最悪

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評判

最悪の評価:

3.97/5点 レビュー 187件。 A ランク

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平均点3.97pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全374件 141〜160 8/19ページ
No.234
(2pt)

面白い!でもそれだけ・・・・。

三人の主人公の視点から語られるストーリーは秀逸で飽きさせない。また、人物描写も上手く感情移入が容易に出来る。
分厚い文庫本でありながら一気に読める爽快感も気持ちいい。
ただ、半分ぐらいまで一気読みして、ふと思う。この不幸の展覧会はいつ迄続くのか?
更に500ページ位から徐々に不安になる。このストーリーに「オチ」はあるのか?
そして気付くと読み終わっていたという何とも空虚な読後感。
オチなんて別に必要なくて面白ければ良いのだが、流石にもう少し心を動かしてくれる展開が欲しかったところ。

宮部みゆきあたりは、何もない中でも読者を切ない気持ちややり切れない気持ちにさせるのがうまいんだよなぁ。
最悪 Amazon書評・レビュー: 最悪より
4062092980
No.233
(2pt)

面白い!でもそれだけ・・・・。

三人の主人公の視点から語られるストーリーは秀逸で飽きさせない。また、人物描写も上手く感情移入が容易に出来る。
分厚い文庫本でありながら一気に読める爽快感も気持ちいい。
ただ、半分ぐらいまで一気読みして、ふと思う。この不幸の展覧会はいつ迄続くのか?
更に500ページ位から徐々に不安になる。このストーリーに「オチ」はあるのか?
そして気付くと読み終わっていたという何とも空虚な読後感。
オチなんて別に必要なくて面白ければ良いのだが、流石にもう少し心を動かしてくれる展開が欲しかったところ。

宮部みゆきあたりは、何もない中でも読者を切ない気持ちややり切れない気持ちにさせるのがうまいんだよなぁ。
最悪 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 最悪 (講談社文庫)より
4062735342
No.232
(4pt)

町工場社長の苦しさに胃が痛くなる

3人の主人公の物語が並行して進んでいくが、圧倒的に町工場社長の物語が強い。

まじめ一徹の町工場社長は、社会的強者にいいように搾取され、味方といえば社会的に何の力も持たない弱者のみ。

「ホテルルワンダ」という映画で、国際社会から見放され、無政府状態のルワンダで誰の助けも期待できない絶望を見た。町工場社長の物語は、日本の中でもそんな絶望があるのかもしれないことに気づかせる。あまりのストレスに読んでいて胃が痛くなる。

後半、3人の主人公が合流してからは急にリアリティがなくなり、なぜかコメディタッチにすらなる。作品のまとまりとしてどうかと思うが、最後まで一気に読ませた。
最悪 Amazon書評・レビュー: 最悪より
4062092980
No.231
(4pt)

町工場社長の苦しさに胃が痛くなる

3人の主人公の物語が並行して進んでいくが、圧倒的に町工場社長の物語が強い。

まじめ一徹の町工場社長は、社会的強者にいいように搾取され、味方といえば社会的に何の力も持たない弱者のみ。

「ホテルルワンダ」という映画で、国際社会から見放され、無政府状態のルワンダで誰の助けも期待できない絶望を見た。町工場社長の物語は、日本の中でもそんな絶望があるのかもしれないことに気づかせる。あまりのストレスに読んでいて胃が痛くなる。

後半、3人の主人公が合流してからは急にリアリティがなくなり、なぜかコメディタッチにすらなる。作品のまとまりとしてどうかと思うが、最後まで一気に読ませた。
最悪 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 最悪 (講談社文庫)より
4062735342
No.230
(5pt)

傑作犯罪小説

川谷は零細企業の鉄工所を経営し、地域の住民との軋轢や貧しい財政面で四苦八苦しながらも、家族が支えになっている中年のおじさん。みどりは親不孝な妹に悩まされ、上司のセクハラに耐えながら友人が支えになっている銀行に勤める若い女性。和也は最初はありふれた不良だったが、次第にエスカレートしていく。彼女が支え。

タイトル通り、次第に最悪な展開になっていく。しかし、それぞれに支えがある為、どこかホッとする。この小説の醍醐味は「裏切り」にあるのではないだろうか。信頼関係を得るのは難しく、失うのは容易い。

