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女の国会
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女の国会の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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ストーリーは女性国会議員、女性議員秘書、女性新聞記者、女性地方議員が章ごとに主役が入れ替わり、展開していく。 とても読みやすいので、面白いが、どんでん返しが少々唐突であったり、人が死んでも(殺しても)なんとも感じない人物設定には違和感を覚えた。 一方、女性地方議員が国政に挑む決心をする描写にはグッときてしまった。 何はともあれ、面白いので星5つ。 でも麻生太郎ってすごいね。どんな政治小説にも麻生さん風のフェルト帽を被ったドンが登場する。 高市さなえもこの本で高月馨で小説デビューしたから、将来有望ですね。 | ||||
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自民党の総裁選挙が終わり、今回、史上初の女性首相の誕生は実現しなかった。 まあ、現実の女性候補は、史上初の女性首相として歴史に名前を刻みたいだけなんでしょうけど、 その内幕が描かれた小説。 先日、テレビを見ていたら、局のアナウンサーか記者が、組閣について、おじさんばかりで、女性の起用、若い男性の起用、クオーター制の導入を叫んでいたが、地位が欲しければ、候補者が自ら道を切り開くべきであり、的外れな意見だと感じました。 | ||||
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天才の傑作!の片鱗は十分。全体として抜群に面白く、リーダビリティがトップクラスで引き込まれる。いい意味で裏切られるミステリー要素があり、同時にジェンダー問題を身に染みる具体的で提示する社会派。ここまでは星5 だが、ツメが甘すぎる 以下ネタバレあり いくら事情があろうと肉親の死に全く悲しまないのは不自然(JWなら人間が描けていない!と激怒する所) 犯人が自首した動機が弱い/不明 政党移籍が二例とも軽すぎて、政治小説としてのリアリティーが激減する このレベルでは直木賞は取れない。とても残念 | ||||
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女性側からの視点で描かれる永田町。 勝利を勝ち取るためになりふり構わず策を打ち合う政治家たち。 面白い。 | ||||
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待ちに待った新作でしたが、想像以上の面白さでした。もちろん最後の最後の結末も驚かされましたが、話全般の働く女性の苦悩や考えていることなどがリアルで興味深かったです。ぜひ男女問わず読んで欲しいと思います。実際の政界だと誰かなと想像しながら読むとなおさら面白いです | ||||
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「女がてっぺんとって変えなきゃ」って。 国会議員、秘書、記者などなど、いずれも女性が主人公。 コミカルミステリー、政治家バージョンが開花する。 女性蔑視、性的マイノリティに一石を投じて。 ”池の中には、色とりどりの鯉がいる”という。 「怒りを国政にぶつけないか?」の問いかけを。 | ||||
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新川帆立さんの才能が炸裂している。知性、教養、メッセージが込められた凄まじい意欲作。息をつく間もないほどの怒涛の展開、そして謎の作り込みはエンターテインメントとしても極上。 | ||||
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政治家がどういう人間なのかの勉強になりました。女性が差別されてるのは当然として、アメリカの黒人みたいに女性自身が戦わないと何もかわらないような気がした、世の中の半分は女性なんだから女性同士で団結するしかないと思うけど、その女性にその気がないのが一番の問題だと思う | ||||
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特定の支持する政党はないが必ず選挙に行っている。定期的に献血も行っている。政治に関心がある方だと思っていたが、度重なる政治不信から期待感がなくなって、国政の興味も大半のおじさん議員の頭髪と同様に薄くなってきていた。そんな私が「女の国会」を読んでみた。 「女の国会」は、お嬢議員の自殺の謎をそれぞれの立場の女性たちがそれぞれの政治と関わりながら真相を調査する物語で、不覚にも魅力的な登場人物に感情移入し、いつの間にか私も政治の裏側の仕事に携わってる気持ちになって、心の中で何度も「負けるな!頑張れっ!」と応援したくなるシーンもあり、最後までスピード感をもって一気に読ませてくれる傑作ミステリ小説だった。 良い作品というのは読後も登場人物たちが生き続けてるので「女の国会」の痛快な後日談も勝手にひとりでニヤけながら想像してしまう。 また、ふと目にした「議員世襲」や「女性問題での離党」の今日の政治記事。今までは「ふーん」だったのに「女の国会」で私も政治の裏側の仕事に携わっていたので現実の政治に興味津々。 「女の国会」効果恐るべし! 政治に興味がもて、ミステリとしても面白い、ぜひ読んでほしい一冊。 | ||||
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政界を題材にしたミステリー小説という点が斬新で良かった。 また、その政界では少数派に過ぎない女性を主たる登場人物として書かれている点も評価したい。 国会議員、議員秘書、新聞記者、地方議員と顔ぶれも多彩なため、政治のあらゆる角度から事件の真相を薄皮を一枚一枚丁寧にはがしていくような感覚が良い。 結末も今日的で今の世相を反映しており、十分楽しめる内容となっている。 | ||||
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