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恋愛犯 Love holic



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【この小説が収録されている参考書籍】
恋愛犯―LOVE HOLIC (白泉社花丸文庫BLACK)

恋愛犯 Love holicの評価: 4.25/5点 レビュー 8件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.25pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

期待しすぎた

高校時代のクラスメイト勢田を見かけた日永。話す前に勢田は頭を打ち記憶を無くしてしまう。実は高校時代に日永は勢田をストーカしたことから色々あり、もう会わないと決めていた。

タイトルとあらすじから期待しすぎました。話の筋は木原音瀬氏でありがちな展開。日永がなかなかな執着心を見せてくれますがつい木原氏と比べてしまいました。
好きゆえの執着心といえば話としてはいいかもしれないけど、どうも自分勝手に見えてしまいました。勢田を好きになるという流れが何か弱いかも。

お約束のように勢田が日永を好きになるのも何かなあ。もっと恐怖が勝つ気がしてなりません。記憶を取り戻した後も安直かな。
恋愛犯―LOVE HOLIC (白泉社花丸文庫BLACK)Amazon書評・レビュー:恋愛犯―LOVE HOLIC (白泉社花丸文庫BLACK)より
459285022X
No.1:
(3pt)

やや病的で純粋な執着愛でした。

凪良さん作家買い。高校同級生日永と勢田の話、再会モノ。
土下座してたのが、一穂さんのとある本を思い出したけどあっちはそれでも可愛い系?でこっちはちょこっと病んでる系か(木原さん辺りでは痛い系)。
子供の性格のまま形成されずに大人になった感の日永の勢田への執着心が凄すぎる。
幼少時からの父親のモラハラによるためか、人とコミュニケーションをとらず好きなモノにのみ執着する愛の形を貫く姿は不器用を通り越して確かに少々病的ですよね。
インプリされた(躾の行き届いてない)ワンワンといえなくはないけど、一生懸命で純粋な愛情を持って(悪いこともやっちゃうけどその根本に)悪意がないのが救いなのかしら。
4年のブランクを経て再会した所から高校時代のストーカー恋情を交えて話は進みますが、勢田は記憶喪失になるし、日永は悪いと思いつつも身元に関するものを隠して一緒に住むように画策してる。
結局、勢田って日永にほだされたのかな。
勢田は勢田でお客サン的な他人行儀ではなく一個の人間として誰かに必要とされたい、その思いを日永が強く必要としていたから受け入れたんだっていうのが、恋情になるのかちょっと疑問に思ったんだけど。
恋愛感情は「思い過ごしも恋のうち」らしいし、いろいろな形があるんだろうから、日永と勢田が幸せならそれでいいのかな。まぁこれからは勢田が親的なポジションも担っていろんな人と接したり視野を広げさせればいい男に成長する可能性もありますよね。
執着系が好きな人には面白いと思います。
恋愛犯―LOVE HOLIC (白泉社花丸文庫BLACK)Amazon書評・レビュー:恋愛犯―LOVE HOLIC (白泉社花丸文庫BLACK)より
459285022X

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