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バベルの古書 猟奇犯罪プロファイル
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バベルの古書 猟奇犯罪プロファイルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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●熊のような体躯にしては肝心な時に役に立たない主人公。犯人にやられてばかりで頼りない。 文体は簡易で読みやすく、サクサクいける。 | ||||
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内藤了さんの小説が好きで、そこからこちらの小説にたどり着きました。 Book1〜3をまとめて購入し、こちらの2を読了したところです。 個人的な感想を書かせていただきます。 ネタバレもありますので、未読の方は注意してください。 私は、2のこちらよりも1のほうが面白く感じました。 2からは新キャラのプロファイラーが登場するのですが、彼女の性格が鼻について好きになれません。性格が幼すぎます。 キャラの濃さのせいもあるのでしょうが、殺人事件の捜査を加地谷たちとの勝ち負けで考えているのも気になります。 それに加地谷についても。 1の頃から気になっていたのですが、昭和の頑固親父キャラなのでしょうが、相棒にすぐ手が出たり、会話の返しがいつもぶっきらぼうで喧嘩腰。なんでそんなにキレ気味なのでしょう? 今回はホッチキスを投げようとする描写もありました(投げていない)。 そういうキャラだとしても、すぐに手が出るのは今の時代にそぐわない気がします。 そんなプロファイラーと加地谷との言い合いが、読んでいてツラく気持ちが冷める部分もありました。 なんとなく感じる、会話の違和感?言葉の選び方も…。 事件についてはほぼ思った通りというか。人物が登場するたび、この人はこうだろうなと予想ができてしまいました。 スーパーナチュラルな話は好きですが、犯人については、ここでそういう結果に持ってきてしまうのかと少しがっかりしました。 1の頃から気になっていて、2では特に思えてきたのですが、刑事があまり使えない。 1も2もストーリーの最後の犯人との対峙では、刑事がその役割を果たせずその話の要の人物がどうにかするという展開。 捜査に関してもあまりしている印象が無く感じます。 過去の似た事件に気付いたのはいいが、先輩(元)刑事から容疑者的な人物について教えてもらったし、関連しているかもしれない怪しい数件の事件を見つけたのも先輩によるもの。 プロファイリング頼みと、たまにやって来る加地谷の突然のひらめきが都合よく感じられて、犯人にたどり着く楽しみが感じられなかったです…。 刑事側の推理の過程の描写が少なく、その他の部分の描写のほうが多く感じられました。 別班が出来たばかりだし、新キャラも加わり、気になる新しい謎も出てきて、これからを感じさせる今作。 鼻につくプロファイラーも、暴力的な加地谷もこれからいいキャラになるのかもしれませんし、どうなっていくのか気になります。 面白い展開になるのかもしれません。 が、このままだとちょっと読むのがツラい部分もあります… でも、期待を込めて 購入してある3をこれから読んでみたいと思います。 | ||||
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タイトリからの期待感は薄かった。 | ||||
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全作品を購入していますが、面白いですよ! | ||||
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全作品を購入していますが、とても面白いですよ。 | ||||
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物語といえど、たとえ大都会でも続けざまに猟奇犯罪に出くわすのは不自然な感じが否めないのに北海道の地方都市?で、こうして連続して猟奇事件がおきてしまうのは、タイトルの古書が関連することで、その違和感を回収しようとしているが、この先如何に展開するかに依って物語の良し悪しに大きく影響するように思える。事件の衝撃的内容からホラー寄りのミステリーが十八番の内藤了が“やられた!”と評されたらしいが、この作品ではあからさまな霊の登場がマイナス要素に感じられてしまい内藤作品程ではないように思えてならない。 | ||||
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クーンツの『オッド・トーマスの霊感』が頭に浮かんだ…物語はカフカの『変身』の引用文が添えられた他殺体に因んで“グレゴール・キラー”と名付けられた連続殺人犯に相棒を殺害された刑事と、その街に越してきた青年の二つの視点で語られていく、それにしても実体と区別のつかない霊の表現は読者にとっては要注意(笑)だが、殺人犯を追う刑事と霊感青年がどう無理なく絡んでいくか?メインタイトルの『バベルの古書』とは如何なるものか?どうやら霊感青年の登場はここまでのようだが、気になる古書の物語はここから始まるようで興味深い。 | ||||
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1の『変身』はダブル主人公という感じで話が進んでいったので、こちらの2でシリーズ主人公とサブキャラとして出続けるのだろう人たちが明確になったところ。 事件自体は別のものですが、これは順番に読むべき本でしょう。 このシリーズは、猟奇的な事件を昭和のおっさん臭がする中年刑事が捜査していく中で、そこに関わる人間に怪奇幻想色のある古典小説との境遇や心理の重ね合わせが起こっていくというのを基調にして続いていくのだと思います。 しっかりとスーパーナチュラル要素のあるミステリなのも私好みです。 「バベルの古書」というタイトルについても、ただ謎が投げかけられただけの段階なので、これからの作品を楽しみに待ちたいと思います。 ただ作者はこれで完結させていないシリーズが三作目なので、ペースがどうなるかはわかりませんが。 | ||||
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