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グレイス・イヤー 少女たちの聖域
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グレイス・イヤー 少女たちの聖域の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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「嫌な作品だろう、でも面白いのだろう」と思って読みました。 つまらなかった。酷い話でした。 女性蔑視の閉鎖社会をひっくり返すではなく、「バカな女たち全員が酷い目にあう」「数少ない賢く善良な男が勇気ある行動で愛を手に入れ犠牲を払うが世の中を良い方へ変える」というお話でしたよ。 フェミの皮を被った女性憎悪小説。 ゲームのような世界設定と展開で、「女という被害者」をいじめ抜く話でした。 一部の男たちのみ善良で主人公を助け続け、女たちは全員無力で愚鈍。 「現実の女の置かれている社会状況のメタファー」「力強く生き連帯する少女たち」が描かれているという感想が多いことでしょう。でもこの小説を読んでもっとも喜ぶのは、女が嫌いでたまらない・女が苦しむと嬉しくなる人達でしょう。 | ||||
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男尊女卑の現実世界を映した、ディストピア世界の物語。 そこからの解放を描く!という触れ込みだったので、期待したが・・・。 結局、性的に主人公に惚れた男の助けで話が進む。 それも1人でなく。 ネタばれはできるだけ避けて書くけど、 こーんな都合の良い男いませんってーっっと言いたくなった。 最後も、このディストピア世界のからくりを告発するのかと 思いきや、なんだか男に救われてグタグタになし崩し。 そして子供を産んで、希望が、って 子供を産むことは解決ではないですよ?? 女性読者にはまあ、男が助けてくれるって話は 気持ち良いし、なんだか読後感は良いけど、 なんだこの程度の話か、です。 じゃあ男に性的に惚れられなかったら、 女は助かる道はないのか。 現実には誰もかれも男に(それも助けるだけの力をもつ男に) 惚れてもらえるわけではないし、 だから都合よく助けてくれる異性抜きの話を読みたかった。 褒めるポイントとしては、 ディストピア描写は細かく、完璧だったし、 隔離されたキャンプでの主人公の活躍も、これは ご都合主義でなくほんとに頑張っていて良かった。 しかし結局、21世紀になってもまだ、女性は創作の中ですら、 男さまに助けてもらうしか救いを考えつけず、 告発する場面すら描けない、 そういうことなのだろう。 実に残念な本だった。 | ||||
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●本書は圧倒的に女性の支持を受ける作品である。個人的には男性にはお勧めしません。女性たちの 会話に加わった男の、疎外感を味わう内容だった。この感覚分るでしょうか?途中でどうしてもペー ジをめくる気持ちを維持できなく、解説を読んだり行ったり来たり。心が本に集中できなくなった。 470ページのうち60ページほどでgive up。 昔からの弊習に唯々諾々と従っている女性たちを主人公とした、ディストピア小説。解説を読むと ページをめくる手も止まらないほど、面白いらしい。 ・男子を生まない女には価値がない。 ・女には男を誘惑する魔力を持っている。 ・女には発言権がない。 ・妊娠可能な年齢になったら赤いリボンをつけて町を練り歩く・・・ などなど。世界中から共感の声が寄せられたという。 女性は「共感」を特徴とする性だというが、しかし心の中では厳しい目で相手の女性を値踏みして いるらしい。まさにマウントをとっている本音が垣間見える。著者はそのように女性の内面もちらっ と見せていた。 60ページ以降どのような展開になるか予想できないが、面白くなりそうかどうかも分からないが、 男性そっちのけのストーリーに次第に飽きてきました。「グレイス」の意味も最後まで説明なしとい うのもなんか。読んでいたら分るでしょう?そのくらい察してよ・・・ということでしょうか。 | ||||
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