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三毛猫ホームズの推理
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三毛猫ホームズの推理の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.90pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全73件 21~40 2/4ページ
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当時、もう斬新な密室トリックって不可能だろうなぁと思ってたんですよ。既に出尽くしてたから・・・。でも、この作品と島田荘司の「北の夕鶴2/3の殺人」を読んで、密室トリックはまだこれからも新しいのがどんどん出てくるな・・・って確信できた。 時代とともに新しい道具や技術が開発されていくから、それにあわせて新しい密室トリックも生まれてくるんですよね。本作の密室トリックも、1950年代ではありえないものだったと思います。そもそも1950年代には「・・・・(伏せ字。トリックに使われる大道具)」がまだ存在してないんだから。 あと本作で使われる言葉によるダイイングメッセージも非常に独創的なものだと思う。ダイイングメッセージって好きじゃないけど、本作のは不自然さがなくて、素直に受け取れます。Xの悲劇のダイイングメッセージなんて、 「死に際にそんな複雑なの無理だろ・・・」 って思わず突っ込んだし・・・。 | ||||
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とても綺麗で、コンディション非常に良い、その通りでした。 有難うございました。 | ||||
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赤川次郎作品には多く接してきたがこの「三毛猫ホームズ」は敬遠してきた。 勝手な思い込みだが動物が主人公!? 猫がしゃべったり猫がいろいろと考えたり動物物語だったらドン引き! なんて思っていた。 しかし読んでみると一切そういう事はなく立派なヒューマンドラマであり素敵な赤川作品。 そして抜群に面白かった。 次々と起こる重大事件から目が話せない。 どんどん物語に引き込まれていく。 そこにうまく猫の三毛猫ホームズが絡んでいる。 「ニャァ~」とは鳴くが当然ながら日本語はしゃべらない。 ミステリー小説は一番意外な人が犯人になる事が多いので 犯人はきっとあの人だろうという予測し しかしそういう展開になって欲しくないという読者としての希望が入り混じる。 だが残念ながらそれは叶わなかった。 最後はちょっと切ない気分になった。 でも続きも読んでみようと思いました。 | ||||
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久しぶりに赤川次郎の本を読んで、結構楽しめた。ホームズという猫が可愛くて、神秘的であって、片山という面白い主人公も出る。片山さんは短所があるが、人間的であって、結局頭が悪いわけがないので、推理小説に出る刑事としてよい登場人物だと思う。 この物語には、恐ろしいことも、悲しいこともあって、ロマンティックなこともあるが、赤川さんのほかの物語のように、終わると深刻に考えるよりもまた彼の別な物語を読みたくなる気持ちになる。だからこそ彼は長い間人気作家であるのではないかと思う。 | ||||
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シリーズ化された人気作と聞いて読んでみたがあまり好きではなかった。 後半まではとても面白い。 ただ落ちがひどい。 いくつも作ってきたサブストーリーを無理やり回収している感じがする。 読み終わってもスッキリしない。 | ||||
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学部長は友人に呼びかけるように気軽な調子で言った。 ー 振り向くと、さっき不思議に思った、ドアの隅のスイングドアから、一匹の猫が顔を出していた。 P23 目次 プロローグ 第一章 羽衣と殺人 第二章 猫と刑事 第三章 刑事と恋人 第四章 終わりと始まり エピローグ 解説 赤川次郎 1948年、福岡県生まれ。76年「幽霊列車」で第15回オール読物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。作品が映画化されるなど、続々とベストセラーを刊行。 | ||||
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密室と言えば、ディクスンカーを筆頭に作家に人気のトリック。 そんな中で、ライトミステリと呼ばれる三毛猫ホームズシリーズの最初の作品で、新しい密室トリックを披露している。 本格ファンも三毛猫ホームズの初期の作品は目を通しても損はないはずだ。 | ||||
