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イグジット
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イグジットの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 1~20 1/2ページ
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小学校のころ、学習漫画を読んでいた。面白くて為になる。この本も、漫画のように読みやすく(誉め言葉)、日本経済の現状分析に役に立つ。短期プライムレートとかニュースでみても、よくわからないが、このような本を読むとリアルにわかる。低金利から抜け出した日本は、どこに行くのでしょうか。物価上昇の低賃金、及び年金減額でかなり厳しくなるのは予測できる。今後、テーマとして、生活保護、宗教、不動産の問題などを書いてほしいと思います。推理小説でなくていいので、いまの時代をわかりやすく説明してほしいと願います。 | ||||
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相場英雄氏は経済記者出身だそう。財政破綻をモチーフにした小説は何冊か読んだがまた出たかという感想しかない。参考文献をみると藤巻健史氏、原真人氏というある種の人々の間ではマイナスのイメージしかない人物の著作を参考にしているなんてお止めになったほうが賢明というもの。両者ともに財政破綻危機を煽りながら、何十年も経過しているが未だに財政破綻していないことを説明出来ていない。 原真人氏はこの小説の解説も書いている。「今のところギリシャやアルゼンチンのように財政が破綻せずに済んでいるのは、日本銀行が国債を買って当座をしのいでいるからだ。日銀は紙幣(電子データを含む)を刷りまくって国家財政を支えているからだ。」そうだ。 全く間違えた説明だ。電子データだろうが紙だろうが日銀が購入した500兆円を超える国債に見合った現金がそれだけ経済の現場に供給されたら、もっとインフレになっているよ。この人物はマネーストックとマネタリーベースの違いも分かっていない。両者を集計している経済統計をしっかり見ろよ。 著者の相場氏もこのマクロ経済の基本も分かっていない人物の著作を読むヒマがあったら経済記者出身らしく、マネタリーベースとマネーストックをまずキーワードに日本国債が日銀ネット上でどのように決済されているかじっくり調べて追っかけてみることを勧める。それとポイントのひとつは財政破綻の定義をはっきりさせることだ。エンタメ小説としては面白かったけど。相場氏の小説をもとにした興味深い面白いドラマもたくさん見ているので、残念。 | ||||
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相場さんの本は愛読しているので、もう少しハイパーインフレの怖さを書いて欲しかった。 | ||||
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最終局面を読んでがっかり。 日銀副総裁の不倫疑惑で辞任に追い込んだものの次の副総裁人事にからみ、これまで日銀や政府(財務省)のとってきた失政にカツを入れる有志らがいざ週刊誌などで暴露する直前まで来て、政府、国税庁の検査で暴露は空中分解。 長編でここまで持ち上げて最後に梯子を外された感の作品。 一体著者は何が言いたかったのか。こんな作品なら発表しなくてよい。 さらに最初の地銀の不正融資に関してもどこかに葬り去れれてしまった。 読むに値しない作品。 一般文学通算2684作品目の感想。2022/09/13 10:15 | ||||
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かつての原子力に蔓延った「安全神話」のように、異常ともいえる日本の財政・金融政策がまるで将来にわたって続けられるかのごとく、この国の隅々にまで侵食してしまった今日において、フィクションを駆使して、起こりうる「破滅的事象」(シビアアクシデント)の存在を感じさせるようとする筆者の試みに対し、官僚諸氏や経済人各位は敬意を払うべきではないかと想ふ、、。 | ||||
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麻生さんを好きになってしまったではないか!? | ||||
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フィクションと言って笑い飛ばせない、妙なリアリティのある小説です。 何が正しくて、何が間違っているかでは無く先を見据え、今打てる最善の策を打つ…もしかしたら、現政権にもこんな老獪なリーダーがいるのでは?と想像すると愉快な気分にもなる小説です。 | ||||
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異次元の金融緩和が経済を語る学者、実務家、評論家の間で議論を長ーい間やっています。異次元と銘打った博打政策は、短期で手仕舞わないと取り返しのつかないことになりかねません、何せ誰もそんなことやったことないのですから、ひずみは溜まるばかりであることは明らかです。そうした懸念を、小説に仕立てた人がいるということで、興味を持ちました。日銀の審議委員の一人の意見を篭絡させてしまうことで、こうしたトンデモない政策実験が出来てしまうという著者の気付きに、ドキッ! | ||||
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株を日々売買するものとして、このタイトルには正直ドキっとした。また、時期的にも、テーパリング、10年国債金利上昇と、乱高下する相場のなかで何かのヒントを期待したが、出口戦略を考える上で時間の無駄。 批判、警告ばかりで、出口戦略おけるアイデアや具体性が全く欠如。タイトルは出口ではなく「トンネル」が妥当。 | ||||
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この国の経済の実情や金融に関する危うさ、現実に迫っているリスク、出口戦略の模索。現在の日本経済に直面している問題が良く理解できました。ただ、フィクションとしては、とある出版会社のスクープネタをどのように裏を取っていくかといった事に終始しすぎており、展開はあまり充実しているとはいえません。でも出版社を通じ作者の現在の経済の見方考え方をスクープのように伝えたい気持ちはよくわかり、伝わります。 政治と経済は本来分離されているはず。でもこの内容ではズブズブな印象。現実なのかフィクションなのか、様々な錯覚が生じるような興味深い内容でした。また最新刊を期待しております。 | ||||
