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すずめの戸締まり
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すずめの戸締まりの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.39pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全105件 21~40 2/6ページ
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映画を見る前に是非本を読みたいと思いました。とてもきれいな状態で、嬉しく思い、早速読みました。知人にも見せたいです。 ありがとうございました。 | ||||
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『すずめの戸締まり』に関して、私は映画の方を先に見たのですが、テンポ感をかなり重視しているがゆえに世界観が分かり辛く思えるところがあり、「小説版なら、ある程度分かりやすい説明がなされているかもしれない」と思って今作を読んだのですが、結果として、印象はさほど変わりませんでした。今作には「常世」という現世とは異なる世界が登場し、最初のうちは「死後の世界」のようなものだと思っていたのですが、話が進むにつれて、そういった一言では説明できない複雑な設定になっていくように感じられます。 かといって、「訳の分からない物語」という印象は受けません。「震災で親を亡くした少女・鈴芽が、各地に存在する常世に通じる扉を閉じる『閉じ師』として活動する青年・草太と出会う」という分かりやすい「ボーイミーツガール」(この場合は、「ガールミールボーイ」とでも言うのでしょうか)で始まりながらも、「草太がある種の呪いによって椅子と魂が同化してしまい、『一人』と『一脚』の旅が始まる」という展開はユニークに思えますし、その他にも、「様々な場所を巡って様々な人に出会い、最終的に、鈴芽が過去に被災した地へと辿り着く」というロードムービー的な要素や、派手なアクションシーン、所々に差し挟まれる幻想的な描写等、様々な「フック」となり得る要素が散りばめられており、それらと前述の世界観を上手く組み合わせて「エンタメ性」の強い物語を作り上げる手腕はさすがと言えるでしょう。 世界観を分かりにくく感じたこともあって、最高評価にし辛いところもあるのですが、変に説明を増やすと余計に話がややこしくなってしまうおそれがあるので、この世界観を一つの物語にするならば、今作のような形がある意味「理想的」なのかもしれません。そういう意味では、今作は「考える」よりも「感じる」物語と言えるのではないでしょうか。 | ||||
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映画を観て購入決定。 映画の中で映像として表現されたものを文章としてしっかりと表現されている。 | ||||
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ライトノベルで読みやすい。ただ、ミミズの形態とか挿絵のない場合に想像がしにくい人は映画を見てから読むことをおすすめします。 | ||||
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とてもいい作品で、読んでて楽しくなる本でした | ||||
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話題の作品で気になって購入しました。 実はこういう事って本当にあるのでは無いかと面白く読ませて頂きました。 映画でも見てみたいと思いました。 | ||||
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映画を観た時に、環さん物語をいただいて、本も読んでみようと思いました。どちらもお勧めします。 | ||||
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暇な時間に少しずつ読んでます | ||||
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新海さんの作品は、ひとを孤独にさせない。 環さんのものがたりを拝読し文庫も読みたくなり、 僅か数頁のところで…まるで新海さんからのラブレターのようだと。 記憶に色があるのだとしたら、その色彩に絡むように匂いもそこにあり、 たまに色彩が逢いにくると感情が尋常でないくらい多感になります。 そんな中、深いおもいに泣くのは幸せなことだと思うのです。 真っ直ぐに、ただ前だけを向いているすずめの語りがとても良い。 日本地図の箇所(P179)にダイジンの喜びがあり、 宇和海にて「……どきどきする」とフェリーで口にしたすずめのおもいに朝日があたる。 ルミさんの「あんた、どこまで行くん?」好きなフレーズなんですよ。 すずめにはこれからもたくましく生きてほしい「おかえり」にある未来がずっと続きますように。 | ||||
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映画が好きすぎて買いました。 映画では読み取れなかった詳細な表現が多く、読んでから映画を見るとさらに理解が深まり面白いです。 この映画に心打たれた方は必読級です。 | ||||
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面白かったです。あっという間に読んでしまい、そのまま映画も見てしまいました。良かったです。 | ||||
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初号版は特典が入っており、良かった | ||||
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面白い | ||||
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それにつられて、本日44歳のオッサンも映画を観てきました。 結論 傑作だと思いました。 理由 ①恐らく、環さんのような人生を送る日本人へのエール つまり、大人へのメッセージだと感じたこと (親・子・孫 という時空 それぞれの立場 その時々の責任ある立場の人の在り方 色々と刺さりました) ②当然 主人公と同じ中学生には深く刺さる というか タイミングを数年空けて複数回観てもらう価値がある と感じたこと ③監督が「今このタイミングを逃せば伝えられなくなる」とお話されていた意味が理解できたこと これらの理由から ナウシカの原作本(哲学系)に次ぐ価値(哲学系:現代日本人用として)があると感じました。 | ||||
