.104
(4pt)

落ちていく様が見事だ・・・

ここまで面白い不幸話というのも珍しい。ただの中小企業の社長、ただのプータロー、ただの銀行女性行員にその妹。
うまい話に乗ろうと次々に失敗。そしてどんどん落ちていき、その行き着く先は?
最悪 Amazon書評・レビュー: 最悪より
4062092980
No.103
(4pt)

落ちていく様が見事だ・・・

ここまで面白い不幸話というのも珍しい。ただの中小企業の社長、ただのプータロー、ただの銀行女性行員にその妹。
うまい話に乗ろうと次々に失敗。そしてどんどん落ちていき、その行き着く先は?
最悪 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 最悪 (講談社文庫)より
4062735342
No.102
(4pt)

三つの石ころ

三人の登場人物がそれぞれの物語を繰り広げていくという構成。終盤あたりから其の三本の糸が縺れはじめる・・・といった感じ。
危険の匂いが漂うこの「最悪」という本だけど、勢いで乗り切ったかなという感じは否めなかった。
個人的にはこの意味のない登場人物が多すぎる気がした。主人公たちの人間性を作り上げるためかも知れないけど、それにしてもなぁ…って感じでした。
でもラストや、登場人物の個性も気に入ったので星4つ。
最悪 Amazon書評・レビュー: 最悪より
4062092980
No.101
(4pt)

三つの石ころ

三人の登場人物がそれぞれの物語を繰り広げていくという構成。終盤あたりから其の三本の糸が縺れはじめる・・・といった感じ。
危険の匂いが漂うこの「最悪」という本だけど、勢いで乗り切ったかなという感じは否めなかった。
個人的にはこの意味のない登場人物が多すぎる気がした。主人公たちの人間性を作り上げるためかも知れないけど、それにしてもなぁ…って感じでした。
でもラストや、登場人物の個性も気に入ったので星4つ。
最悪 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 最悪 (講談社文庫)より
4062735342
No.100
(5pt)

加速のついた乗り物から降りるのは難しい

三本の坂道がある。はじめ勾配は緩やかだ。それが徐々にキツさを増していき、三本道が合流した時、物語はもう止めようがないスピードで展開する。その加速度で読ませる小説だと思う。
読み進めるほどに、ひたひたと迫る不幸の予感。何せタイトルが『最悪』である。些細な出来事、主人公三人の一挙一動にも不穏な影がちらつく。心臓に悪い小説は本来苦手。しかしもう嫌だと思いつつ、読むのをやめられない。加速度のついた乗り物から飛び降りるのは、乗り続けるより難しいのだ。ようやく、坂道の終着点を見届けた時、辛抱に耐えた甲斐があったと思った。
加速度を際立たせるのは、切迫感のある心理描写だ。鉄工所の社長、チンピラ、銀行員の女性の日常を、心のうちを、なぜここまで踏み込んでリアルに文章化できるのだろう。
いまさら『最悪』の感想でもないという気もしたが、伊良部モノや『マドンナ』などを読んだ流れで本書を再読。改めて作風の幅広さに感じ入り、レビューを書きたくなった。
最悪 Amazon書評・レビュー: 最悪より
4062092980
No.99
(5pt)

加速のついた乗り物から降りるのは難しい

三本の坂道がある。はじめ勾配は緩やかだ。それが徐々にキツさを増していき、三本道が合流した時、物語はもう止めようがないスピードで展開する。その加速度で読ませる小説だと思う。
読み進めるほどに、ひたひたと迫る不幸の予感。何せタイトルが『最悪』である。些細な出来事、主人公三人の一挙一動にも不穏な影がちらつく。心臓に悪い小説は本来苦手。しかしもう嫌だと思いつつ、読むのをやめられない。加速度のついた乗り物から飛び降りるのは、乗り続けるより難しいのだ。ようやく、坂道の終着点を見届けた時、辛抱に耐えた甲斐があったと思った。
加速度を際立たせるのは、切迫感のある心理描写だ。鉄工所の社長、チンピラ、銀行員の女性の日常を、心のうちを、なぜここまで踏み込んでリアルに文章化できるのだろう。
いまさら『最悪』の感想でもないという気もしたが、伊良部モノや『マドンナ』などを読んだ流れで本書を再読。改めて作風の幅広さに感じ入り、レビューを書きたくなった。
最悪 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 最悪 (講談社文庫)より
4062735342
No.98
(4pt)

太!

三人の群像劇だが、三人が交わるのが本当にラストら辺。
三人の群像劇だったせいかもしれんが、とにかく長い。
まあ、面白い事は面白いです。特に銀行強盗で鞄を渡すシーンなんかわ爆笑してしまった。
最悪 Amazon書評・レビュー: 最悪より
4062092980
No.97
(4pt)

太!

三人の群像劇だが、三人が交わるのが本当にラストら辺。
三人の群像劇だったせいかもしれんが、とにかく長い。
まあ、面白い事は面白いです。特に銀行強盗で鞄を渡すシーンなんかわ爆笑してしまった。
最悪 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 最悪 (講談社文庫)より
4062735342
No.96
(5pt)

小市民的共感

小さなつまずきから転がるように最悪へと落ちてゆく、と言うストーリーなのだが、そのつまずく小石のどれもに小市民の自分は「ある、ある、ある」とうなずいてしまう。そして、そんな落とし穴に落ちながら時にパニクリ、時に開き直り、わが身かわいさと自己嫌悪の間を行ったりきたりしている姿は、とても他人事に思えなかった。
最悪 Amazon書評・レビュー: 最悪より
4062092980
No.95
(5pt)

小市民的共感

小さなつまずきから転がるように最悪へと落ちてゆく、と言うストーリーなのだが、そのつまずく小石のどれもに小市民の自分は「ある、ある、ある」とうなずいてしまう。そして、そんな落とし穴に落ちながら時にパニクリ、時に開き直り、わが身かわいさと自己嫌悪の間を行ったりきたりしている姿は、とても他人事に思えなかった。
最悪 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 最悪 (講談社文庫)より
4062735342