水車館の殺人

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評判

水車館の殺人の評価:

3.63/5点 レビュー 119件。 A ランク

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平均点3.63pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全69件 1〜20 1/4ページ
No.69
(3pt)

横溝正史好きにもおすすめ

横溝正史大好きな私には大変面白かった。登場人物が少ないのと、動機が確実にあるため、犯人は見当がつきました。あとは、秘密の地下通路とか、天才画家の遺作とか、設定を楽しみました。
水車館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 水車館の殺人 (講談社文庫)より
4062760320
No.68
(3pt)

「十角館」のノリを期待してはいけない館シリーズ第二作(ネタバレなし)

本格ミステリとしては佳作だと思いますが、怪しい館に仮面の主人といった設定
はあるあるですし、殺人等のトリックも新装改訂版のあとがきで書かれている通
りで、想像もしていない角度からの驚きを期待すると肩透かしかもしれません。

とはいえ、決して悪い小説では無いので誤解しないでください。本格ミステリが
好きな方なら無難に楽しめる内容だと思います。今回再読して、上手いなあと感
心する部分もありました。ただ前作と比べてインパクトが弱いのもまた事実です。

さらに、ここは具体的には書けませんが、作品全体の根底でこれはどうなんだろ
う…となってしまう部分があることも無視できません。そういうわけで、シリー
ズではあるものの、前作から大きく味変された作品として読むのが良いでしょう。

あといきなり本書から手に取ろうとしている方(あんまり無いケースでしょうけ
ど)がこのレビューを読んでいたら、まずは第一作の「十角館の殺人」から読ん
でください。続きのお話ではありませんが一部で引き継がれてる設定もあるので。
水車館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 水車館の殺人 (講談社文庫)より
4062760320
No.67
(3pt)

ラスト以外はすごく面白かった

前作でも同じことを思ったが、本編のわくわく感に対して事件解決部分がなんともあっさりしていた感じがする。途中までは続きが読みたい、と思わされるので面白いことは面白いのだけれど、読了時のこの感覚は何なのだろう…
水車館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 水車館の殺人 (講談社文庫)より
4062760320
No.66
(3pt)

ラスト以外はすごく面白かった

前作でも同じことを思ったが、本編のわくわく感に対して事件解決部分がなんともあっさりしていた感じがする。途中までは続きが読みたい、と思わされるので面白いことは面白いのだけれど、読了時のこの感覚は何なのだろう…
水車館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 水車館の殺人 (講談社文庫)より
4061850997
No.65
(3pt)

十角館と弱みは同じ

十角館に続いて読了。

 十角館と弱みは同じ。まず、はじめに暫定的にでも具体的な動機が提示されていれば、起こりつつある事件が回避されるべきことなのかどうかがわかってくるが、この話ではそこが曖昧なまま大分先まで進んでしまうので、事件そのものに興味を持ちづらい。
 また、十角館の場合、島パートと本土パートの並列進行だったので、島で起こっている事件に島田たちが介入できる可能性があったが、本作では過去パートと現在パートなので、少なくとも過去の事件には島田は介入の余地がない。当時の登場人物たちも、事態を回避するような積極的な行動をとっていない。そもそも何が起ころうとしているのかわかっていないからだし、館に閉じ込められてできることが限られているからでもある。
 以上から、それぞれの時点までの情報に基づいてそれぞれの時点でどう動いて好ましくない結果を回避するかを試行錯誤するという物語的な構造が欠けていて、読者を惹きつける力に乏しい。このため、最初から読者が犯人を当ててやるぞと強く意欲していない限り退屈な話だし、あまり島田も魅力的な人物に見えない。

