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かあちゃん



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【この小説が収録されている参考書籍】
かあちゃん
かあちゃん (講談社文庫 し 61-14)

かあちゃんの評価: 4.50/5点 レビュー 24件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全24件 21~24 2/2ページ
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No.4:
(5pt)

「とんび」と合わせて読むと・・・

既刊の「とんび」と併せて読むと、自分の親への気持ち、自分の子供への気持ちがあたたかく膨らみ、家族を大事にしていきたくなる本だと思います。
かあちゃんAmazon書評・レビュー:かあちゃんより
406215496X
No.3:
(5pt)

ひとりの母として

とても感動しました。
私も二人の子どもを持つ母親で、それぞれの章で出てくる「かあちゃん」の姿が印象的でした。
中学生たちの微妙な心理状態、そのそばに必ずいる母親の存在・・・

この本を読む前に湊かなえさんの「告白」も読みました。非常に話題になっている本で、確かに読んでいる間のスリルや、読者をひきつける文章力やスピード感は賞賛に値すると思います。思いますが・・・
中学生が出てきて、それぞれの章で語り手が変わること、いじめの問題や罪を償うことの意味など共通する主題が多い2冊ですが、私は重松さんの「かあちゃん」のほうが個人的には圧倒的に好きです。読後感を含め、読者やすべての「かあちゃん」を励ましてくれる作者の暖かさを感じました。
かあちゃんAmazon書評・レビュー:かあちゃんより
406215496X
No.2:
(3pt)

いじめとけじめ

小学生のときに交通事故で亡くなった父、そして遺された母と息子。母は父と同乗していた同僚の方の家族にけじめとして、笑わない、亡くなった人をいつも忘れないことを誓って生きていく、というお話から始まります。その母の厳しさに触れた遺族の孫が、いじめに関わったことで親友が自殺未遂をはかり、その責任から不登校になり、忘れないことが何より一番大切な贖罪であることに気づきます。そしていじめに関わった友人たちの意識を少しずつ変えていきます。いじめは身近な話題。いじめられないために、仲間はずれにならないために、友人を見限ってしまったことは、もしかしたら誰もが経験したことはあるのではないのでしょうか。市井の人にスポットをあてた重松氏の渾身の作。
かあちゃんAmazon書評・レビュー:かあちゃんより
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No.1:
(5pt)

良かったです

久しぶりに重松氏の作品を読みましたが、一挙に読み上げました。
そんなつもりはないのに、所々で思わず涙。
そもそも、軽い気持ちでちょっと立ち読み……と思っていたら、一話目の途中で涙ぐみ、店頭なのであわててしまいました。で、そのあと、迷わず購入。

確かに、重松氏のほかの作品にも似た感じのものはあるかもしれませんが、それぞれのテーマにいつも、発見があって、今回は、特にそのところに、深く共感しました。

加害者の贖罪、母ちゃんの強さと弱さ、と簡単に言っていいのかわかりませんが、がっちり琴線に触れてくる、すてきな作品とだと思います。
かあちゃんAmazon書評・レビュー:かあちゃんより
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