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おやすみなさい、また明日
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おやすみなさい、また明日の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全67件 21~40 2/4ページ
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ネタバレあり、要注意ーーこの作者の『美しい彼』が面白かったので、二番目にこれを読み、あれれ? BLは登場するキャラがあくまでも男性としてきっちり描かれていないと、自己矛盾を起こすジャンルだと思うのだが、主人公が泣いてばかりでどうにも女々しい。「つぐみ」というネーミングもずっと違和感ありまくりで、三十半ばの男性だとイメージできない。相手の朔太郎も、記憶障害という要素を取り除くと、元々は学業優秀で大手ゼネコン勤務だったイケメンの青年でしかない。それだとリアリティのない王子さまになってしまうので、記憶障害で綾つけてみました、みたいな? 朔太郎を後遺障害に遭遇させずとも、「つぐみ」の愛読者にする筋立てはあったはず。出版業界内部を舞台にするのも、安易過ぎ。「つぐみ」の元カレがこれまた魅力無さすぎで、あんな男と10年もラブラブでした、振られてショック、とか理解できない。この作品、とにかく、だらだら長過ぎ。しかも、BLキャラを要介護の八十代まで引っ張る意味がわからない。というより、物語の時間軸を50年も先まで引っ張ると、大河小説ならいざしらず、全てがぶち壊しになると、作者は理解していない。50年後って、ほとんど近未来小説になってしまう。それでいて、50年経っても朔太郎は都合よく、わりといろいろ記憶してるし(笑)。 面白かった『美しい彼』でも疑問に感じた点だが、障害や病気や何らかの身体的ハンディキャップをBLのモチーフに使うのは、やめてほしい。幼少時の心理的トラウマとかも、この作者に限らず、多用され過ぎていて、どうなのかと思う。まあ、BLに限らず、君のナンタラを食べたいだの、いまだに不治の病をモチーフにしたものが大ヒットする世の中だから、作家も版元も、ま、いっか、で安易に使うのだろうが。 それにしても、この作品のほうが『美しい彼』より高評価なのは不思議だ。単に私が読者として落ちこぼれということなのだろう。 この作品については否定的評価を下してしまったが、作者には今後も頑張ってほしいと思う。 | ||||
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SSも含めて、この設定ではこれ以上ないくらいのハッピーエンドだとは思います。 読んでいる最中何度も胸が締め付けられました。 素晴らしい作品だと心から思いますが、この先何度も読み返すには私には切なすぎますね。 でも、きっと数年後にまた読みたくなって再読しても、最初に読んだ時のように、同じように胸を痛め涙することのできるお話でしょう。 それくらい心に染みる作品です。 | ||||
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小説の内容も最後のSSもとても良かったのですが、主人公のつぐみの性格にちょっと違和感を感じました。つぐみの性別が女性なら納得のいく物語です。女性はホルモンの影響で男性よりも不安を強く感じるようになっています。恋人と別れただけで世界が安定しなくなるほどの不安を感じるつぐみの心理はまるで女性のようでした。 | ||||
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泣ける話が読みたくて読んだら思った以上に泣けて、話も切なくて深くて淡々としていてとても良かったです。 意見が分かれる最後のSSですが、あれがあるのはBL的にびっくりしたものの、それはまあ許容範囲(と言うと、上から目線のようですが)なのでいいです。 ただ、せめて攻も死んで欲しかった… この後の死も大凡想像できる範囲なんだから、受の死を描くなら攻も中途半端なまま終わりにせず、死まで描き切って欲しかった。なので☆-1です。そこ以外は大変良かったです。 | ||||
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最後の場面、ふわりと一緒に連れていかれる流れが私たちも朔太郎の記憶を体験しているようでした。そこからはもうずっと号泣してました。ここ一年で一番泣いたんじゃないくらいわあわあ泣いてしまいました。今まで死ぬほど商業BLを読んできましたが、こんな幸福で優しくてそして切ない読後感初めてです。すごく泣かせられたのに、ちっとも悲しい気持ちになりませんでした。こんな涙を小説で流したのは初めてです。そして本当に丁寧に二人の愛を描いてくださっていることに、感謝します。二人のうつくしくて、本当に本当に尊い物語に触れることが出来たことをとても嬉しく、幸せに思います。 | ||||
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話はとても良かったから購入しましたが 漫画本でも見たいなぁ。 | ||||
