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短編ミステリの二百年2



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【この小説が収録されている参考書籍】
短編ミステリの二百年2 (創元推理文庫)

短編ミステリの二百年2の評価: 4.43/5点 レビュー 7件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.43pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(1pt)

編者の一人よがり

とてもミステリとは思えない短篇が多い。全体的に打率はせいぜい5割といったところ。あとの5割は読まなくてもよかった。
最悪なのは無駄に長い巻末解説。語り口はどうやら都筑道夫の「黄色い部屋はいかに改装されたか」を真似ているようなのだが、本家には遠く及ばず、ことさら通ぶっているところだけがイヤミな感じだ。解説は本編と切り離して別巻にしてほしかった。
ひとつ事実関係で見逃せないのは、EQMM創刊号に乱歩訳として載った「妖魔の森の家」を本書p.585で「名前だけだったという話ですが」と書いていて、別人の訳に名義を貸しただけだったことを匂わせている。しかしこの訳は講談社文庫版の乱歩全集にもちゃんと収録されていて、いわば真正乱歩訳のお墨付きが与えられているものだ。通説に異を立てるときはその理由を詳しく述べるべきだと思う。
短編ミステリの二百年2 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:短編ミステリの二百年2 (創元推理文庫)より
4488299032

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