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檻神館双極子殺人事件



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【この小説が収録されている参考書籍】
檻神館双極子殺人事件 (星海社FICTIONS)

檻神館双極子殺人事件の評価: 2.83/5点 レビュー 6件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.83pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

職人気質が光る傑作

物語の全体的な完成度において、本作は永劫館より素晴らしい。主旨と雰囲気が上品で、著者が得意の書き方を踏襲しつつ、前作(パンドラブレイン)の全ての欠点を克服した。館の神秘性と時代背景が見事に融合され、双子トリックの使い方はもう神の領域に達している。ミステリ部分では、緻密な論理によって大胆な仮説が証明されており、伏線の回収も一気に行われていて、巧みさを感嘆せざるを得ない。個人的には物語そのものとメインキャラ(特にヒロイン)が大好き。序盤の部分は少し長いが全然退屈ではなく、エンディングは清々しさと爽快感を併せ持っている。古き時代をゆっくりと歩む中で、やがて脱殻を遂げ自由の風を追う魂はあまりにも美しい…
檻神館双極子殺人事件 (星海社FICTIONS)Amazon書評・レビュー:檻神館双極子殺人事件 (星海社FICTIONS)より
4065428173
No.1:
(5pt)

文句なしに面白い直球ミステリ「小説」

めちゃめちゃ面白かった。まずは架空の大正時代という世界観とキャッチーな登場人物が好印象。著者の前2作は特殊設定を用いた本格ミステリだったけれど、本作は地に足の着いた飛び道具無しの直球の本格ミステリで、暗号と密室事件はどこか懐かしさすら感じる王道。ただしちゃんと大仕掛けも仕込まれており、惹句の通りの「すべてが一変する」満足感もある贅沢な造りになっている。作者が意図して書いたのかは分からないけれど、この大仕掛けが作中のミステリ部分ではなくストーリーそのものに奉仕しており、「この大仕掛けが無くてもミステリは成立するけれど、これがあるからこそストーリーが成立する」という「小説」に重きを置いた構造になっている。個人的に大好きな『傭兵と小説家』のテーマ性に連なる部分もあり、また、彼らのその後なども描かれているというファンサービスも満載。大満足の一冊でした。
檻神館双極子殺人事件 (星海社FICTIONS)Amazon書評・レビュー:檻神館双極子殺人事件 (星海社FICTIONS)より
4065428173

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