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このタイプの小説を初めて読みました。同性愛というテーマは難しい、というか考えるべき点が多いけどこの本は話の展開が軽やかなのでするっと受け入れられます。 一応、肉体関係の描写も入っていますが、あまりそこが主題ではないので、そういったアダルト描写重視の方はこの作品ではあまりミートしないと思います。 (でも素敵なストーリーなので一読の価値はあります。) 著者本人もあとがきで言っていますが、最後の短編のためにここまでの物語が存在していると言ってもいいほど最後の最後にぐっとくるものがあります。 | ||||
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切ないお話は大好きなんですが、泣くまで至るお話は案外少ない。 この本は泣きそうになりました。 BLの範疇を越えるいいお話は流石としか言いようがない。ヤコ先生が出て来て嬉しく、鬱陶しい元カレにガツンと言ってやったのがヤコ先生だったというのもいいですね。 切ない系がお好きな方、ケナゲ受けが好きなかたには特にオススメの一冊。 | ||||
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大好きな凪良さん、しかも泣けると大絶賛の作品。 設定も切なげですごく楽しみにしてました。 結論から言うとわたしには合わなかったです>< 本編もさらさら進んでいたように感じ、 え?ここでまだ素直にくっつかない?こういうのリアルっぽいっていうのかな・・・・とか(捻ろうとしすぎにわたしには思えました) 最期のSSも、べつにそこまで書いてくれる必要はわたしにはなかった。 人生を書ききる、ってとこがみんなの涙ポイントだろうけど、わたしは逆に感動を狙ったあざとい作りに思えてしまってしらけてしまいました。 苦手なヤコ先生が「ゲイの代弁者!」みたいに出てきたのも萎えポイントかな・・・ しばらく前に呼んだ天水桃が本当にツボ過ぎお宝本で、あちらのあとがきに「最近の自分だったらもっと捻るんだろうけど」みたいなことが書いてあった気がします。 わたしはそこまでの捻りはいらないです。 こういう人間もいるという、一意見でした。 | ||||
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筆力のある作家だと思います。十分に、やおい でも、 ライトノベル でも、もちろん、BLでも、要求にこたえる技量がありますね。ただ、それが、作家の創作意欲発揮にふさわしいかは、別にも思います。ほかの作品にも主人公たちの老衰・死別などが描かれてますね。 私は、そこがこの作家の才能だと思うのです。 それは、高齢化社会で、実際の「老い」が、残念ながら、このような作品にある輝かしいものではないことを知ってしまっているからです。悲惨で、無様で、我欲がむき出しになって、人間の尊厳が危うくなる場面を、たくさん見ています。 まさにこのSSは、夢であり、最高のストーリー展開ですね。実際にありえないという観点からは究極の「やおい文学」だと思います。 独居も、孤独死も、そう悪いものではないと、勇気をもらった気がしますね。読み返したくなる作品だと思います。 | ||||
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ドラマCDを聞いてからの原作を読みました。 ドラマCDも、予告をみて、絶対泣くやつだろう内容から、なかなか勇気がなく先伸ばしにしていましたが、気合いを入れて聴き始めたら、もう涙涙で、目からは滝のように涙があふれてくるし、鼻水も同様…。 これはやはり原作を読まねば!と、購入。 挿し絵もステキでした。 現実の世界に、この二人は本当に生きているのではないかと錯覚してしまいそうになる物語です。 朔太郎とつぐみ、それぞれの葛藤や苦しみ、愛しさ、切なさ…。 お互いに強く想いあっているからこそ、互いの為にと別れを選択してしまう…。 でも、どうしても離れられない…。 朔太郎の、「俺が俺じゃなくなったときは、なにも考えず捨てて行ってほしい…。」 朔太郎がつぐみと一緒になる覚悟を決めた台詞に号泣です。 是非、映画化してほしい作品。 同性愛云々を越えて、色々考えさせられるお話です。 是非、読んでみてほしい作品です。 | ||||
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良かったです。本当に良かった! 優しい気持ちのまま・・・・ SSを読み・・・・涙腺が崩壊しました。 泣けて、泣けて、鼻水をたらしながらも読みました(笑) 小説を読んであんなに泣いたのは久しぶりでした。 | ||||
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衝撃のSSでした。でもしあわせだったんだ。後から、ゆっくり納得できました。 | ||||