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さすがに面白いです。 赤川次郎さんは、やっぱり天才ですね。 最初からこれだけのミステリーを創造していたわけですから。 改めて記念すべき三毛猫ホームズの第一作を読めば、赤川さんはずっと楽しんで創作してきたのだろうなと感じられました。 最初から読み手の想像を超えるストーリー展開と、先に先にとひっぱてゆく魅力的な文体は読んでいて楽しいです。 | ||||
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赤川次郎さんの小説の流れは私にはピッタリ来なくて、ハラハラドキドキ感がなく 購入を失敗したと思った。 | ||||
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血を見ると貧血を起こし、女性相手がやや苦手な刑事片山義太郎。羽衣大学で発生した女子大生滅多刺し事件について三田村警視の森崎学部長が知り合いともあり片山が羽衣女子大学に行きそこで巻き起こる事件に立ち向かっていく。石津刑事がまだ登場せず、ホームズと初めて出会うのもこの話。晴美も登場しますが、あまり出番はありません。謎解きについて、なかなか進展せず新たに事件が発生していき伏線回収出来るのか不安でした…他のシリーズに比べ娯楽要素より謎解き要素がやや多いと思います。 | ||||
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この本は、片山という刑事と三毛猫のホームズという猫と一緒に事件を解決していくという話。この猫はとても天才で、片山に色々と事件を解決するヒントをくれる。話は一冊に一つの話が長々と書かれているので途中で、飽きてしまうかもしれませんが、片山の恋愛だったりも書いてあるので、本当に一冊の本に色々な話が詰め込まれています。シリーズもたくさんあるので、今度、読んでみたいです(^ー^) | ||||
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娯楽小説としては、かなり読みやすいです。 しかし、推理小説としてみると 最後の20ページくらいまで真犯人は誰なのか、とても引き込まれるのですが、 その真犯人を推理するのは難しく、推理小説としてはハードです。 | ||||
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これは、私が小学校5年の時にはじめて読んだオトナの本です。 赤川次郎さんはキャラクターが立っていて、文章が読みやすい軽妙なイメージのある作家さんですが、 初期の作品には、ミステリーに対するこだわりとサスペンスの持つ陰鬱な空気、そこにユーモアが紛れこん でる感じがおもしろく、この作品もほんの2〜3日で読んでしまったと記憶しています。 赤川さんはこの作品を当初シリーズ化するつもりがなかったと、どこかで読んだ気がします。今思えば、なるほどです。 推理物らしく、「ああ、なるほど」と思うトリックがあり(小学生の時は素直にびっくりしました)どんでんがえしが あり、推理物らしく、たくさんの人が死にます。そこにちょっとだけ、ホームズという猫が”名推理する”(けして、 松子のような人になったりはしませんが・・・)というメルヘン(?)的な要素まで入っていて、本当に今思うと、盛 りだくさんですね。 決してハッピーエンドの楽しい物語はないです。でも、今でも、片山や晴美、ホームズに、この作品ではヒロインの雪 子さん、と、古い友達でも思い出すように覚えているので、この話はやっぱりいい話だと思います。それは、魅力的な 登場人物とドラマティックな物語が印象深いからだと思います。 実のところ、図書館で借りてきたこの本を、私が読んだ後、母が読んで、母に眉をひそめられました。そりゃそうです よね、この話、ベッドシーンはあるわ、愛人バンク(今でいう援助交際ですね)の元締めは出てくるわ、不倫はあるわ、 小5の女子にはちと早い内容でした。だけど、大人になってもこの話がよかったと未だに思っていたのは、この作品の 持つ、ラストの哀愁であったり、うまくいかないもやもやのせいであったのかもしれない、と思うのです。そういった 意味で、赤川作品の中で、この話は私の中でベスト3に入る作品です。 まさか、このシリーズがサザエさんのようにこんなに長く続くとは思わなかったですけど。。。 | ||||
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評価を星一つとした最も大きな要因は物語の都合のよさである。 確かに伏線は張られている。読んでいる中で読者が推理することも可能だろう。 だが、作中の登場人物の行動に、そして作品の展開に読者が納得できるかどうか。少なくとも私にはできなかった。 作中で彼らは皆、重い運命の渦に巻き込まれていく。それ自体はもちろん非難するべきものではない。しかし、私には彼らがその渦の中で、作者に対して理不尽だと叫んでいるように思えてならない。 つまるところ、登場人物たちが彼らの意思で動いているように見えないのである。(あなたは女性を苦手としている男性が、一週間で結婚を決意するまでに至ると思うだろうか?) この作品を純粋な推理小説として、つまりトリックや展開を推理する為だけに読むのなら良いと思う。だが、登場人物と共に、悲しみ、成長に喜び、恋に感動する。すなわち物語を読もうとする方にはとてもではないがオススメ出来るものではない。 角川書店が力を入れている作品のようなので手にとっては見たが、他の方が評価しているような良作とは思えない作品だった。 楽しみ方を間違っていると指摘する方がいるだろう。確かにその通りなのかもしれない。だが、私は良作という物は誰が読んでもその面白さを読者に伝えてくれるものだと思っている。 | ||||
