水車館の殺人
評判
水車館の殺人の評価:
3.63/5点 レビュー 119件。 A ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全300件 121〜140 7/15ページ
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水車館の殺人の評価:
3.63/5点 レビュー 119件。 A ランク
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小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
ある山間の地に、古城を思わせる巨大な三連水車が回る館、 「水車館」 が建つ。
そこには仮面をかぶった当主と、美しすぎる幼妻が住んでいた。
一年前の嵐の夜に起きた惨劇。
搭上から墜落した一人の女。 消失した一枚の絵。 密室から姿を消した一人の男。
今年もまた一年前の惨劇が繰り返されるのか?
そして、幻想画家、藤沼一成の遺作 「幻影群像」 に隠された衝撃の結末とは・・・・!?
言わずと知れた、” 館シリーズ ” の第2作目。水車館の殺人です。拍手 (^^♪
でね、読後の感想は、凄く、凄く、凄く面白かった。
館と云うモチーフと、” 館シリーズ ” が醸し出す特有の怪しい雰囲気と
本の表紙の絵が大好きで、もっか綾辻ワールドにハマっています。 (笑)
最終章の最後の場面がね、美しくも悲しく切なく、運命に翻弄され抗うことが出来なかった。
衝撃的な結末とそこに漂う神秘的で神々しいまでの 「幻影群像」 の絵画世界・・・・芸術なのです。
私も昔、絵描きでしたので、この不世出の天才画家の 藤沼一成画伯 に強く共感しました。
綾辻氏ご本人も、この場面にたいして、新装改訂版のあとがきで、こんなことを書かれてます。
以下、一部抜粋。
「最終章の最終場面―正直なところ、書いていた本人もこれには驚いた。
構想段階ではまったく思ってもみなかったラストシーンが立ち現われたからである。
執筆途中のどの時点でこのような着地を思いついたか、もはや記憶は定かではないのだが―。
面白いものでしかし、本作における ” これ” がのちのちまで尾を引き、シリーズ第七作の
『暗黒館の殺人』にも多大な影響を及ぼすことになったわけである。
こうして改めて振り返るにつけ、われながらやはり興味深いものを感じる」
ラスト・シーンにおいてその時、執筆中の綾辻氏に天から何か ” 奇跡のような光、力 ”
が降って来たきたんでしょうか・・・・!?
綾辻 行人氏は文章の世界の画家で 幻想的な芸術家 です。
本当に、ラスト・シーンはお見事と云うほか表現が見当たらないです、脱帽しました。
感無量でしばらく放心状態が続き、本を読み終わってこんな気持ちになったのは
生まれて初めての経験でした。本って凄いんだ、綾辻行人 って天賦の才があるんだな、と。
この ” ラスト・シーン ” にしばし浸り、余韻を五感で楽しんでから、次作の読書に
入りたいと思います。
お恥ずかしい話しで恐縮なんですが、
つい最近 綾辻行人 を ” 館シリーズ ” で初めて知りました。
(もっと早く出会いたかった恥ずかしいですね)
それでですね、手に入れたくて自分を抑えられなくなり、このお盆休みに
” 館シリーズ ” の講談社文庫版の新装改訂版と旧版とを合わせて、
約二十冊をいっぺんにオークションとAmazonで大人買いして揃えてしまいました。(嬉しい)
新旧の ” 館シリーズ ” を本棚に並べて、にやにや大満足しています。(読まんのかいって?)
読みますよもちろん。全部先に揃えてからでないと、落ち着かない性分なんです。
衝撃的なデビュー作の第一作目 十角館の殺人 と今作第二作目の 水車館の殺人 は読みました。
” 館シリーズ ” は刊行順に読むべしってのが、わりとセオリーだと云われてますので、私もそうしてます。
次は、 迷路館の殺人 です。 (わくわく、ドキドキ感がたまらない)
余談で話が館からそれますが、綾辻氏も子供の頃、少年探偵団シリーズを読んだそうです。
もちろん私も読みふけりました。
これを読んでくれた ” あなた ” に ”館シリーズ ” おすすめです。