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凪良ゆうさんの書かれるお話は結構気に入っていて、色々と読んでいるのですが、 正直この作品にはガッカリさせられました。作者自身の「思い入れ」や「こだわり」に、 私自身はどうしても賛同できなかったからです。多くの読者から支持されて高く評価 されている作品を批判するからには、根拠をきちんと示すのが筋だと思いますので、 以下、あらすじに触れながら不満な点を述べていきます。未読の方及び、この作品を 気に入っているので感動に水を差されたくない、と思われる方は、読み飛ばしてください。 作品中に、つぐみと売れっ子マンガ家が会話している場面があって、「自分ではいいと 思って書いたものが読者に受け入れられるとは限らない」という趣旨の発言が出てきま すが、これはおそらく凪良さん自身の実感がこもったセリフなんだろうなと思います。 「あとがき」によると、SSを書くにあたって、担当さんには途中の「桃」のエピソードまでで 留めておいた方がBLらしくてよいと言われたのを、どうしても二人の幸せな結末を形にし たい、という自身のエゴを押し切って、読者からの批判も覚悟の上で好きに書かせてもらっ たとのこと。死が二人を分かつまで互いへの愛を貫いたつぐみと朔太郎の後半生を描き きったことで、凪良さんご自身は大いに満足されたようなのですが、むしろこのSSゆえに、 私にとっては大変不満の残る作品となってしまいました。 朔太郎は、つぐみより先に死なないと誓ったその言葉通り、つぐみを看取った後、共に 過ごした幸せな日々を回想しながら一人で生きていくことになるわけですが、どうせつぐみ を先に逝かせるのであれば、繊細で感受性豊かな小説家にふさわしく「佳人薄命」を地で 行ってほしかった、というのが個人的な意見です。天寿を全うし、愛する人に見守られて 最期の時を迎えるという幸せな幕引きも、確かに美しいとは思いますが、あとに残された 朔太郎があまりに不憫で、しかも「認知症の独居老人」のように成り果ててしまった姿に、 私は別の意味で切なくなってしまいました。これでは「不慮の事故による記憶障害」という 肝心の初期設定が台無しです。 二人の行く末をもう少し違った形で表現することは出来なかったのでしょうか。これ以外 の結末は思いつかなかった、というのであれば、作者一人の胸の内に留めておいて、二人 の行く末に関しては、読者が自由に想像する余地を残しておいてほしかったです。私は 「よくぞここまで書いてくださいました」と手放しで歓迎する心境にはなれませんでした。 近々ドラマCDが発売されますが、このSSがそのまま収録されるのであれば購入はしない し、ネット上にアップロードされていたとしてもおそらく聴かないだろうと思います。 | ||||
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途中何度もグッとくるところがあったのですが、その後のSSを読んで、もうダメでした。 BLでこんなに涙出た本初めてです。やばい。 あとがきに、この部分はいらないのではと担当の方に言われたけれど、通したと書かれていましたが、 削除されなくて本当によかった。 ああ、思い出すだけでジワっとくるー。 とてもいいお話だと思います。 | ||||
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先が気になり、夜中に一気読み… 号泣です。 もう、久しぶりに泣きました。 最後SSが色々考えさせられ胸が一杯で眠れません。 とても重いストーリーでしたが、優しいお話でした。 おすすめです! | ||||
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涙が止まりませんでした。 こんなに素敵なお話を読めて、大切な宝物が増えました。 この先も大切に何度も読み返していきたいです。 | ||||
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後半はだんだん面白くなってきました。最後のショットストーリーは予想外のエンディングを迎え、すごく感動して思わず泣きました。 | ||||
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はじめから最後まで、とっても暖かく切なく素敵なお話でした。優しい気持ちになって、生きてるってすてきなことだなと自然と思わされます。いちばん大好きなBL小説です。 最後のショートストーリーは、作者さんが特に書きたかったとのこと。私には切なすぎて、涙涙でした。 | ||||
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話の途中までは、まあ普段よく目にするBLと変わりないような感じでしたが、段々と明らかになっていく記憶の問題が話の中で重要になってきていた。 お互いに大切なのに、お互いのためと距離を置く二人にただただ切ないばかりでした。また、老いたあとも先立った人を毎日思い出している彼に悲しくなりました。 泣ける話が読みたい方はおススメです。私にはまだ遠い愛の話だったので、年齢を重ねて読むと印象が違うのかもしれません。 | ||||
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