信頼を失ってもすぐに切り替えができる和也は、人として強い。しかし最低な人間だった。
最悪 Amazon書評・レビュー: 最悪より
4062092980
No.229
(5pt)

傑作犯罪小説

川谷は零細企業の鉄工所を経営し、地域の住民との軋轢や貧しい財政面で四苦八苦しながらも、家族が支えになっている中年のおじさん。みどりは親不孝な妹に悩まされ、上司のセクハラに耐えながら友人が支えになっている銀行に勤める若い女性。和也は最初はありふれた不良だったが、次第にエスカレートしていく。彼女が支え。

タイトル通り、次第に最悪な展開になっていく。しかし、それぞれに支えがある為、どこかホッとする。この小説の醍醐味は「裏切り」にあるのではないだろうか。信頼関係を得るのは難しく、失うのは容易い。

信頼を失ってもすぐに切り替えができる和也は、人として強い。しかし最低な人間だった。
最悪 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 最悪 (講談社文庫)より
4062735342
No.228
(3pt)

落ち込んでいる時には絶対に読まないでください。

「空中ブランコ」等でおなじみの直木賞作家・奥田英朗の長編小説。

ひたすらついていない三人が主人公の、文字通り最悪小説です。
何か劇的に「悪いこと」が起こるのではなく、気がつくと悪い状態になっているという状況が、気の毒というより、身につまされます。

もうこれ以上、悪いことにはならないだろう、と思う状況からさらに悪化していく現実。それをどうにもできない主人公たち。

お話として上手い。小説としてリアル。でも、上手いだけに、ついていない時に読むと、本気でへこみます。

というわけで、元気な人が読むのに最適な小説です。
最悪 Amazon書評・レビュー: 最悪より
4062092980
No.227
(3pt)

落ち込んでいる時には絶対に読まないでください。

「空中ブランコ」等でおなじみの直木賞作家・奥田英朗の長編小説。

ひたすらついていない三人が主人公の、文字通り最悪小説です。
何か劇的に「悪いこと」が起こるのではなく、気がつくと悪い状態になっているという状況が、気の毒というより、身につまされます。

もうこれ以上、悪いことにはならないだろう、と思う状況からさらに悪化していく現実。それをどうにもできない主人公たち。

お話として上手い。小説としてリアル。でも、上手いだけに、ついていない時に読むと、本気でへこみます。

というわけで、元気な人が読むのに最適な小説です。
最悪 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 最悪 (講談社文庫)より
4062735342
No.226
(3pt)

上手いんだけども…。

著者の作品は『イン・ザ・プール』から読みはじめた。
1ページに2段構成だが、情報過多になっていないのですらすらと読む事が出来た。
カバーデザインや題名から発せられる不穏な雰囲気を裏切る事なく、ゆっくりと沈み込むように最悪に向かっていく。そのスピードがまた絶妙で気持ちが悪い。

着地も劇的でないのがそれに拍車をかけている気もしないではないが、何というか、尻すぼみ、予定調和感も否めない。
最悪 Amazon書評・レビュー: 最悪より
4062092980
No.225
(3pt)

上手いんだけども…。

著者の作品は『イン・ザ・プール』から読みはじめた。
1ページに2段構成だが、情報過多になっていないのですらすらと読む事が出来た。
カバーデザインや題名から発せられる不穏な雰囲気を裏切る事なく、ゆっくりと沈み込むように最悪に向かっていく。そのスピードがまた絶妙で気持ちが悪い。

着地も劇的でないのがそれに拍車をかけている気もしないではないが、何というか、尻すぼみ、予定調和感も否めない。
最悪 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 最悪 (講談社文庫)より
4062735342
No.224
(4pt)

650ページあっても、退屈しない。

イン・ザ・プールで大いに受け、この作家の他の本も…と
評価の高かったこの本をチョイス。

小さな鉄工所を営む社長川谷。
銀行員のみどり。
毎日をつまらなく過ごすプータローの和也。

読み始めは、この3人のあまりにも普通な日常が淡々と語られる。
でも、その分リアルに感じられて どんどんと3人の人間そのものが
自分の脳内で、映像化されてしまう程長々と続く。

