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(短編集)

首獲り



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首獲りの評価: 4.00/5点 レビュー 13件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全13件 1~13 1/1ページ
No.13:
(5pt)

恩賞は首。

首に纏わる六編。
欲に取り憑かれた男たちの悲喜交々が描かれている。
読むべし。
戦国無常 首獲り (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:戦国無常 首獲り (講談社文庫)より
4062769972
No.12:
(5pt)

合戦の兵士の生活がよくわかりました

戦国時代に足軽とかの武功を立てるということに焦点が当たっていて面白かったです
戦国無常 首獲り (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:戦国無常 首獲り (講談社文庫)より
4062769972
No.11:
(4pt)

首、首、首

戦国時代の首級をとる悲嘆こもごもの短編集。
運命の非情さを味わえます。
戦国無常 首獲り (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:戦国無常 首獲り (講談社文庫)より
4062769972
No.10:
(4pt)

首獲りに賭ける武者たちの悲壮なまでの執着

他の歴史小説ではあまり見られない首実検の様子や首をとった後の処理の仕方などが描写されていて興味深い作品でした。また、全話、後北条氏の戦いが舞台となっているのも斬新だと思いました。

何よりも首獲りに己の栄達を賭ける武者たちの執拗なまでの執着が描かれています。本書の短編のほとんどは、思いがけず首を得た、または拾ったという者が、はじめは善良な心をもっていたのに、功名や周りからの賞賛に惑い、悪心を起こし、自分で獲ったものとして首実検に臨み、ばれて破滅していくというもので、その過程を読んでいきながら面白く感じました。

しかし、他の方もレビューで書かれているように、設定は異なるものの話の流れのパターンが同じような短編がいくつかあり、「また、この方法で首を不正に得たことが明るみになるのだろう。」などと容易に予想できてしまい、読み進めればその通りになるという展開が多かったので、そういうところには、もう一つひねりがほしいと思いました。
戦国無常 首獲り (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:戦国無常 首獲り (講談社文庫)より
4062769972
No.9:
(3pt)

何の話も先の読める展開

短編集。一編あたりの分量が少なくお手軽に読めます。
譲り受けた首、拾った首など、戦場で不正に入手した首に関する話になりますが、話のパターンはほぼ同じ。ラストの展開が読めてしまいます。
伊東潤さんは他の作品でもそうですが、ラストのどんでん返し的な部分が持ち味なので、それが好きな人なら楽しめるかな。
戦国無常 首獲り (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:戦国無常 首獲り (講談社文庫)より
4062769972
No.8:
(3pt)

最後はネタ切れか

首とりにまつわる短編集だが、
若干、最後の方はネタ切れ気味になっているように思った。
やはり首とりだけで一冊つくるのは難しいのか。

親子愛や友情、裏切り、虚栄、寄親など、
突き詰めればもっと面白くなりそうなテーマだけに残念だった。
戦国無常 首獲り (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:戦国無常 首獲り (講談社文庫)より
4062769972
No.7:
(4pt)

戦国時代の「首」が呼び起こす悲喜こもごも

戦国時代の合戦における「首」は、戦場での手柄を示して名誉や恩賞に直結する重要な証拠であった。戦場という混乱のさなかでそうした「首」が持ち主の手を離れて転がっていれば、人間の様々な思惑と欲望が時に悪意を伴って群がってくるのは必然と言えるだろう。
頼まれ首、間違い首、要らぬ首、雑兵首、もらい首、拾い首など「首」にまつわる雑兵の悲喜こもごもが展開される。ぎりぎりの状況で葛藤しながら生きる人間の人生を、グロテスクさを忘れた「首」が容易に左右する滑稽さがシニカルに描かれている。
戦国無常 首獲り (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:戦国無常 首獲り (講談社文庫)より
4062769972
No.6:
(3pt)

因果応報

初めて著者の伊東さんの作品を読みましたが、因果応報と云う言葉がぴったりな気がしました。
とても読みやすく引き込まれる作品だと思います。
戦国無常 首獲り (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:戦国無常 首獲り (講談社文庫)より
4062769972
No.5:
(3pt)

読みやすいです。

短編でとっても読みやすく一日で簡単に読めてしまいました。もう少し読み応えのある内容を期待していたので、すこし拍子抜けした感じでした。
戦国無常 首獲り (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:戦国無常 首獲り (講談社文庫)より
4062769972
No.4:
(3pt)

テンポ良く読めるが、筋がパターン化していないか。

戦国時代の武士とはいえ皆が皆、正直に生きていたはずもないのだが、
嘘なら嘘の、その生き方を貫かず”正直に死ぬ”ことに「え?」となり、
また、妙に切れ味のよい刃物と、血、汗、涙、糞尿など極限状態の人間が撒き散らす”におい”が今ひとつ感じられず減点させて頂きました。

 帯に書かれた推薦者の名前が、題名より、筆者よりも大きいのはなぜ?
これは出版社の責任だろうが推薦文も含め興ざめ甚だしい。
戦国無常 首獲り (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:戦国無常 首獲り (講談社文庫)より
4062769972
No.3:
(5pt)

何度も繰り返し読むことのできる珠玉の時代小説短編集

ハードカバーの『戦国奇譚 首』を加筆修正し、文庫本とした作品。ハードカバー版も一気に読み終えて非常に印象深かったので、文庫化が待ち遠しかった。今回文庫化されるにあたり、タイトルが変わったが、中身は表現等、さらにグレードアップされた感じがする。物語の内容的なものは、ハードカバー版のレビューで書いたと思うので割愛させてもらうが、しかし二度目になるのにもかかわらず、ページをめくる手が止まらなかった。購入して一日で読み終えたのがもったいなくて、また最初から読み始めている。登場人物の生々しさは、時代は違うとはいえ、共感する場面が多い。再読しても色あせないこの物語たちは、きっと長く読み継がれる作品となることだろう。
戦国無常 首獲り (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:戦国無常 首獲り (講談社文庫)より
4062769972
No.2:
(5pt)

面白い。

短編集。背景が戦国、北条氏という点に、興味を持って買いましたけど、小説としてどれも読み飽きせず、最後まで一気に読み通せます。
戦国無常 首獲り (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:戦国無常 首獲り (講談社文庫)より
4062769972
No.1:
(5pt)

名もなき雑兵が主人公

戦国時代、大名や武将たちが国と命を賭けて華々しく戦う合戦に駆り出された雑兵達の悲喜と人間模様を短編に収めた歴史小説。
頼まれ首、間違い首、要らぬ首、雑兵首、もらい首、拾い首の六編の短編集。
どれも読み易くて一気に読める小説です。
そして、読み終えた後には・・・嘘や裏切り、横取りなどの非道徳的な行為をした者には天罰が下るという事がわかります。
戦国無常 首獲り (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:戦国無常 首獲り (講談社文庫)より
4062769972

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