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さよならジャバウォック



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【この小説が収録されている参考書籍】
さよならジャバウォック

さよならジャバウォックの評価: 3.78/5点 レビュー 54件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.78pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全33件 21~33 2/2ページ
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No.13:
(4pt)

帯はキツめ、中身はあっさりめのお話でした。

帯に書かれた「夫は死んだ。死んでいる。私が殺したのだ。」のセンセーショナルな文字に惹かれて購入したのですが、中身はそこまで恐ろしいものではなく、ミステリーでありつつ、SFやオカルトのような感じがありました。
時折、読み手を困惑させるような表現もあり、何が真実なのかを知りたくて、読み進めたくなる作品でした。
ストーリー展開にもたつく部分がなく、サラッと進むので読みやすさはありますが、全体的にボリュームは軽めに感じます。映像化、漫画化しやすそうな作品だなと感じました。
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No.12:
(4pt)

本は面白かった

発売日前の予約で
発売日前 発売日に
来なかったのが ガッカリ
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No.11:
(5pt)

すごい

ミステリーかと思って買った。驚きました。最後、全ての謎が解けて、感動、驚愕、納得。一気読みしちゃいました。
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No.10:
(5pt)

「怪物は、私たちの中にいる」──伊坂幸太郎らしい寓話的ミステリー

伊坂幸太郎さんのデビュー25周年を飾る新作は、冒頭から衝撃的な一人語りで始まります。
 夫は死んだ。死んでいる。私が殺したのだ。
 この一人称の語りで一気に物語に引き込まれました。そこから展開されるのは、単なる殺人事件ではなく、人の心の奥に潜む「ジャバウォック=怪物」をめぐる寓話的な物語です。

 本作の魅力は、やはり伊坂作品らしい構成の妙。
 複数の時間軸が交錯し、次第に登場人物たちの点が線になっていく過程がスリリングでした。日常と非日常の境目が曖昧になる感覚、どこか現実味を帯びたファンタジーのような世界観に引き込まれます。

 一方で、物語の構造は少し複雑で、「何が現実なのか?」と混乱する場面もあります。明確な謎解きを期待するタイプの読者にはやや抽象的に感じるかもしれませんが、「考える楽しさ」を味わいたい方にはぴったりの作品です。

 タイトルの「ジャバウォック」は、ルイス・キャロルの詩に登場する怪物の名。その由来どおり、この物語でも「内なる怪物」が静かに顔を出します。
 ラストに向かうほど、登場人物たちの行動が意味を帯び、読後には静かな余韻が残りました。

 伊坂さんの作品を長く読んできたファンとしては、「また新しい伊坂に出会えた」と感じる一冊。
 挑戦的で、難解で、それでもどこか温かい。
 そんな「さよならジャバウォック」でした。by千葉
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No.9:
(5pt)

作家25年。最高のピュアモルト。

最近はライトで清涼な作品が続いていましたが(それはそれで楽しめましたが)、今作は待ちに待った大作。構想、仕込み、熟成度、味付け、仕上がり。さすが作家25年を飾る集大成となる作品でした。ゴールデンスランバーを超える、これぞ伊坂幸太郎という珠玉の最新作でした。伏線も尋常じゃない!再読もしたくなります!伊坂ファンなら、図書館で待つより、これだけは買った方が良いです。
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No.8:
(4pt)

お酒を飲みながら読むと、「心臓の鼓動が速くなる」お話

待ちに待った伊坂幸太郎の長編小説「さよならジャバウォック」を読んだ。

この作品を一言で表現するなら「人間の本質とは何か、現実とは何か」を探る作品である。

■他の伊坂作品との比較

伊坂幸太郎作品にしては珍しく、強烈?で記憶に残るキャラクター(「砂漠」の西島や「ラッシュライフ」の黒澤、「陽気なギャング〜」の響野、「チルドレン」の陣内など)は出てこない。ただ一方で、伊坂幸太郎お得意の群像劇+伏線回収をやはり、しっかりと味わえる作品になっている。そして、物語はちゃんと綺麗に着地するから、安心して読んでほしい。

■物語の視点人物

視点人物としては2人存在する。量子と斗真である。

・①量子

幼き子供「翔」の母親。そして夫からモラハラを日々受けている。ある日、モラハラだけにとどまらず、暴力をしてきた夫に恐怖を感じ、夫を自宅にて殺してしまう。その直後、放心状態ながらに思うのはやはり「翔」についてだった。「翔の未来はどうなるのか」不安が心を渦巻く中で、大学時代の友人「桂凍朗」が突然助けに来る。量子の一貫した行動は”翔の幸せを願っていること”。そして、作中では、ただ翔に会うことだけを望んでいる。

・②斗真

(元)歌手の伊藤北斎の、元ファンであり、元アンチであり、現 世話人。伊藤北斎に心酔していた熱烈なファンであったが、あることがきっけかに熱烈なアンチへと変貌してしまった過去がある。巡り巡って北斎の世話人になるのだが、北斎の娘に問題があることがわかり、、、。

■タイトル(主題、副題)の意味について

タイトルの意味についても考えたい。本作の主題は「さよならジャバウォック」、副題は「暗闇を通り抜けて、量子が見つけたもの」である。

・主題「さよならジャバウォック」

ジャバウォックとは何か。ジャバウォック=その人の元々の性格にブレーキが効かなくなるもの。人間や動物に憑依する性質を持つ。では、「さよなら」が意味するものは「取り剥がす」ことになるだろう。「ジャバウォックを取り剥がすこと」が「さよならジャバウォック」を意味すると考える。ただジャバウォック=人間の本性と考えると、「本性との別れ」とも考えられる気がする。本性と別れることにより、世界の平和をもたらす、そのような意味合いもあるのではないだろうか。(全員が理性を中心に生きる)