これが後半、3人が出会ったとたんに 急速に加速して
緊迫感に変わってくる。

このへんが、やたらと巧い。

3人を取り巻く環境や職場、家族、友人…そういうものが伏線として
ちゃんとあったからこそ、最後のシーンが生きてくるのだ。

登場人物達へ、いつのまにか感情移入しているせいで
じわりじわりと追い詰められて行く、その部分を読み進む内に
読むこと自体が辛くなってくる。

皆、ごく普通の人たちだからこその転落劇。

後書きにもあるように、こういう「群像劇」スタイルの作品は
全く違う人たちの話が個別に進み
出会い頭に、それこそ衝突するかのごとく ストーリーが流れ走って行く様が、面白い。
そういう意味では、この「最悪」は充分に面白かった。
確かに「最悪」ではあったけど、救いようのない終わり方ではなかったので後味も悪くない。

650ページもあるのに退屈させられなかった。

次の「邪魔」も、早速読みたくなるほどに。
最悪 Amazon書評・レビュー: 最悪より
4062092980
No.223
(4pt)

650ページあっても、退屈しない。

イン・ザ・プールで大いに受け、この作家の他の本も…と
評価の高かったこの本をチョイス。

小さな鉄工所を営む社長川谷。
銀行員のみどり。
毎日をつまらなく過ごすプータローの和也。

読み始めは、この3人のあまりにも普通な日常が淡々と語られる。
でも、その分リアルに感じられて どんどんと3人の人間そのものが
自分の脳内で、映像化されてしまう程長々と続く。

これが後半、3人が出会ったとたんに 急速に加速して
緊迫感に変わってくる。

このへんが、やたらと巧い。

3人を取り巻く環境や職場、家族、友人…そういうものが伏線として
ちゃんとあったからこそ、最後のシーンが生きてくるのだ。

登場人物達へ、いつのまにか感情移入しているせいで
じわりじわりと追い詰められて行く、その部分を読み進む内に
読むこと自体が辛くなってくる。

皆、ごく普通の人たちだからこその転落劇。

後書きにもあるように、こういう「群像劇」スタイルの作品は
全く違う人たちの話が個別に進み
出会い頭に、それこそ衝突するかのごとく ストーリーが流れ走って行く様が、面白い。
そういう意味では、この「最悪」は充分に面白かった。
確かに「最悪」ではあったけど、救いようのない終わり方ではなかったので後味も悪くない。

650ページもあるのに退屈させられなかった。

次の「邪魔」も、早速読みたくなるほどに。
最悪 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 最悪 (講談社文庫)より
4062735342
No.222
(5pt)

いっきに濁流にのまれるような

読み始めたとき三人の主人公で話が進むのを見て最後に三人が交錯して行くところまでは予測がつきましたが、予想の斜め上を行く交錯の仕方には驚かされました。しかも、600ページ越えというなかなかの長編であったのにも関わらず退屈させない展開はさすがだなと。年齢、職業、社会的地位の違う三人が日々の生活の中で苦悩し追い込まれていく、その描写は現代社会の煩わしさを端的に描き出し、その描写があるからこそ後半の怒涛の展開に読者はわくわくし引き込まれていくんだなと思えた。物語の持っていきかたの節々には少々腑に落ちないところもあったかもしれないが、そういう引っ掛かりすら全て吹き飛ばす話の勢いには作者のエンターテイナーとしての才能の片りんを目の当たりにした気分である。
読後の爽快感は他の犯罪小説と比べ比類のないものであると言えよう。
最悪 Amazon書評・レビュー: 最悪より
4062092980
No.221
(5pt)

いっきに濁流にのまれるような

読み始めたとき三人の主人公で話が進むのを見て最後に三人が交錯して行くところまでは予測がつきましたが、予想の斜め上を行く交錯の仕方には驚かされました。しかも、600ページ越えというなかなかの長編であったのにも関わらず退屈させない展開はさすがだなと。年齢、職業、社会的地位の違う三人が日々の生活の中で苦悩し追い込まれていく、その描写は現代社会の煩わしさを端的に描き出し、その描写があるからこそ後半の怒涛の展開に読者はわくわくし引き込まれていくんだなと思えた。物語の持っていきかたの節々には少々腑に落ちないところもあったかもしれないが、そういう引っ掛かりすら全て吹き飛ばす話の勢いには作者のエンターテイナーとしての才能の片りんを目の当たりにした気分である。
読後の爽快感は他の犯罪小説と比べ比類のないものであると言えよう。
最悪 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 最悪 (講談社文庫)より
4062735342
No.220
(2pt)

