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おやすみなさい、また明日
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おやすみなさい、また明日の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全67件 61~67 4/4ページ
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本編の、辛さを乗り越えた二人を慈しみながら、続くS・Sを読み始めました。 日常の二人、いつもの風景・・・ あれ、でも途中から何か違和感が・・・ その違和感の正体を知った時、涙が止まりませんでした。 涙がダムの決壊のように、溢れて。 本を読みながら、嗚咽して、中々その状態が治まらなかった。 元々こういう題材を選択されている事だけでも、苦難の道のりがある話だと思いますが、 その道のりの終結を、こういう幸せの形にされるとは・・・ 思いもよりませんでした。 このレビューを書くのに、自分の中の葛藤がありましてー 気持ちがまとまらずにレビューするとよく無いなと思い、中々気持ちが前に進めなかったのですが、 時間も少し経ち、どうしてもこの感動をここに書きたくて上げさせてもらいました。 凪良ゆうさんに、この作品を書いてくれた事への感謝の気持ちを送りたいです。 | ||||
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これまで読んできた凪良先生の話の中でも、これだけ涙した話はありません。他の方も書かれていますが、SSの最後があって、この話が完結されるのだと思います。 主役のふたりは、それぞれが辛い過去を背負いながら、それがゆえにひかれあい、距離を縮めて行きます。しかし、お互いを思いやるが上に、一度は離れなければならなくなる。それでも、最後は寄り添いながら、幸せを見付けていきます。SSは、自然と涙があふれてきて、でも読後はほんわかと胸があたたまる、そんなお話です。 凪良作品の特長でもありますが、本作品も、脇役キャラがいい味を出しています。まさか、『恋愛前夜』のヤコ先生が登場するとは!ヤコ先生のはじけっぷりは、クスリとさせらせますよ。 | ||||
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巻末SSは、もしかすると【ボーイズラブ】的には、NGとされるものなのでしょうか? でも、ある意味、とても良い着地点を確認できて安心しました。 こんな結末を迎えたい、こんな相手と出会いたいと思わせる、 ある意味ファンタジーに溢れていると感じました。 二人の間で、いろいろな葛藤があったと思いますが、 いろいろな事を乗り越えて、最後まで添い遂げてくれたと思うと、 本当にうれしかったです。 涙もろい人は、決して外で読んではいけません。 何気ない日常シーンでも、涙してしまいました。 | ||||
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この作品はヤバい位好きですw 絶対読んで欲しい・・・・ 日々を慈しんで生きる そんな思いにとらわれる本です 胸にズンと響きました・・・ 私のようなオバサンになると 老いてまで慈しみあう関係というのに 憧れがありますが まさにこの本に描かれた世界がそのものでした 今まで読んだ本で 終焉まで描かれた本は無かったと思います それだけでも深みを感じます。 内容についてはあまり触れたくない・・・ 読み手一人ひとりの思いで受け止めて欲しいな・・ そんな気持ちにさせる作品です。 凪良先生・・・・ 本当にいつも感動をありがとうと申し上げたい! | ||||
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衝動的に購入したその日のうちに一気読みしてしまいました。 タイトルにもしましたが、ホント家で読んで正解でした。 涙腺が弱い私。本編の後半からSS終了までティッシュが手放せませんでした。 記憶障害があるが故に愛に臆病になり、つぐみに距離を置く朔太郎。 そのことを理解・尊重し、つぐみも朔太郎から離れますが、ふたりの心にある想いは変わりません。 つぐみはその後、朔太郎との日常や交わした会話などを思い出しながら、誰に読ませるわけでもない短編小説を書き上げていきます。 その短編小説が本編の後半と、SSでの重要な役割を果たしています。 作者があとがきで書いていたとおり、SSの終わり方についての好き嫌いは分かれると思いました。 担当編集さんの言う通りにしないでくれてありがとうございました。 編集さんの通りに終わらせていたとしても、綺麗で良い終わり方だと思います。 でも、私は作家さん押しの終わり方が好きでした。 最後までふたりが幸せでよかった・・・ | ||||
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表紙に誘われるが如く、素晴らしいストーリーでした。 アップダウンはありません。 恋愛で大きく右往左往するというタイプでもありません。 ただ、非常に読者が主人公二人の心に寄り添うことができる本でした。 そしてこれ以上にはありえないほどのお互いへの愛や想いが形ではなく誌面全体に雰囲気として広がりまくっている作品でした! 寄り添うというのも共感できるというタイプではなく、二人の心の動きをしっかり理解できるという第三者目線で寄り添えるタイプなので、客観的に読みつつも深く入り込めるところがよかったです。 主人公は、10年越しの同棲彼氏と別れた売れない作家つぐみと、つぐみの引っ越し先の大家(実際には大家の息子)で元エリートサラリーマンの朔太郎。 朔太郎は事故で、以前のことを覚えていないという健忘症を患っています。 なんとなく設定読むとありがち……?と思いかねないですが、これが全くこれまでの類似設定とは違って、なにも大袈裟でなく、日常のラインの中にすべておさまっているところが、さすが凪良作品です。 最初は友達関係から始まり、お互いにしっくりくる相手となり、そして好きという感情が芽生えるけれど、健忘症の自分は相手のことを忘れてしまうかもしれない。それで嫌な思いをさせてしまうかもしれない。 その恐怖からつぐみへの気持ちを諦めてしまおうとする朔太郎。 そしてそんな朔太郎に詰め寄るでもなく、彼の気持ちを尊重して遠くから好きでいつづけるつぐみ。 前半は友達以上恋人未満な関係で少し楽しい雰囲気で展開しながら(脇キャラも非常に個性的で面白いです)、後半は離れ離れになった後の二人をパラレルに描いていて、その雰囲気の違いにも惹きつけられました。 主には心情メインなので、丁寧で繊細な気持ちの移り変わりや葛藤が楽しめる作品ともいえると思います。 何気ない描写も光っていましたし、なによりふと描かれている二人の気持ちがあまりに自分たちの周りにも転がっていそうな一言だったりして、身近な共感がありました。 そして一番心に残ったのは、実は巻末のショートです。 作者もあとがきで「BL的に途中までにしておいたほうがよいのでは」と担当さんからもアドバイスをいただいたのですが……と書かれておられるとおり、このショートにはかなり先の未来の話が書かれています。 たしかにBL的にはあまり描かれない場面までばっちりと。 これは好き嫌いが出るショートだなと読んでて思いました。 が、このショートがあるからこそ、この本の印象がぐんと強くなったとも思います。 ショートを読むことで、二人の愛、ずっと続いてきた愛がどれだけ平凡かもしれないけど幸せな日々の連続だったかを改めて読者が思い知ることができるのだと思いました。 本編では出なかった涙も、このショートではボロボロ出てきました(笑) 本編、ショート作品合わせて非常にオススメさせていただきます。 | ||||
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うっかりあとがきを読んでしまい、妙な覚悟(悲しい結末なのではないか)をしながら読みました。 記憶障害(記憶喪失ではなく)のある主人公の話は映画でもありましたし、その類いなのかと思いつつも、想像とはまったく違う展開に唸りました。 凪良作品にはいつも泣かされますが、やはり巻末SSが効いています。 好き嫌いが分かれるどころか、そここそ読者が共感するのではないまろうかと強く思いました。 文頭で、ああ 月日がたっているんだなとわかる文章力。ハッキリしたときの衝撃。 勿論本編を読んだからこそ効いてくるのです。 悲しい結末じゃないです。うん。良かった。 | ||||
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