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私は嵐の相葉くんがドラマをする、ということだったので読んでます(笑) 片山は相葉くんと考えればとても面白いです。 私は赤川次郎さんの本を読んだことが一度も無かったので とても新鮮でした。これはミステリー初! の方も気楽に読める本だと思います。 | ||||
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最近東川篤哉とか、ちょっと前だと我孫子武丸とかユーモアミステリが脚光を浴びてますが、 その先駆者と思われる赤川次郎の代表作「三毛猫ホームズ」シリーズの第一作です。 そもそもこの本を最近読むきっかけになったのが、 我孫子武丸の新装版「8の殺人」を読んで、 その中でこの作品が斬新な密室トリックを提示しているとの記述があったせいなのですが、 それ自体もなかなか良く出来たトリックなのもありますが、全体的に文章がこなれています。 ユーモアも絶妙に挿入されており、 多作過ぎるために粗製乱造している作家と思われがちですが、 少なくともこの作品は本格ミステリファン、一般の小説ファンどちらにも耐えうるクオリティだと思います。 エラリー・クイーン好きだとかのガチガチの本格ファンには向かないかも知れませんが、 ライトなミステリに抵抗の無い人にはオススメ。 私も二作目以降を読んで行こうと思います。 | ||||
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当時ファンだった石立鉄男氏が主役を演じる二時間ドラマ(土曜ワイドだったかな)を3本ほど見た後に原作を読んだ…。驚いたのなんのって、何とテレビではシリーズレギュラーの「あの人」(当時私はその役者のファンでもあったのだ)が犯人?!しかも一昨目で死んでるぅ?! 土ワイならではの原作の改変と、読書と視聴の順番間違えた愚か者によって生まれた、作者さえ予想だにしなかったトリックとどんでん返し…。ミステリーを読んでこれほどの衝撃を受けたのはずっと後の十角館ぐらい。作者の意図しない驚愕を読者に与えたという忘れられない作品。 | ||||
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ある雑誌で密室殺人として評価の高い作品だったので読んでみました。確かに密室トリックに関しては鳥肌が立ちました。伏線は山程あったのに全く気付きませんでした。相当以外なモノをトリックに使っています。 密室の他にも連続殺人、売春斡旋など盛り沢山な内容ですが、それ程面白くはなかったです。密室をメインで読むとかなり楽しめる作品だと思います。 | ||||
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ある雑誌で密室殺人として評価の高い作品だったので読んでみました。確かに密室トリックに関しては鳥肌が立ちました。伏線は山程あったのに全く気付きませんでした。相当以外なモノをトリックに使っています。 密室の他にも連続殺人、売春斡旋など盛り沢山な内容ですが、それ程面白くはなかったです。密室をメインで読むとかなり楽しめる作品だと思います。 | ||||
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「三毛猫ホームズシリーズ」今ではとても有名な作品ですね。 これはそのシリーズの第1作にあたる作品です。 ところで、あなたは三毛猫ホームズシリーズのイメージはどんな物をお持ちでしょうか? 私は、猫の助力により主人公が事件を解決する話だと思っていました。 たしかに、私のイメージは言葉としては正解でした、 が、イメージした色のようなものはまったく違っていたのです。 私は、おそらくこの作品に爽やかで勧善懲悪の活劇を期待していたのでしょう。 物語の序盤はそいう印象もありました。 しかし、この作品は結末に近づくにつれて暗い雰囲気に包まれていきます。 具体的なことは推理小説なのであまり書こうとは思いませんが、 「誰も幸せにはならない」とだけ言わせてもらいます。 ハッピーエンド主義者の私から言わせると、これは酷い、救われない。 ただ、ミステリーとしては良作だと思います。 トリックやミスリード、伏線など、楽しめる要素はたくさんあります。 ちょっと勘の良い人なら先が読めてしまうかも知れませんが、それでも読ませる内容で、 その点ではとても素晴らしい作品だと感じました。 ただ、私の三毛猫ホームズへのイメージ(勝手に抱いていてものではありますが…)を 悪い意味で裏切った(言い方が悪いかもしれませんが)ことや、 けして後味が良いとは言えなかったので、評価は3を付けさせて頂きました。 | ||||
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