 謎解きについてだが、真犯人に驚きを感じるためにはそれ以前に読者が予想していた犯人と何かしら反対の人間が真犯人だったという方向に誘導する必要があると思うが、本作ではどういう誘導をしたかったのか今一つ理解できなかった。紀一が誰かと入れ替わっていることは、マスクで顔を隠しているといういかにも怪しい設定と、過去と現在とで人称を変えることで、ほとんど最初から認めているような構成だったが、入れ替わりの候補として手ごろな、いなくなっている人間は古川か正木しかいないわけである。ところが古川が犯人では最初からわかっていた通りになってしまうし、犯人でなさそうだということを島田が繰り返し示唆してもいるので、そうすると正木しか残らない。十角館は、どうも真面目に謎解きしようとする読者ならちゃんと真犯人を当てられる程度の「ゲームバランス」を意図しているような節があり、またあまり謎解きに興味のない読者は驚きを味わえるという構成のように見えたが、本作の場合、いかに謎解きに興味がなくとも古川が真犯人のはずだと確信していた読者は多くないだろう。
 また共犯者に関しては、人物造形があまりに作為的なのが怪しすぎ、また動機も十分にあるので、これは大分早い段階から目を付けていた読者も多いはずである。むしろ個人的には、こちらの方に気を取られて、紀一の入れ替わり相手が誰かについては意識が薄れていたようなところもあった。
水車館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 水車館の殺人 (講談社文庫)より
4061850997
No.64
(3pt)

十角館と弱みは同じ

十角館に続いて読了。

 十角館と弱みは同じ。まず、はじめに暫定的にでも具体的な動機が提示されていれば、起こりつつある事件が回避されるべきことなのかどうかがわかってくるが、この話ではそこが曖昧なまま大分先まで進んでしまうので、事件そのものに興味を持ちづらい。
 また、十角館の場合、島パートと本土パートの並列進行だったので、島で起こっている事件に島田たちが介入できる可能性があったが、本作では過去パートと現在パートなので、少なくとも過去の事件には島田は介入の余地がない。当時の登場人物たちも、事態を回避するような積極的な行動をとっていない。そもそも何が起ころうとしているのかわかっていないからだし、館に閉じ込められてできることが限られているからでもある。
 以上から、それぞれの時点までの情報に基づいてそれぞれの時点でどう動いて好ましくない結果を回避するかを試行錯誤するという物語的な構造が欠けていて、読者を惹きつける力に乏しい。このため、最初から読者が犯人を当ててやるぞと強く意欲していない限り退屈な話だし、あまり島田も魅力的な人物に見えない。

 謎解きについてだが、真犯人に驚きを感じるためにはそれ以前に読者が予想していた犯人と何かしら反対の人間が真犯人だったという方向に誘導する必要があると思うが、本作ではどういう誘導をしたかったのか今一つ理解できなかった。紀一が誰かと入れ替わっていることは、マスクで顔を隠しているといういかにも怪しい設定と、過去と現在とで人称を変えることで、ほとんど最初から認めているような構成だったが、入れ替わりの候補として手ごろな、いなくなっている人間は古川か正木しかいないわけである。ところが古川が犯人では最初からわかっていた通りになってしまうし、犯人でなさそうだということを島田が繰り返し示唆してもいるので、そうすると正木しか残らない。十角館は、どうも真面目に謎解きしようとする読者ならちゃんと真犯人を当てられる程度の「ゲームバランス」を意図しているような節があり、またあまり謎解きに興味のない読者は驚きを味わえるという構成のように見えたが、本作の場合、いかに謎解きに興味がなくとも古川が真犯人のはずだと確信していた読者は多くないだろう。
 また共犯者に関しては、人物造形があまりに作為的なのが怪しすぎ、また動機も十分にあるので、これは大分早い段階から目を付けていた読者も多いはずである。むしろ個人的には、こちらの方に気を取られて、紀一の入れ替わり相手が誰かについては意識が薄れていたようなところもあった。
水車館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 水車館の殺人 (講談社文庫)より
4062760320
No.63
(3pt)

