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【岡本好貴】
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帆船軍艦の殺人の評価:
2.67/5点 レビュー 3件。 D ランク
Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点2.67pt
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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異色のミステリとしてはいいのだけど、ね。
「冒険小説」作家の誕生であってほしい
1795年の英仏戦争時、フランス革命半ばでナポレオン台頭のちょっと前。対フランス戦争を続ける英国海軍戦列艦ハルバート号(90門?)に強制徴募された靴職人ネビル・ボートを主人公に据えた、日本では珍しい帆走戦闘艦の物語。さすがに冒険譚としてはいかず、主人公が巻き込まれた殺人ミステリ仕立てですね。──帆船ファンとしては興味津々で、語られるさまざまな蘊蓄を楽しみました。
とはいえ最初の殺人があまりに偶然すぎましたし、基本的に「文官」である主計長が、帆船水夫の花形であるトップマンのような技量を発揮するとか、なんか無理がないかな。それらを含め、ミステリとしてはまあまあかな。
気になったのは最後の締めくくり。あり得ないと思いましたが、どうなのかな。
あり得ないというのは、乗艦が喪失したからといって、乗船している強制徴募兵が「人があまることになったから帰りたいヤツは帰っていいぞ」になるはずがないと思うから。あの戦争のさなか、慢性的に人員不足な英国海軍が下級水兵とは言え熟練者を簡単に手放すはずがないんじゃないかなァ。