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超長期の財政緩和政策、新型ウイルスの蔓延と緊急景気対策と称したばらまき、財政健全化など眼中にない国債垂れ流し、政治と日銀の不健全な馴れ合い、地銀の危機的経営状況など、出口(Exit)の見えない現在の末期的な日本経済をまとめた上で、主人公のひとりである金融界の裏の掃除屋=古賀の暗躍・苦悩を描くストーリー。古賀の生い立ち、人となりをより知った上で本作を読むのであれば、前作「不発弾」を先に読むのも良いと思うが、必須ではなく、順番は逆でも良い。 もうひとりの主人公はスクープ雑誌の記者池内。高校生時代の彼女や地元の親友が日本経済の末端で人生を翻弄される。正義感に駆られ日本の金融行政の裏を暴き、スクープしようと奔走する。 私がもっとも印象に残った登場人物は副総理兼財務大臣の磯田。清濁合わせのみ、老練で人間味があり(もしくは人間味があるように振る舞い)、人を操る政治家とはこう言う人物か、、と妙に実在の副総理兼財務大臣の好感度が上がってしまった(笑)。 フィクションのストーリーとしては、スピーディーで読み易く経済エンタテイメントとしてお勧め。星5つ。 | ||||
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相場氏の作品はこれまでかなり読んできたがこの作品は読みにくく途中で止めてしまった(推理小説に経済の啓蒙など期待していない)。 また、現存する組織や政治家などに微妙に似せたネーミングは読んでいてうんざりした。そろそろ彼の作品から私は卒業(Exit)かなと思う。 | ||||
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ありがとうございました。 | ||||
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金融システムの基本知識を軽い読み物として、さらっと勉強するには最適。 将来予想も納得できる線。 ただし、ドラマ的な面白みは薄い | ||||
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賃貸アパートで有名なR社やD社の社員は、建築営業でノルマを課せられ、入れ替わりが激しいことで知られています。農家などの地主さんを訪問し、アパート経営を勧めるという仕事ですが、入居者が埋まらなかったり、経年劣化による補修費用が発生したり、近隣に思いがけない競合物件ができたりで、予定していた収益が上がらないためトラブルが絶えないからです。 最近では、銀行の外回りがこの世界に参入し、シェアハウスが流行りだと言いながら、お金を借りてくれと甘く囁くんだそうです。金利ゼロの時代、借りたがる企業には貸したくないので、担保が確実な土地持ちが狙われるのです。 不動産屋と違って銀行ですからね、説得力があるものの、やってることは同じ。詐欺まがいであると、滅茶苦茶嫌われています。このあたりは、似たり寄ったり。地方銀行や信用金庫では、リストラ含みで営業への配置転換を進めているようです。 私は知りませんでしたが、平成の徳政令と言われる中小企業金融円滑化法というのがあって、多くの会社が借金返済を先送りしていました。これの期限が過ぎたことで、銀行は債権回収に本腰を入れざるを得ず、大混乱をきたしている現実があります。間近に迫る給与デジタル払いなんてのも、体力のない金貸しの収益を圧迫します。 本作は、そこにメスを入れた経済小説ですが、いつもの相場作品と同じく、実名を挙げてはいないものの、あまりにもリアルで、また、解決策が見えない現実に打ちのめされました。官僚の不祥事なんかについても、裏側から見れば、もっともっとドロドロしていて、正義が勝つとは限らないことを思い知ります。総務省のゴタゴタも、いろいろあるんでしょうね。そして、国税の査察が権力が握る最強カードだということも再認識しました。 後味があまりよろしくないのは、リアルだからこそ。これを読むと、銀行へ就職しようとは思わなくなります。 | ||||
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Good経済の勉強にはなりますし、日本国債の危うさも理解しました。 Badエンターテイメントかと問われると、う〜ん?冒険活劇ではないことは確かです。 | ||||
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日銀の強力な異次元金融緩和が日本経済・金融に及ぼす影響を、経験浅い記者が取材や体験を通じて明らかにしていくもの。 新型コロナなど現実に加え、日銀スキャンダルなどのフィクションも織り交ぜ、小説の体を取りながら経済の勉強が出来るという感じ。 折しも長期金利の上昇がニュースになっていますが、当時は異例の対応だった緩和も長期にわたり、もはや現状がニューノーマルのように思えなくもないですが、いつか訪れるかもしれないEXITの時は、少なくとも慌てないようにしようと思えた読後感でした。 | ||||
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やっぱり相場さん‼︎読み応えあるのに、あっという間にエンドをむかえました。登場人物の発言がそのキャラクターを表していて、ストーリーに奥深さを与えている。現実?フィクション?それぞれの登場人物の発言は、実際の人物の想い、真意なんだろうと。いろんな形で国を想う気持ちが伝わってきて、満足度の高い小説でした。中国や韓国との政治的攻防を描く小説も読んでみたいです。 | ||||
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「不発弾」の続編。ストーリー的には「不発弾」とそれほど繋がる部分はないが、共通の登場人物である 古賀遼のバックグラウンドを知ることで本書の面白さが増すと思われるので、そちらを先に読んでから本書を読んだ方が良いだろう。 ピカレスクロマン的な色が強かった「不発弾」に比べ、経済に関する専門的な記述が多いのでそこについていくのに 少々苦労したし、世界的な経済を取り巻く状況に興味がないと楽しめない本だとは思う。 逆にコロナ下での実体経済と株価の乖離など、私たちを取り巻く国内、世界経済の謎に多少なりとも興味のある方にはぜひ一読を、それも先行きが全く不透明な今、読むことをお勧めしたい。 陰謀論を巧みに料理して今まさに起こりつつある現実とミックスした、虚実相半ばする経済小説の良作である。 | ||||
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おもしろかった。 夢中になり、夜が明けました。 こんなの久しぶりでした。 関連して白井さゆりの本を読んでみようと思います。 | ||||
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