十角館と弱みは同じ

十角館に続いて読了。

 十角館と弱みは同じ。まず、はじめに暫定的にでも具体的な動機が提示されていれば、起こりつつある事件が回避されるべきことなのかどうかがわかってくるが、この話ではそこが曖昧なまま大分先まで進んでしまうので、事件そのものに興味を持ちづらい。
 また、十角館の場合、島パートと本土パートの並列進行だったので、島で起こっている事件に島田たちが介入できる可能性があったが、本作では過去パートと現在パートなので、少なくとも過去の事件には島田は介入の余地がない。当時の登場人物たちも、事態を回避するような積極的な行動をとっていない。そもそも何が起ころうとしているのかわかっていないからだし、館に閉じ込められてできることが限られているからでもある。
 以上から、それぞれの時点までの情報に基づいてそれぞれの時点でどう動いて好ましくない結果を回避するかを試行錯誤するという物語的な構造が欠けていて、読者を惹きつける力に乏しい。このため、最初から読者が犯人を当ててやるぞと強く意欲していない限り退屈な話だし、あまり島田も魅力的な人物に見えない。

 謎解きについてだが、真犯人に驚きを感じるためにはそれ以前に読者が予想していた犯人と何かしら反対の人間が真犯人だったという方向に誘導する必要があると思うが、本作ではどういう誘導をしたかったのか今一つ理解できなかった。紀一が誰かと入れ替わっていることは、マスクで顔を隠しているといういかにも怪しい設定と、過去と現在とで人称を変えることで、ほとんど最初から認めているような構成だったが、入れ替わりの候補として手ごろな、いなくなっている人間は古川か正木しかいないわけである。ところが古川が犯人では最初からわかっていた通りになってしまうし、犯人でなさそうだということを島田が繰り返し示唆してもいるので、そうすると正木しか残らない。十角館は、どうも真面目に謎解きしようとする読者ならちゃんと真犯人を当てられる程度の「ゲームバランス」を意図しているような節があり、またあまり謎解きに興味のない読者は驚きを味わえるという構成のように見えたが、本作の場合、いかに謎解きに興味がなくとも古川が真犯人のはずだと確信していた読者は多くないだろう。
 また共犯者に関しては、人物造形があまりに作為的なのが怪しすぎ、また動機も十分にあるので、これは大分早い段階から目を付けていた読者も多いはずである。むしろ個人的には、こちらの方に気を取られて、紀一の入れ替わり相手が誰かについては意識が薄れていたようなところもあった。
水車館の殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 水車館の殺人 (講談社ノベルス)より
4061813455
No.62
(3pt)

★★★☆☆

★★★☆☆
水車館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 水車館の殺人 (講談社文庫)より
4062760320
No.61
(3pt)

★★★☆☆

★★★☆☆
水車館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 水車館の殺人 (講談社文庫)より
4061850997
No.60
(3pt)

★★★☆☆

★★★☆☆
水車館の殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 水車館の殺人 (講談社ノベルス)より
4061813455
No.59
(3pt)

ストーリー展開が強引に思えた。

終盤に色々と詰め込んでいて、途中はつまらなかった。いよいよ事件が起きても、現在と過去の回想シーンと混乱した。読解力の無さで私にはわからなかったのかも知れない。
水車館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 水車館の殺人 (講談社文庫)より
4062760320
No.58
(3pt)

ストーリー展開が強引に思えた。

終盤に色々と詰め込んでいて、途中はつまらなかった。いよいよ事件が起きても、現在と過去の回想シーンと混乱した。読解力の無さで私にはわからなかったのかも知れない。
水車館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 水車館の殺人 (講談社文庫)より
4061850997
No.57
(3pt)

ストーリー展開が強引に思えた。

終盤に色々と詰め込んでいて、途中はつまらなかった。いよいよ事件が起きても、現在と過去の回想シーンと混乱した。読解力の無さで私にはわからなかったのかも知れない。
水車館の殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 水車館の殺人 (講談社ノベルス)より
4061813455
No.56
(3pt)

本格推理のお手本のような構えだが、根底部分で破綻している。

新装改訂版で、文字組みも読みやすい。有栖川有栖の解説も、旧版も合わせて2本収録されている。

*以下、内容の核心部分に触れています。
本格推理の復興を掲げ、見事に『十角館の殺人』でデビューし、それを実証した著者の2作目。
著者も後書きで書いているように、「”いかにも”な本格探偵推理小説」となっている。事件のあった
「過去」と、それを解き明かそうとしている「現在」が、交互に章として設定され、照応するように
現れる。そのケレン味たっぷりの展開に、ニヤニヤしながら読み進んでいけるが、ラストの謎解きに
なると、一気にトーンダウンしてしまう。