気分は最悪

イン・ザ・プールでこの作家いいかも?と思い、次にこれを読んだのですが、
だまされたって感じです。
救いがない、暗〜い話なので、気分が最悪になること、うけあい。

なぜこの本の評価がわりと高いのか、さっぱり分かりません。
最後まで、もう少し面白くなるのか?話は好転するのか?と思いつつ、読んだのですが
そうはなりませんでした。読んでいる間も気分は落ち込むし、
とにかく読後感がすっきりしません。気分は最悪になること、うけあい。
暗い気持ちになりたい人にオススメ。

最悪 Amazon書評・レビュー: 最悪より
4062092980
No.219
(2pt)

気分は最悪

イン・ザ・プールでこの作家いいかも?と思い、次にこれを読んだのですが、
だまされたって感じです。
救いがない、暗〜い話なので、気分が最悪になること、うけあい。

なぜこの本の評価がわりと高いのか、さっぱり分かりません。
最後まで、もう少し面白くなるのか?話は好転するのか?と思いつつ、読んだのですが
そうはなりませんでした。読んでいる間も気分は落ち込むし、
とにかく読後感がすっきりしません。気分は最悪になること、うけあい。
暗い気持ちになりたい人にオススメ。

最悪 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 最悪 (講談社文庫)より
4062735342
No.218
(3pt)

「最悪」な小説

読んでいる最中、本当に気分が最悪になって毎回ページをめくるのが憂鬱だった。
それでも最後まで読んでしまった作者の力量。
読者の気分を「最悪」にするというのが作者の思惑ならば、私はまんまと嵌まってしまった事になる。
最悪 Amazon書評・レビュー: 最悪より
4062092980
No.217
(3pt)

「最悪」な小説

読んでいる最中、本当に気分が最悪になって毎回ページをめくるのが憂鬱だった。
それでも最後まで読んでしまった作者の力量。
読者の気分を「最悪」にするというのが作者の思惑ならば、私はまんまと嵌まってしまった事になる。
最悪 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 最悪 (講談社文庫)より
4062735342
No.216
(4pt)

厚いのにすぐ読んでしまうほど面白かった。

奥田さんの作品は自分にはとても面白い。なんか本に没頭してしまう位、その世界に引き込まれてしまう。
本書は、3人の住む世界が違う主人公が、最後にその人生が犯罪という形で交わっていく所よりも、その前に、三者三様同じ世界を生きていて、生き方が色々あるということに私は目がいった。奥田さんの作品は、あ銀行員の人は実際こんな気持ちなんだろうなとか、若い不良の気持ちとか、妙にすごく説得力をもっていて、あぁこんな気持ちなんだろうなとか、犯罪が起こるときは普通の人が思考停止状態になってこんなにも加速度的に事態が進んでしまうんだとかリアリティを持って迫ってくる。本書の3人が絡んで、逃走する部分は小説の全体の割合としては少ない量であり、その前の3人の日常に力点が置かれている点も、この小説が秀逸なところだと思う。急に加速度的に、悪い方向へと行くその速度感がこれによって表現されているように感じた。また、奥田さんの作品を読みたい。
最悪 Amazon書評・レビュー: 最悪より
4062092980
No.215
(4pt)

厚いのにすぐ読んでしまうほど面白かった。

奥田さんの作品は自分にはとても面白い。なんか本に没頭してしまう位、その世界に引き込まれてしまう。
本書は、3人の住む世界が違う主人公が、最後にその人生が犯罪という形で交わっていく所よりも、その前に、三者三様同じ世界を生きていて、生き方が色々あるということに私は目がいった。奥田さんの作品は、あ銀行員の人は実際こんな気持ちなんだろうなとか、若い不良の気持ちとか、妙にすごく説得力をもっていて、あぁこんな気持ちなんだろうなとか、犯罪が起こるときは普通の人が思考停止状態になってこんなにも加速度的に事態が進んでしまうんだとかリアリティを持って迫ってくる。本書の3人が絡んで、逃走する部分は小説の全体の割合としては少ない量であり、その前の3人の日常に力点が置かれている点も、この小説が秀逸なところだと思う。急に加速度的に、悪い方向へと行くその速度感がこれによって表現されているように感じた。また、奥田さんの作品を読みたい。
最悪 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 最悪 (講談社文庫)より
4062735342