・副題「暗闇を通り抜けて、量子が見つけたもの」

次に副題について考える。副題中にある「暗闇」とは苦しみを表しているだろうから、”量子が見た夢”のことか、もしくは”夫からのモラハラ地獄”、はたまた”絵馬や破魔矢との一連の事件”のことを指す可能性がある。いずれにしろ、量子が見つけたものは本作結末部分に描かれている。

■総論

この物語は、苦しんだ先に再生する物語でもある。かつて炎上し、引退する羽目になった伊藤北斎。夫からのモラハラ、DVに耐えかねて夫を殺した量子。全ての人間を良い人にできるのではないかと模索に苦心した桂凍朗。各人には苦しみがあったが、それを最後はスッキリとさせている。

お酒を飲みながら、本作を読んでいると、心臓がどきりとするのではないだろうか。ジャバウォックは「アルコールに近い」と本作では語られている。先述したが、「ジャバウォック=その人の元々の性格にブレーキが効かなくなるもの」として扱われている。その時、我に帰る。「自分は今、こうしてアルコールを含んでいるが、限りなく自分の本性が外に露出していこうとしているのではないか」と。だからこそ、本作はより一層楽しめる作品になっているはずである。この作品があなたの逆鱗ではなく、琴線に触れる作品であることを切に願って—。
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No.7:
(5pt)

伊坂幸太郎好きなら超オススメ

<デビュー25周年>渾身の書き下ろし長編ミステリー!と銘打たれてるものの、本格推理とは真逆。ずっと違和感がつきまとう、不思議なミステリー。現実から少しだけ浮いた物語で、しゃれた会話や名言や哲学、深まる謎、冒険活劇、伏線回収で驚き、少し怖い展開…。伊坂幸太郎好きの要素が詰まっていて、超オススメ。ぜひ楽しんでほしい。傑作。
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No.6:
(5pt)

いちいち話が面白い

伊坂はテッパンです
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No.5:
(5pt)

伊坂幸太郎らしさ全開です

本の帯に書かれている様に、主人公が夫を殺してしまい、それを幼い息子に知られまいと葛藤する所からメインの物語が始まります。

また、ある発言をきっかけなネットリンチに会って引退を決めた歌手の物語が語られ、後半で交わっていきます。

表題の「ジャバウォック」を共通点として並行して語られる二つの物語の立体交差と合流は伊坂幸太郎作品の様式美と言っても良いほどに完成されており、また、「ジャバウォック」とその周辺の小道具の「歌」、「亀」などの扱いも良く、終盤で作中の主人公の行動のもどかしさの背景が分かってスッキリします。

終盤にはカタストロフとネタ明かしが畳み掛け、最終章は、少々の時間経過を挟んでその後が語られるという流れも伊坂幸太郎らしさ全開です。

主人公の周辺の破壊の限りを尽くしたカタストロフが過ぎた後に語られる希望や救いが、読後感を爽快にしてくれるという保証があるのも伊坂幸太郎作品の良さです。

今までの伊坂幸太郎作品が好きな方ならハズレなし、初めて読む方には伊坂幸太郎の作風を掴める様な、伊坂幸太郎らしさと良さがミッチリと詰まった作品でした
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No.4:
(4pt)

デビュー25周年、おめでとうございます

デビュー25周年作品。
刊行されている作品は全て読んでいます。
今回は、期待するほど伏線回収が見事!とはならなかったけれど、散りばめられた言葉などが〝伊坂幸太郎〟。
ずっとこの先もこの人のファンでいるんだろうなー、となりました。
少し物足りないと感じる人もいるかも(夫がそうでした)。
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No.3:
(5pt)

読後感が最高

読み終わった後、自然と涙が出るような、またクスクスと笑えるようなそんな感じでした。
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No.2:
(5pt)

あまりに伊坂幸太郎で草

伊坂幸太郎の"あの感じ"が好きな人は問答無用で買いです。

ほんと痺れるよ。
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No.1:
(4pt)

ジャバウォックに振り回される面々。途中で辻褄の合わない感覚を味わうも、最後にその理由が氷解。

ジャバウォックは、昔の小説にでてくる怪物ということですが、この小説のなかでは、寄生虫というか悪霊のような扱いをされています。
主人公は主婦の佐藤量子。事情があって、動物や人間にとりついたジャバウォックを「剥がす」部隊のメンバー「絵馬」と「破魔矢」と行動を共にすることになります。
次から次へと事件は起こるのだけれども、量子だけでなく、一読者としても何だか現実なのか夢なのかよくわからない状態が続き、全く方向性が掴めないまま、読み進めていました。
終盤で、量子に関しては驚きの事実に直面してしまうのですが、それと同時に「破魔矢」の正体が分かってビックリ!
脳内のモヤモヤがとれて、全てが氷解しました。
あと、タイトルに「さよなら」とついていましたが、どちらかというと「ジャバウォックを追いかけて」という感じなのかな。
最後のドタバタ劇の効果もあいまって、速い流れにひたすら飲み込まれるように読んだ本でした。
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