ミスリードというか、殺人犯(真犯人)は、冒頭から一人称で独白を重ねていくのだが、その内面が、
実際の状態と異なっている。独白では、自分の醜い容貌をひどく気にしているが(「私は己の呪わしい
素顔」P24)、事実そのままならば、この人物はそういう顔はしていないので、こういう言葉は出て
こない。

つまりミステリーの根底部分で破綻している。だから、優れたミステリーを読んだ後に感じる、
不思議な充実感、なんともいえない広がりのようなものは、まったく湧き上がってこない。
水車館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 水車館の殺人 (講談社文庫)より
4062760320
No.55
(3pt)

本格推理のお手本のような構えだが、根底部分で破綻している。

新装改訂版で、文字組みも読みやすい。有栖川有栖の解説も、旧版も合わせて2本収録されている。

*以下、内容の核心部分に触れています。
本格推理の復興を掲げ、見事に『十角館の殺人』でデビューし、それを実証した著者の2作目。
著者も後書きで書いているように、「”いかにも”な本格探偵推理小説」となっている。事件のあった
「過去」と、それを解き明かそうとしている「現在」が、交互に章として設定され、照応するように
現れる。そのケレン味たっぷりの展開に、ニヤニヤしながら読み進んでいけるが、ラストの謎解きに
なると、一気にトーンダウンしてしまう。

ミスリードというか、殺人犯(真犯人)は、冒頭から一人称で独白を重ねていくのだが、その内面が、
実際の状態と異なっている。独白では、自分の醜い容貌をひどく気にしているが(「私は己の呪わしい
素顔」P24)、事実そのままならば、この人物はそういう顔はしていないので、こういう言葉は出て
こない。

つまりミステリーの根底部分で破綻している。だから、優れたミステリーを読んだ後に感じる、
不思議な充実感、なんともいえない広がりのようなものは、まったく湧き上がってこない。
水車館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 水車館の殺人 (講談社文庫)より
4061850997
No.54
(3pt)

本格推理のお手本のような構えだが、根底部分で破綻している。

新装改訂版で、文字組みも読みやすい。有栖川有栖の解説も、旧版も合わせて2本収録されている。

*以下、内容の核心部分に触れています。
本格推理の復興を掲げ、見事に『十角館の殺人』でデビューし、それを実証した著者の2作目。
著者も後書きで書いているように、「”いかにも”な本格探偵推理小説」となっている。事件のあった
「過去」と、それを解き明かそうとしている「現在」が、交互に章として設定され、照応するように
現れる。そのケレン味たっぷりの展開に、ニヤニヤしながら読み進んでいけるが、ラストの謎解きに
なると、一気にトーンダウンしてしまう。

ミスリードというか、殺人犯(真犯人)は、冒頭から一人称で独白を重ねていくのだが、その内面が、
実際の状態と異なっている。独白では、自分の醜い容貌をひどく気にしているが(「私は己の呪わしい
素顔」P24)、事実そのままならば、この人物はそういう顔はしていないので、こういう言葉は出て
こない。

つまりミステリーの根底部分で破綻している。だから、優れたミステリーを読んだ後に感じる、
不思議な充実感、なんともいえない広がりのようなものは、まったく湧き上がってこない。
水車館の殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 水車館の殺人 (講談社ノベルス)より
4061813455
No.53
(3pt)