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とても良い作品とだけ伝えておきます | ||||
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新海誠さんの代表作「君の名は」「天気の子」に続く、三部作として自然災害と人との関わり、その中での人と人とのつながりが描かれた作品である。特に、この作品は、2011年の東日本大震災をモチーフにした、今までありそうでなかった、被災した方のことを考えるとなかなか描くには難しいことをファンタジーを交えて描き出し、新海ワールドが見事に映し出されている。 | ||||
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孫達と映画を見に行き、本でも読みたいと言うので送りました。映画でよく分からなかった事も本で理解出来たと喜んでいました。 | ||||
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本書は、出版された時に購入。少し迷ったのだが、やっぱり映画を見る楽しみを優先して、見た後で読むことにした。一度くらいは、先に読んでみたいと思うのだが、なかなかその勇気が出ない。 作者の過去の4小説は、それぞれ映画を見た直後に読んだため映画との表現の違いがわかり易かったが、今回は映画を見た後、諸般の事情で40日ほど空いてしまったため、映画の印象は薄くなり、細部の記憶もかなりあいまいになっていた。 しかし、読んでいるうちにどんどん記憶はよみがえり、まるでもう一度映画を見ているような感じを味わった。 やっぱり新海作品が好き。 本書については評者の記憶の限り映画との違いが見当たらなかった。まさに映画をそのまま文章化したものと言えるだろう。 家庭用ビデオがまだ普及していなかった頃、本書のような原作本があればずいぶん重宝したことと思うが、残念ながらここまで映画と一致するものは見たことがない。 これは、本書の作者である新海誠が映画を完全に自分のものとしていることの結果だろう。彼の頭の中に生み出されたものが、片方では小説として本書になり、片方では絵コンテになり、ビデオコンテになり、映画として完成したのだと思う。両者が一致するのは当然と言える。 本書は映画の内容を再確認するための絶好のテキストだ。 一方、小説と映画では表現方法の違いにより、当然得意とする表現対象も異なる。深く掘り下げるとキリがないが、基本は、小説では登場人物の心情(心の動き)であり、映画では場面ごとの印象と、画面(物体)の動きだろう。それぞれが、おのおの得意とする分野でもう一方を補完することができれば、それが最高の組み合わせということになる。 評者は、作者の過去の4小説をその点で高く評価してきた。本書についても、その点では同じだ。 以下、評者が気づいたことなど。(ネタバレ有り) 【今さら評者が中途半端に指摘しなくても、既に多くの考察があちこちに発表されているだろうし、公式解釈と異なる場合もあると思うが、あくまでも一読者の感想として】 1点目、本作は、『星を追う子供』以来、久しぶりに少女を主人公とする物語であり、基本的に“ガール ミーツ ボーイ”の物語だ。 草太が椅子に姿を変えられる設定は、各地の童話で、男が魔物によって醜いものに変えられるが、乙女の愛によって元の姿を取りもどすというパターンを採用している。 また、この設定は、少女がイケメンの男と二人で旅をするという通俗的な設定を回避すると同時に、3本足の椅子のキャラクターが派手に動き回るというアニメーション特有のコミカルな描写を可能にしている。 ただ、冒頭の場面では、明らかにダイジンがおまえは邪魔と言って草太を椅子に変えてしまったにもかかわらず、終盤では、鈴芽はそのことを忘れてダイジンを許してしまっていることが引っかかる。結局、ダイジンが何故、草太を椅子に変えたのか、何故、ダイジンがそのような力を持っているのか理解できない。また、サダイジンも最初の登場場面とクライマックスの役割で設定が替わっているような気がする。 2点目、この物語の構造は『千と千尋の神隠し』を思い出させる。 主人公は人間ではないものに変えられてしまった大切な人を元に戻すために、試練に耐え、仲間と共に旅をして目標を叶える。(ブタに変えられた両親と竜に変身したまま戻れないハク。 椅子に変えられた草太。 カオナシが芹澤さん? 坊/ねずみが環さん? それともダイジンとサダイジン?) 年若く世間を知らない主人公が社会を知って大人になっていく。(温泉宿で働く千尋とスナックで働く鈴芽。 指導役の湯婆婆、釜爺、先輩のリンとルミさん、ミキさん、同い年の千果。) このパターンは『天気の子』にもあったが、本作に登場するルミさんのスナックが千と千尋の湯婆婆の温泉宿との近似を感じるのに比べて、天気の子で穂高が働く圭介の会社にはそれを感じなかった。 3点目、終盤、鈴芽は自分だけの後ろ戸を見つけて常世に入り、4歳の鈴芽に椅子を渡して、未来なんて怖くない!・・・あなたは光の中で大人になっていく・・・と告げる。この言葉は筒井康隆の『時をかける少女』以来の未来完了進行形のすばらしい言葉だが、この語りかけは16歳の鈴芽が自分自身のトラウマを解消するために行った精神療法のようだ。 また、この言葉は、『天気の子』で最後に帆高が陽菜さんに告げる“僕たちは、大丈夫だ”という言葉と同様に、作者が読者に語りかける言葉だと思う。 追記 記憶にないが、映画には宗像羊朗とダイジンが話をするシーンがあったらしい。同じシナリオから生まれた本書と映画に異なる場面があるということは何を意味しているのだろう。本書が完成した後、必要を感じて映画に加えたということか、それとも、まさかとは思うが、先に完成した映画では表現していたが本書では不要と考えて削除したのか? この物語には、最初、映画を見た時に思ったことよりもはるかに深い意味が隠されているらしい。 これまでの作品にもいくつかの謎や裏設定があったが、本作は段違いに奥が深いようだ。 作者は、どこまで設定を盛り込んでいったのだろう? これから、何がわかってくるのか? どんな解釈が出てくるか? 楽しみたい。 | ||||
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映画で観た方がいい。以上。 | ||||
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夢の中の出来事のように遠い記憶となっていた幼い頃の張り裂けそうな悲しみを鮮明に思い出し、今の自分が当時の自分にエールを送る時、気付くと涙で文字が読めなくなりました。 | ||||
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