■スポンサードリンク
(短編集)
首獲り
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
首獲りの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
首に纏わる六編。 欲に取り憑かれた男たちの悲喜交々が描かれている。 読むべし。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
戦国時代に足軽とかの武功を立てるということに焦点が当たっていて面白かったです | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
戦国時代の首級をとる悲嘆こもごもの短編集。 運命の非情さを味わえます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
他の歴史小説ではあまり見られない首実検の様子や首をとった後の処理の仕方などが描写されていて興味深い作品でした。また、全話、後北条氏の戦いが舞台となっているのも斬新だと思いました。 何よりも首獲りに己の栄達を賭ける武者たちの執拗なまでの執着が描かれています。本書の短編のほとんどは、思いがけず首を得た、または拾ったという者が、はじめは善良な心をもっていたのに、功名や周りからの賞賛に惑い、悪心を起こし、自分で獲ったものとして首実検に臨み、ばれて破滅していくというもので、その過程を読んでいきながら面白く感じました。 しかし、他の方もレビューで書かれているように、設定は異なるものの話の流れのパターンが同じような短編がいくつかあり、「また、この方法で首を不正に得たことが明るみになるのだろう。」などと容易に予想できてしまい、読み進めればその通りになるという展開が多かったので、そういうところには、もう一つひねりがほしいと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
戦国時代の合戦における「首」は、戦場での手柄を示して名誉や恩賞に直結する重要な証拠であった。戦場という混乱のさなかでそうした「首」が持ち主の手を離れて転がっていれば、人間の様々な思惑と欲望が時に悪意を伴って群がってくるのは必然と言えるだろう。 頼まれ首、間違い首、要らぬ首、雑兵首、もらい首、拾い首など「首」にまつわる雑兵の悲喜こもごもが展開される。ぎりぎりの状況で葛藤しながら生きる人間の人生を、グロテスクさを忘れた「首」が容易に左右する滑稽さがシニカルに描かれている。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ハードカバーの『戦国奇譚 首』を加筆修正し、文庫本とした作品。ハードカバー版も一気に読み終えて非常に印象深かったので、文庫化が待ち遠しかった。今回文庫化されるにあたり、タイトルが変わったが、中身は表現等、さらにグレードアップされた感じがする。物語の内容的なものは、ハードカバー版のレビューで書いたと思うので割愛させてもらうが、しかし二度目になるのにもかかわらず、ページをめくる手が止まらなかった。購入して一日で読み終えたのがもったいなくて、また最初から読み始めている。登場人物の生々しさは、時代は違うとはいえ、共感する場面が多い。再読しても色あせないこの物語たちは、きっと長く読み継がれる作品となることだろう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
短編集。背景が戦国、北条氏という点に、興味を持って買いましたけど、小説としてどれも読み飽きせず、最後まで一気に読み通せます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
戦国時代、大名や武将たちが国と命を賭けて華々しく戦う合戦に駆り出された雑兵達の悲喜と人間模様を短編に収めた歴史小説。 頼まれ首、間違い首、要らぬ首、雑兵首、もらい首、拾い首の六編の短編集。 どれも読み易くて一気に読める小説です。 そして、読み終えた後には・・・嘘や裏切り、横取りなどの非道徳的な行為をした者には天罰が下るという事がわかります。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!