迷(惑)探偵、島田。

十角館のコミックを読んだ後にこちらもというわけで読んでいる最中。
人物紹介に「招かざる客:島田」を見つけ、十角館でも事件をかなり読み解いていた島田だとわかり
ちょっとワクワクしていたが、どうせならコナンこと江南も出せばよかったのにと思った。
てっきり館シリーズと銘打っているのだから、島田&コナンの迷探偵ぶりが読めると思ったのだけど、
無いようだ。
この島田という男、探偵とは名乗っていないし、事件の真相を追求するのは好きでも犯人逮捕は
興味が無いという変わった男、そして36でありながら無邪気に遊ぶこともある、
人間的に魅力がある。彼の登場が無かったらもう読んでいないかもしれない(笑)
さて本格推理物といえば、これまで西村京太郎、赤川次郎、つじまさき(漢字不明)しか読んでいなかった私には綾辻氏の文面は新鮮に思えるも、何か海外有名作家の模倣にも思えてしまった。
背景描写も余りないため、場所のイメージを付けづらく、セリフだけで物語が進んでいくいわゆるコントの台本状態も多い。
可能であれば十角館のようにコミック化すればようやくイメージが掴めるみたいな?
本作においても過去、現在が入り乱れているためどうにもわかりづらい。
水車館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 水車館の殺人 (講談社文庫)より
4062760320
No.52
(3pt)

迷(惑)探偵、島田。

十角館のコミックを読んだ後にこちらもというわけで読んでいる最中。
人物紹介に「招かざる客:島田」を見つけ、十角館でも事件をかなり読み解いていた島田だとわかり
ちょっとワクワクしていたが、どうせならコナンこと江南も出せばよかったのにと思った。
てっきり館シリーズと銘打っているのだから、島田&コナンの迷探偵ぶりが読めると思ったのだけど、
無いようだ。
この島田という男、探偵とは名乗っていないし、事件の真相を追求するのは好きでも犯人逮捕は
興味が無いという変わった男、そして36でありながら無邪気に遊ぶこともある、
人間的に魅力がある。彼の登場が無かったらもう読んでいないかもしれない(笑)
さて本格推理物といえば、これまで西村京太郎、赤川次郎、つじまさき(漢字不明)しか読んでいなかった私には綾辻氏の文面は新鮮に思えるも、何か海外有名作家の模倣にも思えてしまった。
背景描写も余りないため、場所のイメージを付けづらく、セリフだけで物語が進んでいくいわゆるコントの台本状態も多い。
可能であれば十角館のようにコミック化すればようやくイメージが掴めるみたいな?
本作においても過去、現在が入り乱れているためどうにもわかりづらい。
水車館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 水車館の殺人 (講談社文庫)より
4061850997
No.51
(3pt)

迷(惑)探偵、島田。

十角館のコミックを読んだ後にこちらもというわけで読んでいる最中。
人物紹介に「招かざる客:島田」を見つけ、十角館でも事件をかなり読み解いていた島田だとわかり
ちょっとワクワクしていたが、どうせならコナンこと江南も出せばよかったのにと思った。
てっきり館シリーズと銘打っているのだから、島田&コナンの迷探偵ぶりが読めると思ったのだけど、
無いようだ。
この島田という男、探偵とは名乗っていないし、事件の真相を追求するのは好きでも犯人逮捕は
興味が無いという変わった男、そして36でありながら無邪気に遊ぶこともある、
人間的に魅力がある。彼の登場が無かったらもう読んでいないかもしれない(笑)
さて本格推理物といえば、これまで西村京太郎、赤川次郎、つじまさき(漢字不明)しか読んでいなかった私には綾辻氏の文面は新鮮に思えるも、何か海外有名作家の模倣にも思えてしまった。
背景描写も余りないため、場所のイメージを付けづらく、セリフだけで物語が進んでいくいわゆるコントの台本状態も多い。
可能であれば十角館のようにコミック化すればようやくイメージが掴めるみたいな?
本作においても過去、現在が入り乱れているためどうにもわかりづらい。
水車館の殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 水車館の殺人 (講談社ノベルス)より
4061813455
No.50
(3pt)

助走の二作目

《館》シリーズ第二作。

巨匠の大人気シリーズ二作目ながら、いや巨匠だからこそ、いささか平凡の謗りは免れ得ないと思う二作目。それでも再読ということもあって忘れていたこともあり、存分に楽しんだ。

以下ややネタバレ。
初読時にも思ったのだけど、やはり「水車館」という舞台を用意しながら、その水車がトリックなりギミックなりに関与しないという点が最大の瑕疵ではないかと感じた。それが達成されていれば、もちろん星は一つ、あるいは二つは全然足されてしかるべき出来なので、返す返すも惜しい。
水車館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 水車館の殺人 (講談社文庫)より
4062760320