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ヤシキガミ団地調査録
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ヤシキガミ団地調査録の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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ヤシキガミ団地は実在の団地の固有名詞ではなく、超常的な怪奇現象を引き起こす物件のことであると云う⋯『煙鳥怪奇録』と云う実話怪談に“鏡柱”と云う「妙な工事や作業」を発注する会社の話がある。この物語でも怪しい建築会社が黒幕としてその存在を仄めかされている。そして今作も作者がデビュー作で扱った神がその怪奇現象のもとに在るようだ。ただし大文字の神?ではなく、まるで妖怪の様な⋯五月蝿なす神の国に遺る神々が、いまだ庶民のくらしの中にあって、その顕現を先の建築会社が促しているようだ。神に悪意はないが人間の悪意が見えるようだ。 | ||||
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超常的な怪奇現象を引き起こす物件の事件簿。 公務員と地免師のバディで事件を解決しつつ真相に近付いていくぜって感じ。 主人公・真面目公務員の守屋(表紙→)。バディが地免師の納戸(表紙←)。バディが知り合うところからスタートしてくれる。とてもいい! 底辺階層感とか前時代感。守ってくれてたけど今は忘れられた神様、みたいな世界観がとても好き。自分の中にいろんな思いが湧いたのでいい作品だなと思いました。 文章も最高で、「表紙格好いいなー」って思うんだけど表紙と文章の世界観がいい感じにマッチしてて拝みたくなる。 オシャクールな都会なんだけど昔を振り返って郷愁に駆られる瞬間があるような、都会の片隅でなんとか生活してる、ちょっとつらいけど良さみも感じるみたいな。人情とか風情がある。 自分の語彙力と表現力がなくてもどかしくなるんだけど好きな気持ちが伝わるといいなって思います。 続きが楽しみです。 | ||||
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